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社員たちが号泣するFuntocoのチームビルディング合宿とは

Funtocoでは期末となる毎年9月、1泊2日のチームビルディング合宿を行なっています。

今回は、Funtocoのお仕事をサポートさせていただいている勝野が合宿に参加させていただいたので、第三者目線で客観的にその様子をレポートしていきます。

合宿の最後にはメンバーたちが号泣してしまうFuntocoのチームビルディング合宿。一体どんな内容の合宿なのか、会社やメンバーの雰囲気も含めてお伝えしていきます。

★合宿1日目

朝早くに会社に集合し、車複数台をレンタルして全員で合宿会場となるロッジ舞洲に向かいます。

Funtocoでは営業メンバーが全員揃うことも珍しく、合宿のカリキュラムが始まるまではメンバー同士で歓談しながら過ごされていました。中には入社して1ヶ月も経たないメンバーもいて、全員仲良く会話を楽しんでいます。

Funtocoのチームビルディング合宿では、外部講師の増田さんが毎年講師として研修を行なってくれています。

現在は高校野球に特化したメンタルコーチとして全国35校の野球部を支える増田さんですが、以前はベンチャー企業の取締役として数百人をマネジメントされていた経験もあり、企業の社員研修も行われています。

Funtocoのチームビルディング合宿は、そんな増田さんが作るオリジナルの研修カリキュラムに沿って進んでいきます。


合宿1日目は、今期1年間の振り返りからスタートです。2グループに分かれて研修を行っていきます。

まずメンバー全員にポスト・イット(付箋)が配られ、このポスト・イットに下記のお題についてそれぞれが記載し、グループ内で発表していきます。

・今期1年間で上手くいったこと(個人でも会社全体でも)

・上手くいった理由

・Funtocoの事業は誰のどんな問題を解決しているのか

・この1年で最も印象に残るFuntocoらしいストーリー

・今のFuntocoが抱える困難や課題

・今期1年間で困難から学んだこと

・この会社を1%でもよくするアイディア

お題はポジティブなものもあれば、会社の困難や課題に向き合うというシビアなお題もあり、適度な緊張感が漂いながら研修が進んでいきます。

記載&グループ内で発表したポスト・イットは、全員が見えるよう会場内に貼っていきます。

その後、全員の回答から増田さんがいくつか気になるものをピックアップし、2グループ全体の前でメンバーが発表する時間も設けられました。

それぞれのメンバーがどんな考えを持って仕事に取り組んでいるのか、どんなことを課題だと感じているのか、1年間でどんな学びを得たのか、さまざまな回答が飛び交います。

入社して数年経つメンバーも、1ヶ月にも満たない新人メンバーも、全員がフラットに発表していきます。


そしてこの日、特に印象的だったのは、「利益と善行の両方を考えて行動できたこと」と発表していたメンバーです。

Funtocoでは、「利益と善行を追求する」という考え方を大切にしています。これは、利益を意識して善行をするのではなく、善行の積み重ねが利益につながるという考え方です。

Funtocoは、理念として「国境を越えて働くチャンスを創り、日本にパワーを与える」「生まれた場所や環境に関わらず、挑戦する人が人生でチャンスを得られる世界を創る」というミッション・ビジョンを掲げています。

この理念を達成するためには、ビジネスとして事業を行なっている以上、利益も大切です。善行だけを追求していると会社は存続できないので、バランス感覚が重要になってきます。

経営陣だけでなく、メンバーがこのバランス感覚を持ってある種冷静に行動できている点が、会社として大きな強みだなと私は感じました。

また、Funtocoには良い意味で気を遣わない、ストレートな発言ができる環境が根付いています。

研修中、会社を1%でもよくするアイディアとして、営業メンバーから「出張経費を規定として定めてほしい」というリクエストが社長に飛んでいました。

この他にもたくさんのストレートな発言が飛び交っていましたが、普通の会社であればなかなかこういった発言はしづらいはずです。もちろん責任を持って発言することが大前提であり、Funtocoらしいなと感じる場面でした。

ちなみに、合宿後すぐ出張経費の規定が定められたそうで、メンバーの意見に耳を傾けるFuntoco経営陣の姿勢があってこそのカルチャーなのだなと感じます。


そして合宿1日目最後のカリキュラムは、営業やオペレーションなど、チームごとで今期1年間の実績を振り返り、来期の目標とあわせて全員の前で発表する時間が設けられました。

各チームの来期の目標は、「昨対比1.65倍の売上UP」「アポからの受注率を20%まで上げる」「外食分野で400名の内定者を出す」「チームメンバーを倍にする」「ビザ申請2,000件以上を達成する」「1人あたり100名の外国人を支援できる仕組みを作る」「エンジニアチームを立ち上げる」などなど盛りだくさん。

Funtocoの業績は客観的に見ても素晴らしい内容でしたが、現状に満足することなく、上記のように具体的な数値とともに更なる高い目標に目線が向いていました。

会場は大きな盛り上がりを見せ、この日の研修は終了です。


そして研修後は、毎年お決まり、Funtoco文化の象徴とも言えるBBQタイムです!

お肉をいただき、飲みたい人はお酒も飲みながらBBQを楽しみました。

メンバー同士の距離がより縮まる、こちらも大事なFuntocoのイベントです。

たくさん食べて飲んだあとは、自由解散です。

ロッジ舞洲内の大浴場に浸かるのも良し、メンバー同士ロッジ内で語るのも良し、就寝まで自由時間となりました。

男性メンバーは1つのロッジに再び集合し、夜中までたくさんの話題について語り合っていました。

Funtocoの未来、そして社長やベテランメンバーから新人メンバーへのメッセージなどもあり、特に新人メンバーにとっては学びや気づきの多い時間になったのではないかと思います。


これにて、濃く長い1日目が終了です。

★合宿2日目

チームビルディング2日目は、各自で自由に朝食を摂り、午前中が座学&ゲーム、午後がワーク&ディスカッションというカリキュラムで進んでいきます。

まずは、「黄金体験ゲーム」というゲームからスタートしました。

「黄金体験ゲーム」は会話がメインのゲームで、プレイヤー同士会話をしながら進めていくコミュニケーションゲームです。

まず2つにチームを分け、各チームで「親」の役割を決めます。親はお題が書かれたカードを1枚取り、自分に見えないようチームに共有します。

カードには、「遠足」や「格闘技」、「乗馬」など、”経験”することが書かれています。親は、「最近はいつしましたか?」「誰としましたか?」など質問をしながらチームとコミュニケーションを取り、カードに何が書かれているのかを当てるというゲームです。

チーム対抗戦という形でゲームは進みました。お互いの趣味嗜好などをよくわかっていれば素早く当てることができるゲームでもあり、両チームとも朝から大盛り上がりでした。

ゲームも盛り上がり、脳もシャキッと起きたところで、座学、ワークと進んでいきます。

座学では、

・現代の仕事に対する価値観

・自走する組織のつくり方

・人が組織を離れるとき

・最高のチームづくりの方法

・人間の幸福と健康を高める方法

・ソフトバンク孫正義さんの志の共有

などなど、チームで働く上で大切なことや、仕事に対する考え方、志しなどについて学びを深めていきました。

総じて、「目指す世界」と「良好な人間関係」が重要な鍵になるというような内容でした。

ここでは語りきれないほど濃密な内容で、仕事とは何かについても深く考えさせられるようなものでした。


座学パートが終わったあとは、ワーク&ディスカッションへと進んでいきます。

ワークでは、まず自分自身の性格診断(カラー診断)というものを行いました。

この性格診断は、自分は赤色・緑色・黄色・青色の4つのカラーの中で、どのカラーの特色が強いのかを知るためのワークです。それぞれのカラーごとに複数の性格的な特徴があり、自分を最も言い表している(自分が認識している)特徴を13個ピックアップしていきます。

たとえば、赤色であれば「親分肌」、緑色であれば「チームワーク重視」、黄色であれば「好奇心旺盛」、青色であれば「論理性重視」など、これは自分のことだ!と思う性格的な特徴をピックアップしていきます。

そして13個ピックアップしたあとは、さらにその中から、自分のコアカード(自分らしさを代表するカード)を2つ選びます。ここまでが、個人ワークです。

13個のカードが全く同じに並ぶメンバーは一人もおらず、当然十人十色です。

全員が選定し終えたところで、各色が持つ価値観について増田さんが解説していきます。

自分やチームメンバーは何色のカードが相対的に多いのかを見て、自分や相手が大切にしている価値観について学びを深めていくワークです。

上記は一部ですが、このように、各色の特徴について解説が進んでいきました。各色の価値観、大好物、やる気のスイッチ、コミュニケーションのポイント、力を引き出す言葉、苦手なことや弱点、心を乱す言葉など、その色の人と一緒に働く上でどんなことに注意したらいいのか、どんなコミュニケーションが理想なのかについて学んでいきました。

チームワークを高めるためには、自分を知ることはもちろん、チームメンバーとなる相手のことを知ることも非常に重要です。

このワークの最後では全体を4つのグループに分け、各グループ内で自分の13個のカードを共有し、ディスカッションを行いました。自身について発信することはもちろん、各メンバーに対してその人が認識していない特徴(強み)や、こんな特徴も持てたらもっと良くなるのではというフィードバックもグループ内で行っていきました。

このワークは毎年行っており、チームビルディング合宿のハイライトにもなるようなワークでした。


そして最後は、1日目の冒頭同様に、ポスト・イットを使ってお題に回答し、ディスカッションを行いました。

お題は、

・私の挑戦

・〇〇さんへの期待

・10年後の最高の未来

・なぜ人は感謝した方がいいのか

グループに分かれ、それぞれが発表&ディスカッションを行っていきます。

「感謝」について少し哲学的なお題がありますが、これはこの後の合宿最後の締めくくり時に繋がっていくお題でもあります。

「10年後の最高の未来」では、どのグループもワクワクさせる回答ばかりが並んでいました。2日間の研修も、まもなく終了です。


そして、Funtocoチームビルディング合宿最後の締めくくりは、毎年「感謝」で終わります。

まずはFuntocoの社長である山本さんから、メンバー全員に対して感謝のメッセージです。山本さんの思いのこもったメッセージがスクリーンに映し出され、ゆっくりと流れていきます。

「親愛なるFuntocoメンバーへ。Funtocoにいる一人ひとりの人生がそれぞれの道を歩んでいく中で、こうしてFuntocoという場で出会えて、一緒に働き、人生を過ごせていることに感謝しかありません。本当にありがとう。」

というメッセージから始まり、以下に続きます(一部抜粋)。

「思うように進まないアポ。なかなかきれいに進まない国内面接。毎日のように相談がくる支援業務。書類と情報に追われるビザ申請。実は複雑で大変なバックオフィス。」

「理想は大きくとも思ったように進まない毎日に、もどかしく、無力さや苛立ちを感じる日々があります。」

「未熟さや至らなさから出てしまう苛立ちや答えのない意思決定をし、今行なっている事業が本当に現地や日本のためになっているのだろうかと、自問自答する日々もあります。」

「その一方で、来日して頑張っている人たちからもらう笑顔や感謝のパワー、取引先からいただく叱咤激励を含む応援。多くの喜びも、同時に感じています。」

「あえてこの場でみんなに伝えることとしては、Funtocoメンバー、Funtocoに関わる全員の人生が豊かになってほしいと私は思っています。」

「今日、こうして、この場でみんなと同じ時間を共有できて、私は幸せです。最高のメンバーと大きな夢を見ながら、現実と向き合う人生は、最高です。だからこそ、やるべきことがあります。」

「目指す先はまだまだ先です。我々ができること、やるべきことを本気で、人生をかけて共にやりましょう。We can do it. みんな、本当にありがとう。」

感謝から始まり、感謝で終わる社長のメッセージ。周りを見ると、ほとんどのFuntocoメンバーが涙を流していました。号泣するメンバーもいました。

なぜFuntocoメンバーは、社長のメッセージでここまで泣けるのでしょうか。

それはきっと、社長の日々の言動とメッセージに一貫性があることはもちろん、メッセージにある通り、本当に大変な思いをしながら業務を行なっているからだろうと私は察しました。

社長もメンバーも、時に目の前が急に見えなくなることもある。でも、最高の未来を信じて、前に突き進む。そんな日々の繰り返しなのではないでしょうか。


そして最後は、この場にいるメンバー同士、1対1で全員に順番に感謝の思いを伝えていく場が設けられました。

全員が向かい合って、交代しながら順々に感謝のメッセージを伝えていきます。

ここでも、たくさんのメンバーが涙を流しながら、時にはハグしながら、お互いに感謝の気持ちをしっかりと伝え合っていました。

客観的に見ていて、「Funtocoはすでに、すごく良いチームだな」と強く感じました。

もちろん困難や課題はあるものの、涙を流せるほど一生懸命に仕事やチームに日々向き合っているということです。

そして今回の合宿を通して、全員がさらに絆を深められたのではないでしょうか。


さて、ここまでレポートを読めば、Funtocoの雰囲気やカルチャーを少しでも理解できたかと思います。

涙を流せるほどに仕事に熱中してみたい。最高の仲間と最高の未来をつくっていきたい。

そんな方は、ぜひFuntocoにジョインしてみてはいかがでしょうか。

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