組織の成長に伴い、働く環境やメンバー同士の関わり方は少しずつ変化していくものです。
特に変化の激しいWEB広告業界において、数年前の常識がそのまま現在も通用するとは限りません。
今回お届けする3記事目では、2021年に入社し、現在6年目を迎えた営業部の齋藤雅樹に、Litsの組織としての変遷について語ってもらいました。
彼が入社した当時の市場環境から、現在のチーム体制に至るまでの変化、そして多くのメンバーの入退社を見てきた彼だからこそ分かる、「長く成果を出し続けるために本当に必要なマインド」について、リアルな姿を語ってもらいました。
「やれば売れる時代」の終焉と、月曜朝に意見をぶつけ合う週1回の会議
僕が入社した2021年当時、WEB広告の市場はまだ「広告を出せばある程度売れる」という時代でした。ユーザーが広告を見て、そのまま商品を購入してくれるケースが多かったため、今振り返ると比較的成果を出しやすい環境だったと思います。
しかし、そこから徐々にユーザーのリテラシーが上がっていきました。インターネット上の様々な情報や触れ込みが広まったことで、ユーザー側も安易に物を買わず、事前にしっかりと調べてから購入を検討する形へと変化していったのです。
市場環境がそのように変わったため、これまでのやり方のままでは簡単に数字を作ることが難しくなりました。
こうした市場の変化に対応するため、現在の営業部では、毎週月曜日に1回、全員が集まる会議の場を設けています。この会議は、単なる業務報告の場ではなく、お互いに意見を率直にぶつけ合う場所になっています。
「もっとこうしてほしい」「ここをこう変えられないか」といった要望やノウハウを各営業が持ち寄り、一週間の大枠の軸決めや、それぞれの具体的な行動プランを話し合って決めています。
一社ずつの個人戦から、みんなで知恵を出し合う「チーム戦」への変化
この週1回の会議を行うようになった背景には、営業スタイルの大きな変化があります。
以前のLitsでは、一人の営業担当者が自分のクライアントやメディアを1社ずつ抱え、個人の責任の中で数字を構築していくスタイルが基本でした。いわば個人戦のような形です。
ですが、ユーザーの目が厳しくなった今の状況においては、一人の知識だけで課題を解決することが難しくなってきました。そのため現在の組織は、個人で完結させるのではなく、チームで協力してなんとかするという方向へと変化しています。
たとえば、僕が担当しているクライアントの商品について、数字が伸び悩んでいるとしたら、それを僕一人で抱え込むのではなく、「みんなでどうしていけばいいか考えよう」と、営業部全体で知恵を出し合う体制になっています。
この体制に変わったことで、僕自身も以前より仕事が進めやすくなったと感じています。
他のメンバーが今どのような実務を行っているのかが互いに見えるため、新しく入ってきた方にとっても、周囲に質問をしやすい環境が作られているのではないかと思います。
何十人も入っては抜けていった6年間。今、活躍している人の共通点。
僕は入社してから現在までの6年間、Litsの営業部で本当に多くの人の動きを見てきました。正直にお話しすると、この期間の間に、何十人もの人が新しく入社し、そして会社を抜けていきました。決して誰もが簡単に生き残れるような、甘い仕事ではないことも事実です。
そうした環境の中で、現在も組織に残って安定して数字を出し続けているメンバーには、ある共通点があると感じています。
飾らない言葉で表現するなら、それはやはり「根性」があるかどうかです。
ここで言う根性とは、古い精神論のようなものではありません。仕事を進めていく中で、クライアントから厳しい要望をいただいたり、思うように数字が上がらなかったりした時に、そうした試練にどれだけ耐えることができるか。そして、何か問題に直面したとしても、気持ちを切り替えて前向きに行動を起こせるかどうか、という粘り強さのことです。
現在、営業部で長く活躍している後輩や、かつて入社時期が同じで負けたくないと競い合っていた同期のメンバーを見ても、この土台となるスタンスは共通して持っているなと感じます。
ロジックは後からついてくる。まずは動ける「心に火が灯った人」に来てほしい
WEB広告の営業実務においては、数値をもとにしたデータ分析や、クライアントを納得させるためのロジカルな思考が求められます。しかし、こうした詳しい業務の知識やロジカルな考え方というのは、会社に入ってからいくらでも学ぶことができます。
実際、僕自身も入社する前はWEB広告の仕組みなんて全く知りませんでした。この6年間、Litsという環境の中で、チームで協力し合い、ノウハウを共有してもらう場があったからこそ、後発的に身につけることができた技術です。知識やスキルは、入社した後に実務をやっていけば、確実に覚えられるものです。
だからこそ、新しく入る方に最初から高い専門性を求めているわけではありません。それよりも重要になるのは、ロジックを覚える手前の段階として、まず自分の体を使って前向きに動けるかどうかです。
少し抽象的な言い方になってしまいますが、最終的に成果を出せるのは「心に火が灯っている人」だと思います。自分の行動に対して責任を持ち、最後まで諦めずにやり切る意志があるか。その姿勢がある方であれば、Litsが持つこれまでの統計データやノウハウを吸収して、必ず成功しやすいと考えています。
【編集後記】Lits人事・広報より
入社6年目の齋藤が語ったように、Litsの営業部は「ただノウハウ通りに動けば誰でも簡単に稼げる」といった、都合の良い綺麗事ばかりの組織ではありません。
市場の変化に伴い、個人の数字を追う時代から、チームで意見をぶつけ合って課題を解決する組織へと、日々地道なアップデートを繰り返しています。
何十人もの入れ替わりを経て、今も前線で数字を作っている齋藤をはじめとするメンバーの言葉には、事実に基づいた確かな重みがあります。業務に必要な知識やロジカルな思考法は、入社後にチーム全員でサポートしながら教えていく体制が整っています。
私たちが新しい仲間に求めるのは、スキルではなく、現状を打破するためにまず動こうとする前向きな姿勢です。
「自分の行動量で結果を変えてみたい」「チームで協力しながら、客観的な数字を武器に成長したい」という強い気持ちを持った方からのご応募を、私たちは心からお待ちしています。