一般社団法人ベンチャー型事業承継は、家業の経営資源を活かして挑戦・成長する「アトツギ」を支援し、「アトツギベンチャーを日本の新たなビジネスカルチャーにする」ことをミッションに活動しています。
私たちは、メンバーが大阪や福岡など異なる拠点に所属し、業務委託メンバーも一丸となってプロジェクトを進めるフルリモート・フルフレックスな組織。
だからこそ、年に一度メンバーが一同に会するワーケーションは、互いの熱量を確認する極めて大切な機会です。
私は今回の合宿が2回目の参加となります。入社直後で緊張していた去年に比べ、今年はメンバーへの信頼も深まり、より一層この組織の「熱量」と「愛」を感じる3日間となりました。
笑いあり、カオスあり、そして一歩前へ進むための深い議論あり。 3日間の様子をお届けします!
ワーケーションの舞台は、玉野競輪の熱気と瀬戸内の風が混じり合う町、岡山・宇野。
社団の立ち上げから8年目となる今回のワーケーションの舞台は、岡山県玉野市の「宇野」。地方活性化をビジョンに掲げる私たちは、ワーケーションを地方で開催することをモットーとしています。
今回の合宿には、初代から現在の事務局長まで歴代のコアメンバー3名が勢揃い。さらに、新しい風を吹き込んでくれる新メンバー2名も加わり、総勢12名での開催となりました。
お宿は、玉野競輪に併設されたユニークなホテル『KEIRIN HOTEL 10』。
デザイン性に優れたおしゃれな空間のすぐ隣には、赤鉛筆を耳にかけたベテランギャンブラーたちが真剣勝負を繰り広げる競輪場が広がっています。
ガラス扉一枚で隔てられた異空間の共存。まさに私たちのバリューである「カオスを楽しむ」をそのまま形にしたような環境に、メンバーのテンションも一気に上がります。
ベンチャー型事業承継が描く「アトツギが胸を張れる世界」
ワーケーション会場に移動し、最初に、改めて共有されたのが私たちのミッションです。
ミッションを補足する文章は、ジル(代表理事・山野のイングリッシュネーム。ベンチャー型事業承継ではフラット&フェアを掲げており、メンバーはイングリッシュネームで呼び合っています)が何人ものアトツギたちの顔を具体的に思い浮かべながら書き上げたものだそう。
そのエピソードを聞き、私たちは「誰のため、何のためにここに集まっているのか」を再認識し、胸が熱くなりました。ここは、徹底的に「挑戦するアトツギのための組織」なのだと。
愛と敬意の1on1
次は、メンバー全員との「1on1」。
「どんな背景でここにいるのか」「今、何にワクワクしているか」。
一対一でじっくり対話することで、メンバー一人ひとりへの愛と敬意を深めていきました。
瀬戸内の海を臨む芝生の上でピクニック。穏やかな風に吹かれながら、新メンバーとの交流も深まりました。
「フラット&フェア」な議論
2日目は、さらに踏み込んだ議論の時間。
「『アトツギ』と『支援者』に、5年後提供できる価値とは何か?」という重要なテーマに対し、2チームに分かれて議論を交わしました。
私たちがやりたいのは、「アトツギの新しいビジネスを助ける」ことではありません。
「家業を継ぐことは、その地域の未来を担うこと」と、誰もが当たり前に思える文化をどう作るか。そして、支援者側に、どのような意識変容を迫れるのか。
当たり前を疑い、ゼロから理想を語り合う時間は、非常にエキサイティングでした。
そして印象的だったのは、その議論が驚くほど「フラット&フェア」だったことです。
ジルは見守る側に徹し、事務局長から新メンバー、そして業務委託メンバーまで、立場に関係なく意見が飛び交っていました。
なぜこのような空間が自然と生まれるのか。
それは、「いい人採用」の組織に集まったメンバー全員が以下のような共通点を持っているからだと感じました。
- アトツギ支援という仕事に心から熱中している
- 「自分たちが組織の未来をつくる」という強い当事者意識
- 役職を超えて仲間をリスペクトする誠実さ
- 個々が自律し、プロとして努力を惜しまない
この高いプロ意識と人柄の良さが掛け合わさっているからこそ、忖度のない、本質的な一体感が生まれるのだと思います。
バリューを「体現」する組織へ
最終日は、社団が掲げる「6つのバリュー」をどう体現していくかの議論。ただ壁に貼っておく言葉ではなく、日々の行動にどう落とし込むか。
「このプロジェクトならこう体現できる」「明日からこれを変えよう」 具体的な施策が次々と決まり、帰路の途中にチャットツールで実行が始まるほどのスピード感!
最後には、個人と組織の未来を繋げる発表。 そこでは「次期事務局長になります!」という力強い宣言も!
その宣言に、自然と大きな拍手が沸き起こりました。キャリアの階段を自分で作っていける、この組織の自由さと力強さを象徴するシーンだと感じました。
「美味しいご飯を食べてほしい」。メンバーへの愛が詰まったフリータイム
メンバーが集まる機会だからこそ、リラックスしてエネルギーをチャージしてほしい。
そんなジルの想いから、今回の合宿も、昨年に引き続き、フリータイムや食事が非常に充実していました。
2日目の午前中は、それぞれの「玉野」を楽しむ自由時間。
黙々と仕事をする人、初めての車券購入に一喜一憂する人、弾丸で直島へ渡る人……。
この「個の自由」を尊重するスタイルも私たちの特徴です。
初日の夜ご飯は、地元の美味しい焼き鳥屋さんへ。
美味しい食事とお酒に、アイデアはさらに加速します。「アトツギ娘と、経営者になりたい婿候補のマッチング企画なんてどう?」 そんなアイデアが次々と飛び出すのも、このメンバーならではの楽しさです。
2日目の夜は、メンバーおすすめのレストラン「おいとま」へ。
ジルが「飲み放題じゃないから節度を持ってね(笑)」と声をかけて始まりましたが、あまりの美味しさにお酒も進みます。
2件目はカラオケへ。「誰かのためになることが好き」「人を喜ばせたい」というエンターテイナー精神の塊のようなメンバーたち。
「福岡のカラオケ大会で優勝」という経歴を持つ猛者もおり、プロ級の歌声にメンバー一同大盛り上がり。
最終日の解散間際にかき氷をみんなで食べたことも、良い思い出です。
ジルは「私はみんなに美味しいご飯を食べてもらうために、この場を用意した」と言っていましたが、その言葉通り、最高のご飯と景色、そしてユニークな体験が、私たちにエネルギーを注ぎ込んでくれました。
普段は拠点が離れていても、グッと距離を縮め、互いの熱量を肌で感じることができた3日間。
「アトツギベンチャーを日本の新しいカルチャーに」という正解のない問いに立ち向かうのは、時にカオスです。
でも、それを面白がり、愛と敬意を持って並走できる仲間がいれば、どんな未来もつくれる。そう確信できたワーケーションでした。
【一般社団法人ベンチャー型事業承継では、共に走る仲間を募集しています】
この熱量に共感し、アトツギの未来を一緒に作りたいと思ってくださった方。
まずはカジュアルにお話ししませんか?
あなたの挑戦が、日本の地方を、そして未来をカラフルに変える力になります。