初めまして、オールブルー採用広報担当です! 🌊
「会社を守るということは、そこで働く人たちを守るということ」
取締役CHRO・斉藤早希は、静かにそう言い切りました。彼女が束ねているのは、人事・採用・組織開発から、経理・総務・法務まで——"人と組織を支える側"のすべて。。オールブルーの組織の基盤をつくってきた人です。
人生最初にぶつかった壁。IT未経験でITコンサル会社に総務として入社し、気づけばお客様の前に立っていた前職。そして、メンバーたちに強く言いすぎて後悔したという日々。制度の話を聞きにいったはずが、返ってきたのは、驚くほど人間臭い言葉ばかりでした。
プロフィール
斉藤 早希(さいとう さき) / 取締役CHRO
オールブルーの創業フェーズから参画し、管理本部長を経て現職。人事・採用・組織開発に加え、経理・総務・法務などコーポレート領域全般を統括する。前職はノーコード・ローコードでお客様を支援するITコンサル企業で、総務・バックオフィス全般とコーポレートDXを推進。IT未経験から自分で手を動かしアプリやフローを独学で開発し、やがてお客様の前にも立つようになった一人。
「会社を守るということは、そこで働く人たちを守るということでもあります」
ーー本日はありがとうございます。まず、役員になって一番変わった意識を教えてください。
よろしくお願いします!
役員になったからといって、何かが急に大きく変わったという感覚は、実はあまりないんです。ただ、「会社を守る」という意識は、より強くなったと思います。
その意識が最初に芽生えたのは、やはり会社を立ち上げたときです。それまでは、すでに存在している会社の中に大切な仲間や働く人たちがいて、自分はその環境に守られながら働いていました。でも、代表と一緒に会社をつくることになったとき、今度は自分たちが守る側になるんだ、と感じました。
会社を守るということは、そこで働く人たちを守ることでもあります。そういう意識を持って仲間を集めて、案件の継続やお客様との関係を築いてきました。会社を生み出したときから、この会社をずっと長く続けていきたいという気持ちがあります。そのために私には何ができるのか、みんなのためにどう力を尽くせるのかと考えてきました。
「仕事は、男女関係なく同じ土俵に立てる場所」
ーー人や組織への向き合い方に、一番影響している出来事はありますか?
子どもの頃の小さな出来事ではあるんですが、自分にとってはとても大きな挫折として残っている経験があります。
私は6歳の頃から空手をしていました。小学生の頃は体格や力の差もあまりなくて、男の子にも負けませんでした。人一倍努力して、毎日毎日汗だくになって泥臭く練習して、その結果大会で優勝してトロフィーやメダルをもらったり、目に見える結果を残してきて・・・「自分は誰にも負けない」という自信がありました。
ところが中学生になると、急に男の子の力に勝てなくなったんです。毎日たくさん練習して、自信を持っていたことなのに、体格差や力の差という、自分の努力だけでは埋められないものに直面しました。
そのときに、「女性は男性に勝てないんだ」と感じて、すごく挫折しました。すぐに「それでもやってやる」と切り替えられたわけではなく、しばらくはその現実を、そのまま受け止めていました。
でも、社会人になって仕事を始めたときに、少しずつ分かってきたんです。仕事は、男女関係なく対等に同じ土俵に立てる場所なんだと。そのときに心の底から仕事の楽しさを感じて、どんどん仕事にのめりこんでいきました。
「自分がお客様の前に出て提案できるとは、思っていませんでした」
ーー斉藤さんご自身も、ITは未経験からのスタートだったと伺いました。
そうなんです。前職には総務として入社して、もともとはバックオフィスの仕事をしていました。
その会社は、お客様にノーコード・ローコードを活用した支援をしているITコンサルティング会社でした。でも、自社のバックオフィス業務は人に依存していて、手作業もとても多かったんです。「これだけ使える技術があるのに、どうして自社の業務は効率化しないんだろう」と思って、総務の業務をデータベース化して、コンサルやエンジニアたちを見よう見まねで要件定義をして、独学でフローやアプリを開発していき、気づけばその会社のだいたいのバックオフィス業務を一人で自動化・効率化しました。
そうしているうちに「斉藤なら、エンジニアやコンサルタントとして、お客様の前に出ることもできるんじゃないか?」と上司から推薦され、案件に入るようになりました。バックオフィスの仕事を続けながらお客様先にも出るという二足の草鞋の働き方を、この時から始めました。
自分がお客様の前に出て提案できるとは思っていませんでしたが、実際にやってみると、すごく楽しかったです。お客様から「これ、すごいですね!」「こんなアプリが欲しかったんです」「こんなことまでできるんですか!?」と言ってもらえることが、とても嬉しくて。
最初は本当に未経験だったので、周りのエンジニアやコンサルタントがお客様へ提案している様子を横目に見ながら覚えていって、試行錯誤しながら色々なことができるようになっていくことが自分の中の成功体験として残っていって、やりがいを感じるようになっていきました。
「知らなければできない。でも、知っていれば、誰でもできることがあります」
ーーオールブルーのミッションの、どこに一番共鳴したんでしょうか?
インタビュー用の答えではなく率直に言うと、私は代表である佐藤さんの人柄がすごく好きなんです。「この人と一緒に働きたい」「この人のもとで成長したい」「この人のために何かしたい」と思って、会社立ち上げの時に、勝手についてきました。(笑)
一方で、オールブルーの「Only Digital Adventure」—誰もがITを活用して社会に貢献できる状態をつくる—という考え方には、前職での経験からのつながりがあります。
お客様から「こんなもの自分で作れると思ってなかったです」「自分でできてうれしい!」などの感想をたくさん聞くということは、それだけ、こんなに簡単に使えるIT技術で何ができるのかを知らない人が、たくさんいるということなんですよね。
知らなければできません。でも、知っていれば誰でもできることがあります。その可能性が、まだ世の中に十分広がっていません。だからこそ、それをもっともっとたくさんの人に知ってもらって、実際に使える人を増やすために会社を立ち上げる。この思いに、深く共感しました。そして、私たちなら、その社会を実現できると思い、参画しました。
「その会社自身が冒険できる組織でなければ、意味がありません」
ーーCHROとして、最初に組織のどこを変えたいと考えましたか?
私たちは、誰もが冒険できる社会をつくろうとしています。でも、その会社自身が冒険できる組織でなければ、その言葉に説得力はありません。
従業員のみんなが働きながら、「自分たちは今、本当に冒険している」と感じられるような、ワクワクする会社をつくっていくことが、実際にみんながお客様と相対したときに熱をもって自分事として伝えることができる。前職で私が経験したことそのものです。
いま担っている仕事で一番大きいのは、仲間集め、つまり採用です。事業部長や各チームの責任者も、自分のチームに合う人を迎えるために面接などのしてもらっていますが、その全体を総括する役割を担っています。また、会社の規則、福利厚生、休暇などの制度、研修、社内のポータルや申請系のルートなども、佐藤さんと相談しながら構築してきました。みんなが働きやすい会社、仕事が楽しいと思える仕組みはどんなものだろう。これからこの会社に入ってきてくれるまだ見ぬ仲間に弊社の魅力を伝えるためには、どんな制度があったらいいだろう。そんなことを考えながら、役員として日々試行錯誤しています。
理想の組織を一言で表すなら、「冒険している組織」です。組織の中にいる一人ひとりが、ワクワクしながら、楽しい!!!と思って仕事をしている。そして、「これが本当に自分のやりたいことだ」と思える会社をつくることが理想です。
「役員の声が、メンバーまで届きにくくなるんです」
ーー会社の"第二章"で、人事・組織として一番変えていこうとしていることは?
一つは、ミッションを組織の中へきちんと浸透させることです。
会社の規模は、最初の1〜2人から約10人、次に約20人へと、倍々で大きくなってきました。今期は40人規模を目指しています。
組織が大きくなると、全員と常に密なコミュニケーションを取るということは、段々難しくなっていって、上と下の距離が広がって、役員の声がメンバーまで届きにくくなります。本当はこんな風に考えていて、だから今これをやる。実はこんなことがあったから、今こういう形に軌道修正した。そんな些細なことでさえ、「トップダウンでおりてきたこと」みたいに、他人事のように感じてしまう場面が多くなってしまうことって、きっとあると思います。だからこそ、役員から事業部長やリーダーへ、そしてリーダーからメンバーへと、考えやメッセージがきちんと流れていく組織にしたいんです。中核を担う人やリーダーが、自分の尺度で組織の在り方や状況をしっかりとかみ砕いて落とし込み、それをその人なりの言葉で周囲へ伝えて、結果的に一つの方向を向いて組織全体を動かせる状態をつくることが、これからもっともっと会社を大きくしていくためには重要だと考えています。
その先では、今いるメンバーの中から新しい芽が次々に生まれて、花が咲くように、新しいリーダーが育っていく。そして、その人たちの下で、さらに次の人が育って、組織の輪が広がっていく。そういう状態を目指しています。
「どうしてあんなことを言ってしまったんだろう、と本当に後悔しました」
ーー逆に、しんどかったことや、空回りしてしまった経験はありますか?
私は本当にまだまだ役員としても、人間としても未熟で・・・一度、同じ案件に参画しているメンバーへ、かなり厳しく言ってしまったことがあります。
「もっと頑張らないと会社は大きくならないよ」「あなたたちがやらないといけないんだよ。本当にこのままでいいの?」というような言葉を、複数の人に同じ熱量で伝えてしまいました。
そのときは、一人ひとりの心理状態や状況、それぞれが抱える大変さなどをきちんと理解し、総合的に見て「この人には、今このタイミングで、こういう言葉をかけて上げるべきなんじゃないか」と考え、吟味し、頑張ってくれているメンバーを叱咤激励し相乗効果を生み出せるような声掛けが、できていませんでした。
同じ言葉でも、響いた人はいたと思います。一方で、「今でもこんなに大変なのに、これ以上できるわけがない」と感じた人もいました。「どうしてあの場であんなことを言ってしまったんだろう」と後悔し反省することがたくさんありました。やってしまった、と思い、うまくいかないことに悩むこともありました。
そこから学んだのは、組織づくりの根幹には人と人とのコミュニケーションがあるということです。こちらから頭ごなしに同じ言葉を投げるだけでは、もちろん組織は成り立ちません。
組織を構成しているメンバーは、当然ながら一人ひとり違う人格・性格で、趣味も嗜好も頑張る原動力も、何もかもが違います。そんな人たちが集まって、一つになって進んでいく。これは簡単なことではないんです。だからこそ、オールブルーを選んで働いてくれている一人ひとりの大切な仲間に対して、私たち役員もきちんと個別に向き合って、お互いのことを理解し合って、働いていて楽しいと思える環境を作りたい。もっとみんなと高みを目指したいと思える環境を作りたい。そんな風に考えながら、日々取り組んでいます。
「組織や人がつながって仕事をするというのことは、こういうことなのだとやっとわかってきた」
ーーそこから、メンバーとの向き合い方はどう変わりましたか?
最近は、みんなが少しずつ、自分の状況やメンバー同士のディープな話をしてくれるようになりました。「プライベートでこういうことがあって、今はこういう状況です」とか、「お客様からこういうことを言われて、こんな冗談言い合ったんですよ」といった些細なことも、気軽に話してくれるようになったんです。
そうすると、「この人は今こういう状況でこんなことに困っているんだな」と、少しずつ見えるようになります。その背景を踏まえて、「こうしてみたらどうだろう」とアドバイスをして、実際にその人の行動や成果が良い方向に変わったときには、その人の成長を肌で感じて、もはや感動します!(笑)「やったじゃん!うまくいったね!!」と一緒に飛び跳ねて喜んでしまいます。
そんなことを繰り返すうちに、組織や人がつながって仕事をするというのは、こういうことなのだと、少しずつ腑に落ちてきました。
この向き合い方は、本を読んで身につけたというよりは、実際の経験から気づいたことや、代表である佐藤さんの背中から学んでいる部分が大きいと思います。佐藤さん自身が、そういうふうに一人ひとりと向き合う人なので、その姿を見て、「自分もこうあるべきだ」と思うことはよくあります。だけど、みなさん一人ひとりが違うように、私も代表とは違うので、いまは自分のやり方ってなんだろうと私自身のステージを探すことに苦戦している日々です。実は私の悩みもぜひみんなに聞いてもらってアドバイスしてほしいな、と思っています。(笑)
「こんなに楽しくて大丈夫なのかな、と思うくらい、本当に楽しいです」
ーーこれから、どんな人に仲間になってほしいですか?
一番は、チャレンジ精神旺盛で変化が好きな人です。
ただ、その人自身が最初から強いモチベーションを前面に出している必要がある、ということではありません。会社の在り方に共感して、「この会社で働いていきたい」と思ってもらえる環境をつくることは、私たちの役割でもありますから。
仕事は1日8時間、週5日あって、人生のとても大きな部分を占めます。どうしても働かなくてはいけないその時間が、ずっと楽しくなかったり、なんとなくでやり過ごすような形というのは嫌だと思うんです。仕事が人生の一つの軸になって、仕事が楽しいことで収入を得て、プライベートもさらに楽しくなる。プライベートは楽しいけれど、仕事だけは嫌なもの、という状態ではなく、仕事も含めて人生を楽しめた方がいいと思っています。
だからこそ「こんなに楽しくて大丈夫なのかな」と思うくらい、本当に楽しいと思ってもらえるような取り組みやイベントを、これからもっともっとたくさん増やしていきたい。頑張っている人が報われる会社にしたい。私たちがそんな風に考えてやっていることを見て、現場からも自然とそんな動きが生まれてくるような、組織全体の一体感を生み出していきたいです。
一報で、仕事には本気で向き合います。今の会社のフェーズでは、大きな負荷で擦り切れそうになる場面も多いと思います。うまくいかないことだって本当にたくさんあります。でも腐らず、あきらめず、ときには本気でぶつかります。そういう、本気の勝負がしたい人には、ぜひ来てほしいです。
最後に——「迷っているなら、飛び込んでしまえばいい」
ーー転職や新しい挑戦を迷っている人へ、どのような言葉をかけますか?
自分の道は、自分で切り開かないと、誰かが代わりに切り開いてくれるわけではありません。
迷っているなら、飛び込んでしまえばいいと思います。飛び込んだ後に、道はできていきます。自分の中の秘めたる冒険心を解き放って、人生のワクワクを一緒に見つけましょう!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
おだやかな語り口の奥に、「ここで働く人の人生を預かっている」という静かな覚悟を持つ斉藤。定着率94.1%も、平均年齢28歳の組織も、異業種出身が約7割という顔ぶれも、この人が一つずつ設計し、守ってきたものでした。自分の道を、自分の手で切り開きたいと願う方にとって、これ以上、安心して冒険できる舞台はないはずです。
現在、\ 複数のポジションにて積極募集中 /です!
「まだ転職を迷っている」「今の環境に不安がある」——そんな段階の方も、まずはお気軽にカジュアル面談で話を聞きに来てください。まず、自分たちが冒険する。
その組織で、あなたの一歩をお待ちしています。👍