株式会社キープサーチのセールスとして働く奥野さん。入社直後の3ヶ月は思うように成果が出せず、もがき続けました。それでも今、彼女は「この会社に来てよかった」と語ります。彼女を変えたのは、気合いや根性ではなく、結果ではなくプロセスを見てフィードバックしてくれる仕組みと、誰にでも気軽に相談できる距離の近さでした。
入社9ヶ月で新規獲得数No.1を達成した奥野さんに、話を聞きました。
「言語化できない課題」を一緒に考えてくれた最終面接
――まず、数ある会社の中で株式会社キープサーチを選んだ決め手を教えてください。
「そもそもの転職理由は、業務の幅を広げたかったことです。前職は営業に特化した仕事で、カスタマーサクセスやインサイドセールスのような他の業務に触れる機会がなかったので、営業としての幅はもちろん、その他の業務も含めて広げていきたいと思っていました。そのうえで、前職の人材業界での経験を活かせる環境であればなお良いな、というくらいの考えで、転職活動では複数の会社を並行して検討していました。
もうひとつ、自分の中でずっと課題に感じていたのが『言語化が苦手』ということでした。頭では考えていても、それをうまく言葉にできないというのが、自分の弱点だと思っていたんです。
その中で最終的に決め手になったのは、最終面接での対話でした。代表の『深掘り力』がすごくて、自分でもうまく言葉にできていなかった課題を、一緒になって考えてくれたんです。『どうなりたいのか』というところまで、対話を通じて整理してもらえました。まさに自分が苦手だと思っていた言語化を、この会社でならできると感じた瞬間でした。
面接というより、キャリアの棚卸しに近い時間でしたね。その中で、自分の性格とこの会社の風土が合っているという手応えを感じたのが大きかったです。スキルや条件のマッチングというより、人柄で選んだ感覚に近いですね」
自由度が高すぎて、何をすればいいか分からなかった最初の3ヶ月
――入社直後は、どんな状況だったんですか?
「正直、最初の3ヶ月はうまくいきませんでした。前職はルールがかなり細かく決まっている環境だったので、逆にここに来てからは自由度が高すぎて、何から手をつけていいか分からなかったんです。何をすればいいかの材料自体はたくさんあるはずなのに、それをどう組み立てて営業に落とし込めばいいのか、うまく整理できなくて。
扱っている商品はこれまでとほぼ同じだったので、最初は『それなりにできるだろう』という自信もあったんです。でも実際は、前職が決められた範囲の知識だけで完結する仕事で、コンサルタントというよりはメーカーとして決まった商品を販売するような感覚に近かったので、同じ人材業界とはいえ、そのまま応用できるような知識ではありませんでした。
頭では分かっているつもりでも、それが全然お客様には伝わっていなくて。実際にはまったく結果が出ていなかったんです」
――そこから、どうやって抜け出したのでしょうか。
「大きく2つあったと思います。ひとつは、いろんな人のやり方に目を向けて吸収したことです。それぞれのいいところや違い等を自分の中に落とし込んでいって、2〜3ヶ月目にかけてじわじわ自分のスタイルを確立していきました。
もうひとつが、あるアドバイスでした。『お客様から好きなタイプを具体的に聞けているのに、ずっと別のことをアピールしているよ』と言われたんです。言われてみれば、提案の型にはめようとしていて、お客様の課題をちゃんと理解できていなかったんですよね。ただこちらが準備している強みを、一方的に伝えているだけの状態だったんです。
さらに上長からも、『もっと自由にやっていい』と背中を押してもらいました。たぶん、同じようなことは前から何度も言われていたと思うんですけど、ちょうど自分でもどうしたらいいか悩んでいたタイミングだったから、初めて素直に刺さったんですよね。
この2つがあったからこそ、誰かが作った型に頼るんじゃなくて、自分なりのやり方を見つけられた気がします」
「裁量はあるけど、丸投げじゃない」――現場の声を仕組みに変える会社
――オンボーディング期間中、印象に残っていることはありますか?
「毎日の1on1で、商談内容を一つひとつ振り返ってもらっていたことです。『商談』の定義から一緒に整理してもらうくらい、細かく見てもらえた感覚があります。
大手企業のように厳格なルールで管理される環境ではないんですけど、かといって全部が個人任せというわけでもなくて。現場で出てきた課題を個人の問題のままにせず、会社としてきちんと仕組み化しようとしてくれる。そこにちゃんと向き合ってくれているのが、すごく心強いんです。
裁量があるのと、丸投げされるのは違うと思っていて。ちゃんと上長や役員が仕組み化まで責任を持ってくれるんです。感覚だけで売れって言われる方が正直しんどいので、そうやって落とし込んでくれるのは、すごく自信を持ってやれる部分です」
最後に
――キープサーチの組織風土や一緒に働くメンバーの雰囲気を、素直にどう思うか本音をお聞かせください。
「正直に言うと、営業一人ひとりが自分の数字にちゃんと向き合うのが当たり前になっている環境です。それが前提にあるので、人によってはしんどく感じる面もあると思います。ただ、ちゃんと向き合った分だけ見てもらえる環境でもあるんですよね。
役職に関係なく誰にでも相談できる距離の近さも、この会社らしいところだと思います。先輩はもちろん、代表にも普通に相談しに行けるんです。聞きたいことがあればその都度聞きに行けるし、一人で抱え込まなくていいんです。
しんどい時期があっても、そこから逃げずに向き合ってきたからこそ、今の自分があるんだと思います」