こんにちは！LDI（ローソンデジタルイノベーション）の採用広報担当です！今回は2023年10月にモバイルエンジニアとして入社した譚寅さんに話を伺いました。

業務内容や働き方のほか、ローソングループの一員であるLDIについて入社前に感じていた先入観と入社後の印象などについて新人の視点で語っています。ぜひご覧ください！

中国出身、モバイルエンジニアとして日本企業でキャリアアップし2023年10月にLDI入社

－プロフィールをご紹介いただけますか。

サービスデリバリー本部　シニアアソシエイトの譚寅（タンイン）です。私は中国の山東省出身で、2010年に山東交通学院の情報工学部を卒業後、日本でNECソフト（現：NECソリューションイノベータ株式会社）に就職しました。

最初は中国の山東省にあるNECソフトの現地法人（NEC軟件（済南））に就職する予定でしたが、日本の本社からオファーをいただいたのでチャンスと考えチャレンジしてみたんです。私が就職した時期には技術的に世界の最先端だったので、可能なら日本の会社に勤めたいと強く願っていたからです。

日本語については大学のクラスで勉強していたほか、個人的にも学んでいたのでコミュニケーションに困ることはそれほどありませんでした。

就職してからはずっとモバイルエンジニアとして働いています。NECソフトではアプリ開発と言うよりシステム全体のバグ修正や案件対応を担当していました。

NECソフトに3年ほど勤めた後、フリーランスエンジニアとしてAndroidとiOSの両アプリ開発など自分の世界を広げ、その後キャッシュレス決済などを手掛けるベンチャー企業に転職しました。前職で6年ほど経験を積んだ後、2023年10月にLDIに入社したという経歴です。

前職を辞めたのは、モバイル開発を縮小していく方針に切り替わったのが理由でした。私としてはモバイルアプリ開発を続けたいと希望していたので、自分が成長するためには別の環境が必要と考えたんです。

－LDIに入社を決めた理由はどこにありましたか。

LDIを知ったのはWantedlyでダイレクトスカウトを送っていただいたのがきっかけでした。カジュアル面談に参加したところ、プロジェクトにおける仕事の進め方がとても丁寧な会社だな、と感じたのが第一印象でした。

レビューをはじめ全てが細かくきちんと管理されており、業務に対する真摯で誠実な姿勢に共感したんです。また、エンジニアのレベルが高かったのもLDIで働いてみたいと思えた理由でした。

前職はさまざまな制度が整っていないベンチャー企業でしたから人に教えてもらう環境ではありませんでした。全部を自分のやり方で進めていたんです。

もちろん個人で勉強してはいましたが、スキルをもっと伸ばすためには優秀な人達が集まる会社に移る必要がある、と感じていました。ですから、LDIに入社できたのは自分にとってとてもラッキーだったと思っています。

それからローソンが知名度の高い企業だったという点もLDIに魅力を感じた理由です。日本で暮らしはじめてもう長いですからローソンについてはよく知っていましたし、アプリも毎日のように使っていました。

誰もが使っている身近なアプリに自分のコードが入っているというのは仕事として誇らしい気持ちになるだろうな、と考えて入社を希望したんです。

iOSアプリ保守とアーキテクチャ置き換えを担当、リモートワークと裁量労働制で落ち着いた生活に満足

－現在の業務について教えてください。

私はサービスデリバリー本部で保守チームに所属しており、主にiOSアプリの保守を担当しているほか、アーキテクチャの置き換えにも参加しています。

現在使っているアーキテクチャが古いというわけではなく、使っている人が少ないため置き換えているという理由ですが、RxSwiftからApple純正のフレームワークへの切り替えを行っています。アーキテクチャの置き換えは一人で担当しているわけではなくグループで作業しています。

社内の技術環境整備は開発チーム全体に影響する業務ですから、とてもやりがいを感じますね。一緒に仕事しているのはリーダーの阪口さんや山形さん、それにプロジェクトマネージャーの畑沢さんが多いです。

皆さんスキルが高いので毎日何らかの学びや気づきがあり、自分にとっての刺激にもなっています。

※阪口さん・山形さんへの取材記事は下記のリンクをご参照ください※

－リモートワークは利用していますか。

はい、基本的には自宅で勤務しており、毎週1回出社してチームのミーティングなどを行っています。自宅で仕事する際には出社する時とペースを変えないようにしていますが、家族の生活に合わせられるのは裁量労働制の大きなメリットですね。

というのも、夕方に子どもが帰宅するので一度仕事を中断し、夕食までの時間を家族と過ごすようにしているんです。

おかげで毎日、家族全員で夕食と団らんの時間を持てています。その後、残った業務を片付けて仕事を終える、という日々です。

LDIに入社したのは業務に対する真摯な姿勢に惹かれた点も大きかったですが、リモートワークによる裁量労働制も魅力でした。前職の会社はコロナ禍ではリモートワークでしたが、収束してから出勤が必要になってしまったんです。

家族と過ごす時間がまた減ってしまうのは、転職を考える一因になりました。子どもを保育園に送り届けたり、熱が出た時に病院へ連れて行ったりなど妻に世話を任せなくてはいけませんから。

出勤が必要な勤務形態に戻ってからはずっと妻に申し訳ないな、と思っていたんです。自分にとっても通勤電車のラッシュで疲れてしまいますしね（笑）。

LDIに入社してからはそういった心配もなく、とても落ち着いて生活できるようになったと感じ満足しています。

ローソングループの堅苦しい会社？入社してみるとフレンドリーでカジュアルなカルチャーに安心

－入社前と入社後でギャップを感じた点はありますか。

ローソンは誰でも知っている企業ですよね。ですから、LDIはローソングループの一員として堅苦しい空気の会社なのかな、というイメージを抱いていました。

大手の企業グループですし、堅苦しいというか気軽に話しかけたりしづらい人たちの集まりかもしれないな、と思っていたんです。

でも、その先入観は入社してから覆されました。皆さん親切だし、フレンドリーな上にカジュアルなカルチャーでとても話しかけやすかったので安心しました。

LDIに入社してよかったなと改めて感じています（笑）。カジュアル面談で感じた業務への丁寧な姿勢という印象は入社してからも変わっていませんし、入社前と入社後で感じたネガティブなギャップは思い浮かばないです。

－入社してから印象に残っているエピソードはありますか。

コードに記述したコメントの日本語が間違っていると指摘されたことがありました。コメントに書いた内容とコードが一致していなかったんです。

自分の中ではとても印象に残る出来事でした。というのも、前職では自分の書いたコードをレビューして欲しいと願っても、していただく機会がなかなかなかったんです。

そのため、寂しいと感じる時も少なくありませんでした。自分の成果物に対して、批判でも構わないので何らかのレスポンスや評価が欲しかったんですね。

その点、LDIではどんなに細かな修正でも詳しく質問してもらえますし、それがコミュニケーションにもなっていますから、コメントの間違いを指摘していただけたのは嬉しかった（笑）。仕事に手応えを感じられますし、自分にとってのスキル向上にもつながっていきますからね。

自分の中では、間違いを指摘されたのに嬉しいと感じて不思議な気持ちになったので印象に残っています。ミスの指摘を含めて、自分の仕事を丁寧に見ていただける環境であることに感謝しています。

－将来のキャリアプランについてお話しいただけますか。

私はマネジメントへの興味や関心が薄いので、今後もエンジニアとして最先端を走っていけるようなキャリアを希望しています。

LDIにはスペシャリストとしてキャリアを追求できるパスが用意されていますので、今後もエンジニアとしてのスキルを高めていこうと考えています。モバイルアプリの開発エンジニアとしての道を究めていきたいですね。

常に最新技術を学び続けないと時代に取り残されてしまいますから、自分の守備範囲を広げつつ、最新のテクニカルな動向をウォッチし続けエンジニアとして成長していきたいと思っています。

入社2ヶ月で感じるのは働きやすさ、社員全員で作っている雰囲気でワークライフバランスも充実の環境

－休日はどのように過ごしていますか。

子どもが5歳なので、近所の公園やショッピングセンターに連れて行ったりしています。家族で過ごす時間を大切にするようにしているので、子どもが喜ぶことを優先させています。

旅行に行くこともありますよ。今年は子どもの誕生日に、家族で神戸まで行ってきました。神戸アンパンマンこどもミュージアム＆モールを訪れたんです。

ほかには、ビール工場へ見学に行きました。私はビールが大好きなんです。日本のビールは本当に美味しい。

日本に来てから既に10年以上経っていますが、どこへ行っても街はキレイで安全ですし、人との触れ合いも温かい。とても暮らしやすいので、家族でいろいろな場所へ出かけたいですね。

－LDIに興味を持っている求職者の方にメッセージをお願いします。

私は入社して2ヶ月しか経っていないので、わからないこともたくさんありますが、仕事をする上で最も気に入っているのはLDIがとても働きやすい環境である点です。リモートワークの裁量労働制でワークライフバランスは充実していますし、皆さんとても話しやすい人たちばかりです。

働きやすい環境を社員全員で頑張って作っているという雰囲気も感じられ、とてもポジティブな会社だなぁと感じています。個人のPCを業務で使えるBYOD制度もそのひとつですよね。

スキルの高いエンジニアが多いので、技術面でも成長できます。働きやすい環境で仕事しながら自分のスキルやキャリアを高めていきたいと考える方に、ぜひ応募していただきたいと思います。

（取材日：2023年12月1日　聞き手：垣本陸）