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なぜ大手外資IT営業から国内スタートアップIT営業へ転職したのか?

はじめまして!2022年5月にテックタッチに営業で入社した椎名 巧です。

1993年に日立製作所の城下町である茨城県日立市で生まれました。

アクティブに体を動かすことが趣味で、キャンプや登山を年間通して楽しんでいます。写真はとても天気が良かった際に登った木曽駒ヶ岳のピークの写真です。

スポーツでは特技は182cmを強みとしたレイアップ…ではなく、スリーポイントシュートです。…正直大差はないのでバスケは苦手です。

とまあ、実際は球技全般苦手ですが、スポーツは大好きで体育大を卒業しています。高校卒業まで、ヒトを育てる教員という仕事に憧れていて、大学でも後半まで先生になろうとしていました。

そんな私が、外資ITを経て、なぜ今国内スタートアップの営業をしているのか?をちょこっと書いてみたいと思います。

どんなことをしてきたのか

一番の転機は、大学4年生、教育実習を母校でしていた頃。

高校生時代を懐かしみながら、教員としてのやりがいってこういうことかと感じていた、残り少ない日のある時、担当していた高校生から進路相談を受けました。

「先生、私は〇〇を学ぶことが好きだけど、将来やりたいってことはない。どんな進路に進めばいいでしょうか?」

私はそう質問されて、正直、的を射た答えを出せませんでした。詳しくは覚えてないですが、恐らく、恋愛相談を受けた際のふわっとした回答程度のことしか伝えられなかったんじゃないかなと思います。恥ずかしながら。

もし、このまま教員になっても、私は教員になる方法しか話せないだろうな、それ以外は「なんとなくこうなんじゃない?」ってことしか言えないと思うと、子供たちの将来を背負う仕事をする資格なんてないと感じました。

「それまでも教員になるか?」を、悩んでた時期もあったので何となく就活もしていましたが、ここで、将来教員をやるにしても、一旦世の中に出よう。と覚悟します。(大学4年の5月)

そこからは時期も時期だったのでがむしゃらでした。今思えば本当にラッキーなのですが、その時第一志望だったSalesforceへ入社することができたのです。

ちなみに、当時の企業選定理由は

  • 年功序列ではなく自分の成果を良い/悪いを正しく評価してもらえる
  • 世界や日本である分野で最も優れた製品を売っている
  • 社会貢献活動に社員が積極的に取り組む会社※

です。

※大学生当時ボランティアをよくしていました。ボランティアに来る方々の経験や知見がユニークで、「イノベーションやトランスフォーメーションは、このような多様性の中で起きる」と信じていたことが背景です。


Salesforce入社後は、怒涛の毎日でした。

端的にお伝えすると、Salesforceでぶつかるべき壁に全てぶつかったと言っても過言ではない、恐らくかなり出来の悪い不器用な営業でした。

その過程で、インサイドセールスで世の中の基礎のキをたくさん学び、その後チャレンジさせていただいたエンタープライズ向けのフィールドセールスでは、多くの方と協力しながら、お客様へ価値を届けることの楽しさを学ばせていただきました。

なぜテックタッチを選んだのか

そうして5年間過ごしてきましたが、6年目を迎えた2021年4月、一度これまでとこれからを振り返りました。

まず、Salesforceのこれまでの仕事は、歳を重ねる毎に好きになっていきました。

アカウント営業として、日本の大手企業の経営アジェンダに食い込んだDX基盤として、経営層の方々に対して提案できることには、とてもやりがいを感じます。難しさや大変さはありますが、それ以上に自身の提案によって、日本経済をよりよくできるという思いが、これ以上にない楽しさでした。

一方、とても当時の仕事は好きな反面、先を見通すと、これまでのスキルの幅の拡張とスキルの再現性の獲得が必要ではないかと考えました。

背景になっているのは、私が新卒で入ったときのメンターから「VSOP人材論」を学んだことです。20代はVitality、30代はSpeciality、40代はOriginality、50代はPersonalityを磨くという時期だと聞いて、当時から自身も意識してキャリア形成をしてきたつもりです。

1993年生まれの私は、6年目の春に数え年で28歳の代でした。20~30歳になる境目であるこの歳で、スキルの幅を広げつつ、エンタープライズ向けのセールススキルを深掘ることにチャレンジしてみようと、この時考えをまとめました。

まず、スキルの幅の拡張に当たって、明確な業務範囲が定まっている企業よりも、様々なことにチャレンジできるスタートアップに行きたいと思いました。

そして、将来の起業等の選択肢を増やすことも意識し、プロダクトを作る側とも距離が近い位置で仕事をできる組織で、ここから一気に拡大を目指していく勢いのある会社がいいと考えます。

この時点で国内スタートアップを軸とした転職に決めていて、かつ製品は特定業界に寄らないことで市況の影響を受けにくく、継続的な成長を見込めるホリゾンタルSaaSに絞り、あとは自分が売りたいと思える製品を扱っている会社を探しているときに出会ったのがテックタッチです。

エンタープライズ営業にて様々なお客様のシステムの導入状況を間近で確認させていただいていたからこそ感じていたのは、

  • 「どんなに素晴らしい仕組みだったとしても」
  • 「どんなにシステムを使いこなすための推進体制があっても」

エンドユーザーがシステムを使いこなすことは非常に難しいということでした。

こういったことを感じていたからこそ、会社をしっかりと見ていった際に、テックタッチの目指す「すべてのユーザーが、システムを使いこなせる世界に」という概念が、自分が取り組みたいチャレンジだと思いました。

その後、面接を受けた際にCEOのnakaさん(井無田)、直属の上司になるVPのSoushiさん(西野)をはじめ、様々な部署の方が集うミートアップでテックタッチにいる多くの方々と会話をさせていただくと、本当に素敵なカルチャーとワクワクするヒトたちだらけで、一緒に働きたい!と思い、テックタッチへ入社させていただくことになりました。

自分が考えるテックタッチの魅力

入ってみて感じたことは、想像以上の風通しの良さです。

テックタッチでは

バリューに

  • いつでもごきげん
  • 挑み続けろ 援護があるから

クレドに

  • あなたに興味があります
  • オープンコミュニケーション

があり、入るまでにあった社員の方々の空気感からしても、コミュニケーションしやすそうだなあ、と感じていましたが、思ってた以上でした。

この記事を書き終えた時点ではまだ15営業日くらいですが、まだ対面したことがないメンバーとも活発なコミュニケーションがSlackを中心に走っていて、リモート中心でも仕事が円滑に回る良いチームだと感じます。

そして、会社の経営状況や各プロジェクト、過去の蓄積情報も津々浦々オープンなので、私のような新しく入った社員でも、情報をキャッチアップしながら働きやすい環境にあります。

このことから、その他のバリュー、クレドも間違いなく浸透しているんだろうなと思いますし、それをこれから体感していけると思うとワクワクしますね!

今後について

テックタッチでは、これから売りを強化するフェーズになるので、これまで以上に多くのお客様へ価値を提供することになり、組織も拡大していきます。

私達が価値を正しく届けられれば、日本全体のビジネスが活性化することに繋がると信じていますので、ワンチームで価値を届けていきたいと考えています。

また、組織の拡大に対しては、これまで先人のメンバーが作ってきたカルチャーを大切にしながら、営業組織づくりの一端を担い、より多くのお客様に価値をお届けできるように精一杯チャレンジしていきたいと思います!

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