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エクスペリエンスデザイン部が考えるフィロソフィ「こころ配るデザイン」とは

ーハイブリッドテクノロジーズでは、デジタルプロダクト開発の領域拡大や提供価値の向上の目的で、組織編成を行い、2023年4月にエクスペリエンスデザイン部を設立しました。エクスペリエンスデザイン部では部署をより良いものに創り上げていくために独自のフィロソフィを決めました。

今回はエクスペリエンスデザイン部の部長の高島とマネージャーの希美佳にインタビューをしてフィロソフィについて伺いました。

ー部署設立に伴い、フィロソフィを作られた経緯について教えていただけますか?

高島:エクスペリエンスデザイン部は2023年4月に部署が作られたばかりで、まだ部署としては若い組織です。そのような中で部としてどのようなチームにしたいか、どういう方向性を持って仕事をするのがいいか、マネージャーの希美佳さんと話し合うことにしました

希美佳:そうですね。長期的に部署をより良くしていくためには、過去を振り返り、お互いのデザイナーとしての考えを知ることが重要だと考えました。しっかりと過去と現在を見つめ直すことにより、部として目指すものを一致させたい想いがあります。

ーそれはとても良い取り組みですね!実際にどのように進められたのですか?

高島:私が希美佳さんの住んでいる京都に行き、直接会って半日ひたすら話し合いました。デザイナーとしての原点である、「なぜデザイナーになりたかったのか?」から振り返り、デザインに対してどういう想いや考えがあるのか共有しました。その中から共通の腑に落ちる部分を洗い出し、それを体現するためのフィロソフィ、行動指針を決めることができました。

ーお互いの根底を知ることは仕事を進める上で重要ですよね。

希美佳:そうですね。今まではなんとなくお互いの考えていることを理解できているつもりでしたが、改めて向き合う時間を作り、今後のフィロソフィを決めれたことは大きな収穫でした。

ーデザインに対する考えにおいて、共通の腑に落ちる部分はどのようなものがあったのですか?

高島:沢山でてきましたので、重要そうな下記のものに絞りました。

  1. 人間味のあるデザイン。道具に命を宿したい。業務システムやアプリであっても。
  2. 言葉だけで理解したつもりになるのではなく、使う人がどう感じるのかが共感してデザイン出来ている人がいい。
  3. デザインする側の心が当社のお客様によって動かされ、お客様のプロダクトを心からよくしていきたいというマインドがうまれる関係性
  4. お客様が任せてくれる環境だからこそ120%の力を発揮できるデザイナー
  5. 体験において戦略を語れるディレクター視点の持ったデザイナー

希美佳:例えば3つ目の「デザインする側の心が当社のお客様によって動かされ、お客様のプロダクトを心からよくしていきたいというマインドがうまれる関係性」に関しては、デザインはサービスが抱える課題を解決するための手段であり、お客さんが本当にやりたいことを叶える必要があると思います。けれども実際はお客様から多くの要望をもらい、要件が膨らんでしまうことも少なくないです。そんな時こそ、一緒に最終ゴールを見て進めるような信頼関係が何より大切です。

高島:自分自身の過去を振り返るとお客様と対面で話して、対面でデザインを提案し、フィードバックをもらうことにより関係性を築けていました。対面だからこそ、お客様の様々な情報を収集でき、お互いを理解し合うことができていたと感じます。仕事の話以外もよくしていましたし、飲みに行ったり、人間性を理解した上で提案していたので、この人がデザインしてくれたから意図を汲み取ろうと思ってもらえたり、テキストでこう書かれているけど、どういう意図かなと考えていただけていました。

ーそれぞれに対して、お二人が深く対話されたことが伝わってきました!これらを体現するためのフィロソフィについても教えてもらえますか?

高島:はい、これらのデザインに対する考えをもとに「こころ配るデザイン」をフィロソフィーに決めました。

「こころを配る」には、ただデザイン業務をこなすのではなく、コミュニケーションを通して相手を慮ることが大切だという意味が込められています。こころを配る相手は、プロダクトを一緒につくる社内メンバー、プロダクトで事業推進するクライアント企業、プロダクトを使うユーザー、画面の先にいる人やことを想像して、こころを配っていきたいと考えています。

希美佳:私たちにとっての「デザイン」はカッコいいデザインなど表層的なものではなく、クライアント企業の事業を後押しする手段、課題を見つけ解決する手段、みんなが同じ方向を目指す灯台と位置づけました。

また、競合優位性をしっかり分析し、事業を推進することができると、社内やお客様から良い評価をもらい、様々な経験を得られたり、視野が広がり、なりたい姿に近づくと思います。こうやってデザイン業務を通して自己実現をしてもらえたら嬉しいですね。

高島:こういう姿勢で働いてもらえると、お客さんの評価に繋がり、プロダクトの品質が良くなり、エンドユーザーが使った後にも良い結果になるのではないかと思います。私たちの役目は、お客様のビジネスを成功させることなので!

ー最後にそれぞれどのような人と一緒に働きたいですか?

高島:デザインすることが好きな人でしょうか。多様な状況や人がプロジェクトに関わる中で、デザイナーとして課題を解決する手段を見立てて、それを推進することにやりがいを感じてもらえると嬉しいですね。また、多様な案件がある中で、成長できる機会も多いですので、向上心をもって積極的にトライできる方とご一緒したいですね。

希美佳:自分の作ったプロダクトを大切に思える人でしょうか。一緒にたくさんの素敵なデジタルプロダクトを作って行きたいですね。

ー本日は素敵なお話しありがとうございました!



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