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【Interview #1】エンジニアとして組織の歯車になるのではなく、責任のある大きな仕事でやりがいを得たかった。


こんにちは!80&Company採用担当の高谷です。

この度、80&Companyの事をより深く知ってもらうため、メンバーインタビューを始めることにしました!記念すべきお1人目は、エンジニアとして活躍されている「東 健斗」さんです。


東 健斗(あづまけんと)

1992年生まれ。兵庫県神戸市出身。明石高専、神戸大学および大学院にて
農業工学やリモートセンシングについて学ぶ。
大学院卒業後、タイヤメーカー勤務などを経てソフトウェア開発・Web制作などに従事。
2021年に80&Companyへ参画し、主にソフトウェア領域を担当、
アプリケーションのフロントエンドからインフラ構築までの幅広い視野が強み。
趣味はファッション、音楽、インドカレー、コーヒー、百科事典サイトへの探訪。

ーー前職までの経歴を教えてください!

まず、学生時代は工業高等専門学校を経て神戸大学農学部、農学研究科へ入り、そこでリモートセンシング(衛星画像から農地の状況を判定する技術)の研究室に入って土地利用変化モデルの提案などをやっていました。この頃から自作PCを組んだりするなど、パソコン好きの少年でした。

新卒では縁あってタイヤメーカーに就職し、タイヤの開発や製品の品質向上などを担っていました。だけど配属で思い通りにならず、自分がやりたい事とはずれていて、モチベーションが上がらず、仕事そのものが面白いとは思えませんでした。好きな分野で楽しそうに仕事をしている人が世の中にはたくさんいて、でも自分はそれほど好きでもない仕事をして擦り減っていく毎日に耐えられなかったんです。

そこで、エンジニアに転職することを決意しました。

次の会社はWEB制作・システム開発を担っている会社で、制作要員となったり、自社のシステム開発をしていました。ですが、ルーティーン業務が多く、代わり映えしない仕事内容でした。同じことを繰り返すビジネスモデルだったんです。エンジニアとしてのスキル的にも新しい事に挑戦できない環境でした。もっと色々な現場を知りたいと思いました。そこだけで閉じてしまうのはもったいないと。


ーーエンジニアとしての職業人生を歩み始め、もっとスキルを伸ばせる環境で働きたいと思われたんですね。

そこで、2度目の転職活動を始めたところ、80&Companyの代表である堀池さんからオファーが来ました。軽い気持ちで面談しますボタンを押したんです。


ーー初めて代表の堀池とお話をした時はどんな印象でしたか?

技術者への理解がある方だなと思いました。例えば「技術者のタスク管理、チケット管理どうしてますか?」という質問をしたら、「GitHub、Backlog」ってすぐ返ってきたんです。以前は全く理解が無い職場だったので、驚きました。例えば、新しい便利な技術を使いたいと言ったら、「なんで?」となりスライドを作って説明しなければならなかったんです。堀池さん自身はコードは書かないけど、技術側と情報共有しているんだな、社内の風通しが良いんだな、信頼のおける技術系の右腕の方がいるんだなと感じました。

その後、CTO大川さん、VPoP多田さんを交えて面談し、Geekな人がいるなと感じました。雰囲気も和やかで良かったです。


ーー他社も受けていらっしゃったと思いますが、80&Companyに決めた理由は何ですか?

技術とビジネスが上手く噛み合っていると感じたからですね。後はフィーリングが合いそうだと感じました。同年代が多くて、コミュニケーションに困る事は無さそうと思いました。

大企業にいると、やれることって限られるんですよね。組織の歯車になるんじゃなくて、1人で大きい責任のある仕事をやりたかった。もっと頑張りたかった。やりがいを得たかった。

自社開発で大きい会社だと、プロダクトは数個だと思うんですね、けれど80&Companyには沢山あって。プロジェクトによってビジネスモデルが違う。新規事業開発をする会社なので、その案件の度に新しいプロダクトが作られる。私は結構飽き性なので、新しい事をやり続けたい。それが合うのかなと思ったのが率直なところです1つのところに腰を据えてっていうのも良いと思うけど、色んな事を単発的にやる方が好きかなって。


ーービジネスと技術が上手く嚙み合っているとは、具体的にはどういう事でしょう?

どっちかになっちゃうと思うんですよね。上手くかじ取りしないと。コードを書くっていうのは、負債を生み出すという考えなんです。書いた時から借金を生み出す。1年後に見直したら古い。それを修正するような努力(リファクタリング)が必要。技術者はそれを守りたい。だけど、それはビジネス的にはうまみが無い。つまり、本来その2つは対立構造にあると思うんです。

だけど80&Companyはそうじゃない。技術者とビジネス側が対等に話していると感じます。技術が強くてもだめですよね。素晴らしい技術があっても売り方が下手だと意味が無い。技術者ばっかりじゃビジネスできないですし。対立構造にあるのにそれが上手く噛み合っているのが80&Company。

技術者はコードを書くのが楽しい。一方、ビジネス側は「技術者って何やってるんだろう?」ってなりがち。お互いの理解が私は大事だと思います。1人で趣味でコードを書いているわけではない。収益を上げて給料としてもらってっていう話なので。その点は転職活動の時に重要視してましたね。


ーー今のお仕事の内容を具体的に聞かせてください。

メインは音楽マーケティングツールの開発で、月の半分くらいを占めてます。他には大丸松坂屋百貨店様のECサイトのフロントエンドを担当していたり、自社のECパッケージ開発にアサインされています。ちょこちょこあるのがランディングページを作ること。あとはフロントエンドのパフォーマンス向上であったりとか。

技術的な話で言うと、React、Next.js、Laravelなどが多いです。言語的には、TypeScriptやPHPです。最近では、GO-langやNest.jsの開発も進んでいます。


ーー仕事を進める上で、裁量があるなと感じるときはありますか?

めちゃめちゃあります。チケットを切ったら自分の責任になって、期日までに自分で解決しなければいけないのですが、フルリモート×フルフレックスなので、忙しいときはつめる、そうじゃないときはつめない、というのを自分の生活と合わせられるのはありがたい。

あとは、仕事の中身についても基本的に裁量しかなくて。(笑)「この機能を作ってくれ」となったら、設計も私がやりますし、そこに付随する事も全部。実走に関する制約は無いです。

技術の方向性は経営陣が決めますが、その範囲内では裁量があると思います。そして、経営陣(マネージャー)も、我々がやりたそうなことを提案してくれる週に1回1on1をやっていて、技術者がどういう事を考えているのか分かってくれていますね。

勉強会も週に1回やっていて、互いに興味のある技術とかを発表してるんですけど、それにもマネージャーが出てて。メンバーが何に興味があるのかを気にされている。1on1でも「最近、何勉強してますか?」って話になる。エンジニアって新しい技術が好きなんですけど、それを積極的に採用していってもらっているなと感じますね。


ーー自分のやりたい事をやれていると感じますか?

はい。充実していますね。開発者としてコードを書いたり、ランディングページ作ったり、サーバー構築したり。IllustratorとかPhotoshopとかを使って画像の編集もしたり。XDを使ってデザインの修正をしたり。幅広く色んな事がやりたいんです。小さい頃から図鑑とかめちゃくちゃ好きで、知る事が好きです。エンジニアの職業はそういう人の方が向いているのかなって思ったりもします。次々に新しい技術が出てくるんでそれに追いついていかないといけない。好奇心旺盛というか分からない事があったらすぐ調べるっていう姿勢が必要だと思いますね。


ーー組織は急拡大中ですが、どう感じていますか?

これからが楽しみです。急激に組織拡大しているけど利益も出ていて。単純にすごいなって。

最初、80&Companyって頭脳集団に見えたんですよね。堀池さん始め経営陣が凄そうだった。だけど、コミュニケーションのギャップは少なかった。皆の価値観が似てるんだと思います。例えば、無駄な事はやらないとか。結構徹底してますよね。

フルリモートでやってるっていうのもそういうところだと思う。その潔さというか、前例がない事にチャレンジしていくっていう姿勢はかなり好きです。入って良かったなと思いますね。自分も成長させてもらっているので、本当に嬉しいですね。


ーーどのようなご自身の成長を感じられていますか?

今、OJTを担当していて、ソフトスキルである接し方であったりとか、関係の構築の仕方とかを学んでます。あとは、技術面。フロントからバックエンドまで担当させてもらってて。もう色々させてもらってます。自分の糧になっていますね。


ーー80&Companyの良さって何でしょうか?

よく言われるのが自社開発か受託開発か。それぞれに良いところがあると思います。そもそもやる事が全然違う。80&Companyは受託開発でもなく「事業開発」なので、コントロールする範囲が受託開発よりもかなり大きい。差別化ポイントの1つですよね。

もう1個は、なんだろう・・・。皆が同じ方向を向いているのかなーと思います。そんなに人数も多くないので、みんな楽しそうにしてていいなーって。フィーリングの問題かもしれないけど。勢いもあるし。

大きな企業ではできない事がここではできる。大企業だとフロントエンドだけってなっちゃうけど、携われる範囲が広い。人がそんなにいないから。どっちをやりたいかですけど。私としては色んな事をやりたい。飽き性なんで。(笑)


ーー80&Companyの課題だと感じる点はありますか?

組織が未成熟な点ですね。例えば、困った時に誰に聞いたらいいか不明確。聞いたら皆教えてくれるんですけど。あと、技術者が足りていないので、1人の負担が重くなることもありますし、技術のノウハウがストックされていないとも感じます。

今のところ80&CompanyってTHE・ベンチャー企業って感じで、ランダムなエネルギーの突出ってイメージ。でも、今後は統制も必要になってくる。組織が大きくなることは喜ばしいけど、中身は今のままであってほしいなと思います。


ーー東さんの夢は何でしょうか?

夢・・・夢って言うと、日々こなした延長線上に夢というか未来があるのかなって最近思ったりしています。

技術者としては、技術を扱うことが楽しいし、まだまだ知らない事もいっぱいあって。我々エンジニアがやってることって、数学に似てると思うんです。問題解決。分かった時めちゃくちゃ快感。基本的にはそれが嬉しくてやってて。夢を語れるような人生送ってきてないですね。(笑)

ビジネスも分かってエンジニアの気持ちも分かって、コードもかけて。っていうのが今の目標です。エンジニアを統率する上では、エンジニアの気持ちを分からないとな、とも思っています。技術だけで一生食っていけるとは思っていないですね。

過去に、個人事業主だったこともあったんですけど、勝手に仕事がふってくる事はまずなくって。「どうやって価値を提供して、その対価としてお金をいただくか」。ただコードを書いているだけではお金は頂けなくて、僕らがやっている事は何らかの問題解決になっているはずなので。そこを理解できるようになりたいですね。

ーー最後に!80&Companyに興味を持ってくれている方へ一言!

楽しく開発しましょう!!

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