お寿司×日本酒
「寿司と日本酒の相性は最高。」と声高に叫ばれますが、実はお寿司と日本酒をしっかりと合わせることは非常に難しいと言えます。
なぜならば、お寿司は全てのネタに特徴があり、それぞれの味わいが大きく違うからです。しかも、余計な手を加えないことを念頭に置くお店が多いため、他ジャンルの料理のように、他の素材で日本酒側に寄せていくことができず、本当に良いペアリングは中々生まれない現状があります。
ただ、日本酒は懐が深く、相性が悪い食材は多くありません。そのため、悪くはないといったペアリングを終わることがほとんどです。今回のイベントは、そんな現状に疑問を持ち、しっかりと真価が発揮されるペアリングコースを目指したいと、寿司 健の大将 渡辺氏と話し合い開催を決定いたしました。
応募開始後、直ぐに予約が殺到し、3日で16席が完売。参加者の方の満足度も高い有意義なイベントとなりました。
名店の技を引継ぎながらも独自性のある寿司を提供する「寿司 健」
「寿司 健」は2022年の4月に開店。開店から3年で、食べログのTop1000にも選ばれる名店と呼ぶべきお店です。渡辺氏は銀座の名店「鮨 あらい」や「鮨 龍次郎」で個室を担当しており、次世代を担う職人としても注目されています。
奇しくも、MINAKIのファーストリリースも2022年。共に2022年に誕生し、最高の寿司と日本酒を追求する2つの物語が混ざり合い、特別な体験を提供することができました。
極幻×鮪4種のペアリング
イベント当日のコースは摘み7品に加え、握りが13貫。MINAKIからは「極幻」「極幻 FORMULA.2」「珀彗」に加え、「極幻 FORMULA.2 1年熟成」をご提供させていただきました。数々の名作とも呼べるペアリングが完成しましたが、その中でも特別反応の良かった「極幻」と「鮪4種」のペアリングをご紹介いたします。
互いのフラッグシップとも呼べる2つが重なり合うことで、イベント参加者から感嘆が漏れるペアリングとなりました。「鮪4種」は赤身と背側・腹側の中トロ、大トロになります。そこに冷蔵庫から出したて5℃から少し温度を上げた15℃の「極幻」を合わせました。温度が上がっても一切の雑味が浮かび上がらない味わいの特徴を生かし、寿司とお酒の温度を近づけながら、鮪の味わいに負けないよう甘みを少し引き出したペアリングです。
鮪を少し咀嚼した後に「極幻」を飲んでいただくと、美しい鮪の甘みや香りを邪魔せずに同調し、最後にフワッと鮪と極幻の余韻が香る素晴らしいペアリングとなりました。
イベント活動の意義
こちらのイベントもMINAKIにとってはほとんど利益を生みません。しかし、私達の提供するものはただの日本酒ではなく、MINAKIという日本酒を通した体験です。お寿司に限らず、本当の相性、ペアリングを体験いただくため、今後もこういったイベントは続けて参ります。