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「三方良し」の仕事の仕方とは?取締役・フジイさんに話を聞いてみた。

今回はモフの取締役であるフジイさんに色々と質問してみました!(フジイさんのプロフィール)


ー 早速ですがフジイさんはモフでどんなことをされているんですか?

モフはデザイン会社だから、基本的には美大出身メンバーやデザインの訓練を受けているメンバーが多いのだけど、僕はそういうの受けていないんですよ。

以前はWEB業界に在籍してきたから、案件によってはコーディングもします。

だからこそ、システムエンジニアの技術的な話をデザイナー に向けて「こういうことですよ」などと言い換えることも出来ますし、逆にデザイナーの意図をシステムエンジニアに伝えるのも僕の仕事です。

また、プロジェクトマネジメントの考え方をモフに導入しました。

他のメンバーを補佐するような仕事をやっていて、具体的に一言で答えるのが難しいんですよね(笑)


↑お蕎麦さんの店長や新聞奨学生という異彩な経歴も持っているフジイさん。


ー 幅広いですね。プロジェクトマネジメントをモフに持ち込んだ際に気にしたことはありますか?

ドラッカーの思想で「社会にどう役立つかを考えないと、消費するだけの仕事になって継続性がない。」というものがありまして、それがモフに合ってると思いました。

もともと近江商人の「三方良し」という言葉をモフの中でも大事にしていたんです。「自分良し」「相手良し」「世間良し」で三つ全てが良しで良い商売だと言えるという考え方ですね。

なので、社会的に価値がある案件とかは積極的に受けるようにしています。

情報をかっこ良く見せるのであれば、グラフィックデザインだけを考えることで出来ます。

でも、僕らは「できるだけ多くの方に、できるだけ正しく理解してもらう」という目標を持って、世間を幸せにするものを作りたいと思ってます。


具体的な例でいうと、タイの河川とその領域の洪水リスクを視える化するという案件があったんです。要件としては専門知識を持っているユーザーが利用するデザインを考えるだけでよかったんです。

しかし、これは一般公開される情報だったので、専門知識がないユーザーが見てもわかるデザインであれば、広くタイ国民ユーザーの安心に繋がるのではないかと考えました。そこで、タイ国民ユーザーにも親しみやすい地図を追加で提案・実装をしました。


↑右側の追加で作ったバードビューはランドマークが描かれており、位置情報が把握しやすくなっている。


モフの技術やプランニングやデザインが”お客様”のさらに先の”お客様”にきちんと届く形で仕事がしたいという気持ちが強かったから出来た提案でした。


ー 「世間良し」の仕事を目指しているモフに合う方は、どんな方だと思いますか?

他の分野に対してリスペクトを持っている方ですね。グラフィックデザインが得意など、さまざまな個性はあると思います。さらに自身の得意分野以外に対しても尊重できる考え方があると良いと思います。

例えば、制作進捗においてグラフィックに全てが追従すべきだとか、システムがまずありきでそれに対して他が載るべきだとか、場合によってそういう優先順位は変わりますが、そこに絶対的な上下関係はないはずなんです。

お互いに持っているものを協力しながら活かしていけば、より良いものが出来ると思っています。そういう考え方を持っている方と仕事がしたいですね。

あとは全てが完璧に出来ることは求めていません。得意な分野があると同じように不得意な分野はあって当然だと思っています。僕はコピーライトもするので、メンバーに文章の添削を頼まれることもあります。頼まれれば快く引き受けます。逆にビジュアルデザインやグラフィックデザインが必要な場面では、僕がメンバーに頼むこともあります。

ー フジイさんありがとうございました!



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