こんにちは、採用担当の叶田です。流通小売×ITの分野で20年以上歩んできたオープンリソースでは、老若男女問わず多種多様な社員が活躍しています。今回は2013年に中途入社し、現在マネージャーとして3組織を束ねるHajime.Sの話を聞いてきました!
Hajime.S
東京電機大学工学部卒業。流通業界を中心に開発から運用まで幅広いポジションを経験したのち、2013年オープンリソースに入社。百貨店や学生マンション向けの客先での保守運用開発を行い、現在は3組織のマネージャーとして自社サービス開発に従事。温泉やサウナが趣味で、ととのいながら新しいビジネスを考えることも。社内でも有名なアイディアマン!
品質に妥協しない開発を求めてたどり着いた、オープンリソースという会社
ー35歳でオープンリソースに中途入社した瀬沼。まずは入社前のご経歴について教えてください。
オープンリソースに入社する前は、13年間で3社を経験しています。主に流通業向けに、顧客分析や基幹、配送管理等様々なシステムを担当していました。フェーズも実装、運用、保守など様々です。
今後も流通業の開発に注力し、自身の強みとしていきたいと以前から考えていたのですが、3社目で入社した会社が思っていたよりも流通案件が少ないことにギャップを感じていました。
また、3社目はベンチャー企業だったのでまだまだ一次請けの直案件(※クライアントから直接発注依頼をいただくこと)が少なく、ほとんどが二次請け・三次請けという立ち位置。
そんな中でも有難いことにプロジェクトマネージャーとして上流工程から携わらせていただく機会も多かったのですが、やはり一次請けと比べると出来る範囲も限られます。そういった環境では、自分の求めるレベルのサービスをお客様に提供できないことに課題を感じていました。
そんなときに、オープンリソースの案件でアパレルメーカーのシステム開発を担当する機会があったんです。このプロジェクトを通してオープンリソースのメンバーと共に仕事をしていく中で、徐々に自分もこの会社で働きたいと思うようになりました。
というのも、オープンリソースは流通業向けのシステム開発を多く手掛けており、自分の強みを伸ばしていけそうだと思ったからです。また直案件が多く、裁量を持って仕事が出来そうな点も魅力でした。ここならば、自分の求めるレベルの品質をお客様に届けられるのではと考え、転職を決意しました。
受託開発から、自社サービス開発への挑戦
ーオープンリソースに入社後は、どのようなお仕事をされていましたか?
入社してから最初の6年間は、百貨店向けEDIシステムの保守・開発を担当していました。
EDIとは、Electronic Data Interchangeの略称で「電子データ交換」の意味。企業間の契約書や発注書、請求書などのやりとりに使われることが多いのですが、これを活用した物流システムを百貨店に提案し、大きな受注に繋がったこともあります。
お客様との信頼関係が構築されていく中で、もっとお客様の業績アップに貢献できないかと考え、EDIシステムの新しい活用方法を模索していました。例えば、百貨店のオリジナル商品の企画。事務的なやりとりに使われがちなEDIシステムを、商品企画という上流工程に活かせないか、と考えたんです。商品企画のプロセスを仕組み化し、企画・製造・調達の各業者とのやり取りをスムーズにすることで、お客様の先にいるエンドユーザーに対して新しい商品をより早く提供でき、その結果お客様の百貨店としてのブランド力を高められるのでは、という思いでした。
残念ながら、そのときはまだ自分の力量不足で実現には至らなかったのですが、「お客様のビジネスを一緒に生み出し、共に成長する」という仕事への姿勢は、その時に育まれ、その後も活かされているかと思います。
当時はまだSESや受託開発が中心の業務でしたが、そのころからお客様の要望通りのものを作って納品するだけなら、自分の中でそれは100点満点中10点。さらに、お客様が本当に望むものは何かを考え、期待値以上のものを提供することを目標としていました。
世の中には、「お客様から言われたことだけやればいい」という会社もあると思うのですが、オープンリソースはそうではない。「お客様の先にいるエンドユーザーに対して本当に良いサービスを提供していこう」という考えの会社なので、そういった点も自分に合っているんだと思います。
ーその後もずっと流通業向けの案件を担当しているのでしょうか?
いえ、2018年から、グループ会社の不動産企業・グッドルーム社とも協力し、gooddaysホールディングス全体として暮らし×ITの領域で自社サービスの開発に携わるようになりました。
きっかけは社長から声を掛けてもらったことです。これまで「自ら新しいビジネスを生み出す」というスタンスで仕事をしていたので、その点を評価してもらったのかな、と思っています。結果的にこれが、自分の中の大きなターニングポイントとなりました。
受託開発の世界では、お客様の中に正解があります。しかし、これからは自分が正解を考えないといけない。世の中に必要なもの、最適なものは何かを考え、「より良い未来を実現するサービスを私たちの手で生み出す」という、より一層強い使命感を持って仕事に臨むようになりました。
暮らし×ITの領域で、グッドルームとのシナジーを生み出す
ー現在の業務内容や、今後のビジョンを教えてください。
現在は
1.ネットワークなどのインフラ構築を担うチーム
2.AR/VRなどのシュミレータサービスを提供するチーム
3.グッドルームが提供する暮らしのメディア「goodroom」の開発を行うチーム
の、3組織のマネジメントを担当しています。
オープンリソースのマネージャー陣の中でも、複数組織を跨いで自社サービスのマネジメントを担うのは珍しいケース。そんな立ち位置の自分に課せられたミッションは、「オープンリソース」と「グッドルーム」という異なる会社がそれぞれ持つ強みをつないで、シナジーを生み出すことだと捉えています。
その1つとして最近では、オープンリソースで開発しているAR/VRのシステムをグッドルームの事業にも活用できないか、ということを思案しています。例えば「3Dシミュレーター」という、画面上に3Dでお部屋に家具を配置できるシステムを活用して、グッドルームが提供するホームステージング(※物件の賃貸・販売時に家具を配置して魅力的に見せるサービス)に使えたら、お客様への提案もスムーズになりますよね。
暮らし×ITは可能性のある領域ですし、オープンリソースもグッドルームも、まだまだ面白いものを沢山持っています。会社間の垣根を超えて、よいものを生み出すという役割を、自分が担っていきたいですね。サウナが趣味なので、よくグッドサウナ(※グッドルームの提供するシェアオフィス”goodoffice”に併設するサウナ)にメモ帳を持ち込んで、新しいアイディアが思いついたらメモしています(笑)。
また、生み出すだけでなく、それを世の中に発信し、会社のファンを増やしていきたい。「オープンリソースやグッドルームって面白い会社だな」「一緒に働きたいな」と思ってくれる方を一人でも多く作りたいですね。
ー最後に、この記事を読んでくださっている方へメッセージをお願い致します!
オープンリソースの代表・小倉博は、非常にチャレンジングな人物。これまで20年以上にわたりシステム開発の事業を行ってきた中で、今もなお新しいサービスを生み出し続けています。そんなトップがいる会社だからこそ、社員にも目一杯チャレンジさせてくれる、失敗しても受け入れてくれる、そんな度量の広い会社です。
そんな環境だからこそ、私自身も大いにチャレンジしてきましたし、今後は私自身が社員の皆にも新しいことに挑戦してもらえる環境を作っていく側だと思っています。チームのみんなにも「どんどん提案書を持ってきて」と話しています(笑)。
そしてオープンリソースをはじめ、gooddaysホールディングスには多様な仲間がいるのも面白いところ。プログラミングに長けている人、資料を作るのが上手な人、物事を整理するのが上手い人…。いろんな強みを持っている社員がいて、それぞれの個性を生かすことが出来る会社だと思います。
このインタビューを読んでくださった中で、新しいことに挑戦したいという想いをお持ちの方がいらっしゃれば、是非「話を聞きに行きたい」ボタンからご応募いただけると嬉しいです。あなたの強みを生かせる環境がここにはあります。私たちの追い求める、「どこにもないふつう」を、共に作っていきましょう!
瀬沼のインタビューはここまで。アイディアを生み出すだけではなく、周りを巻き込みながらそれを形にしていく推進力もあるのがHajime.Sの魅力。今後もその活躍ぶりは、オープンリソースにとどまらず、gooddaysホールディングス全体に大きな影響を与えていくことでしょう。
Hajime.Sのように、世の中にとっても必要なものを自分の手で生み出したい!という思いのある方、ぜひご応募お待ちしております!
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