── 夜勤はない。でも、のんびり働く職場でもありません(笑)。
病院からクリニックへの転職を考えた時、
「クリニックって、病院より楽なのかな?」
と一度は考えると思います。
夜勤がない。
入院患者さんもいない。
急性期のような慌ただしさも少なそう。
定時で帰れそう。
実際、私自身も病院で働いていた経験があるので、そういうイメージは分かります。
では、実際にクリニックで働いてみてどうなのか。
regeの場合でいうと、
夜勤はありません。
でも、
仕事中は結構、体育会系です(笑)。
今回は求人票だけでは分かりにくい、クリニック勤務のリアルを書いてみます。
まず、夜勤がないのはやっぱり大きい。
これは素直に大きいと思います。
夜勤前に少し寝る。
夜中に働く。
朝に帰る。
生活リズムを戻す。
そしてまた次の勤務。
病院で働いている時は、それが当たり前になっていても、身体への負担はあります。
クリニックには夜勤がありません。
夜勤のない生活に変わること自体は、働き方としてかなり大きな変化です。
ただ、
「夜勤がない=仕事が楽」ではありませんでした(笑)。
忙しさの種類が変わった。
という方が近いと思います。
9時頃、スタッフが少しずつ集まります。
regeの診療開始は10時。
朝礼は9時50分です。
その前にスタッフが集まり、診療の準備をします。
予約を確認する。
今日来る患者さんを確認する。
検査や処置の予定を見る。
必要な物品を準備する。
「今日、この患者さん来るね。」
「この時間、ちょっと重なりそう。」
そんな話をしながら、診療開始に備えます。
そして10時。
診療が始まります。
10時を過ぎると、全員が動き始めます。
患者さんが来院する。
問診をする。
検査へ案内する。
医師の診察につなぐ。
次の患者さんが来る。
別の患者さんの検査が終わる。
医師から指示が出る。
理学療法士とも情報を共有する。
その間にも院内チャットが動きます。
「○○さん問診終わりました」
「次、検査いけます」
「先生、こちらお願いします」
「○○さん到着しています」
regeには、専任の受付スタッフがいません。
受付自体はシステム化していますが、患者さんが困っていたら、気づいたスタッフが声をかけます。
看護師だから問診だけ。
理学療法士だからリハビリだけ。
ではなく、
今、どこが詰まっているのか。
を全員が見ながら動いています。
たぶん、チームスポーツに近いです。
仕事中のregeを一言で説明するとしたら、
「試合が始まったら全員で走るタイプの体育会系」
だと思います(笑)。
上下関係が厳しい、という意味ではありません。
むしろ、
「今そこ空いてる?」
「じゃあ私やる。」
「こっち終わったから次行きます。」
という感じです。
自分の仕事だけを見ていると、全体が止まることがあります。
だから、自分の担当をやりながら周りも見る。
誰かが困っていたら拾う。
自分でできなければ、できる人につなぐ。
気づいた人が拾って、できる人につないで、必要ならみんなで考える。
小さいクリニックだからこそ、こういう動き方が必要になります。
そして、忙しい時は普通に言い合います(笑)。
これは求人記事に書くか少し迷いますが、書いておきます。
診療が詰まっている時は、みんな真剣です。
私と戸原先生も、普通に言い合うことがあります。
「いや、それだと現場回らないです。」
「でも、それだと診療としてはこうしたい。」
「でも今それやると、次全部詰まります。」
みたいな感じです(笑)。
その時、周りのスタッフはちょっとひやひやしながら見ています。
たぶん、
「お、始まった。」
と思っているはずです。
でも、5分後には普通に話しています。
意見が違うことと、関係が悪くなることは別です。
患者さんのこと、診療のことを本気で考えているから、ぶつかることもある。
でも、終わったら引きずらない。
人を否定するのではなく、考え方ややり方について話す。
そこは大切にしています。
午前診療は13時30分まで。でも、ぴったりには終わらないこともあります。
午前診療は13時30分まで。
ただ、患者さんの診療内容によっては少し延びることもあります。
なので、お昼休憩が少し遅くなる日もあります。
午前が終わったら、
「お腹すいた。」
と言いながら休憩です(笑)。
午後診療は15時30分から。
ここから、もう一試合始まります。
午後も、基本的にはずっと動いています。
問診をして、検査をして、診察につないで。
必要があれば患者さんへ説明する。
次回予約を確認する。
他職種と情報を共有する。
空いた時間があれば、物品を確認したり、マニュアルを直したり、翌日の準備をしたりします。
そして19時頃になると、スタッフの中に少しずつ、
「そろそろ帰る準備も考えよう。」
という空気が出てきます(笑)。
まだ診療は終わっていません。
でも、20時に診療が終わってから全部片付け始めたら、帰るのが遅くなります。
だから診療を止めない範囲で、
今できる片付けはする。
明日の準備も進める。
最後の患者さんまできちんと対応しながら、終業も意識する。
19時頃から、みんなちょっとだけ帰りを意識してそわそわし始めます(笑)。
これもリアルです。
「忙しい職場です!」を美談にはしたくありません。
ここは大事なところです。
忙しい。
全員で走る。
体育会系。
そう書くと、
「長時間働くことを良しとしている職場なのかな。」
と思われるかもしれません。
それは違います。
むしろ、
どうしたら無駄な仕事を減らせるか。
は、かなり考えています。
受付をシステム化する。
院内チャットで情報を共有する。
紙でやっていたものをデジタルにする。
マニュアルを動画と文章で残す。
誰かしか分からない仕事を減らす。
診療の流れが悪ければ、あとで振り返って変える。
「頑張って何とかする。」
だけでは、長く続きません。
忙しいからこそ、
仕組みで減らせる仕事は減らす。
ここは、これからも改善していきたいと思っています。
それでも、うまく回った日はちょっと嬉しい。
患者さんが多い日。
検査も多い。
診察も詰まっている。
「今日大丈夫かな。」
と思っていたのに、
看護師が問診をして。
検査へつないで。
医師が診察して。
次のスタッフが動いて。
誰かが詰まりそうになったら別の人が拾って。
結果的に、すごくきれいに診療が回った。
そんな日は、
「今日めっちゃ回ったね!」
と、みんなで拍手することがあります(笑)。
あれは結構うれしい瞬間です。
一人が頑張ったというより、
チーム全体で診療をつくった感じがする。
クリニックで働く面白さの一つかもしれません。
病棟とは、「忙しさの種類」が違いました。
病院とクリニック。
どちらが大変かを比べるつもりはありません。
病院には病院の大変さがあります。
クリニックにはクリニックの大変さがあります。
病棟では、入院患者さんを継続して見る。
急変対応がある。
夜勤がある。
多くの医療職がいる大きな組織の中で動く。
一方、小さなクリニックでは、
患者さんが来てから帰るまでの診療全体を見る。
自分の担当以外にも気づく。
その場で判断する。
必要なら他職種へつなぐ。
そして、診療の仕組み自体も自分たちで変えていく。
使う筋肉が違う。
そんな感覚です。
「クリニック=楽そう」で選ぶと、たぶん違います。
夜勤がない職場を探している。
それは全然いいと思います。
私自身、働き方はとても大切だと思っています。
でも、
「クリニックならのんびり働けそう。」
というイメージでregeに来ると、たぶん驚きます(笑)。
診療中はかなり動きます。
自分で考える場面もあります。
看護業務だけやっていればいい、という職場でもありません。
一方で、
「夜勤は卒業したい。」
「でも、暇な仕事がしたいわけではない。」
「患者さんのことをちゃんと考えて働きたい。」
「チームで動くのは結構好き。」
「せっかくならクリニックづくりにも関わってみたい。」
そんな看護師さんには、面白い環境だと思います。
働き方を変えても、仕事までつまらなくする必要はない。
病院を辞める。
夜勤をやめる。
クリニックへ転職する。
それは、
「看護師として楽をする」ことではなく、「働き方を選び直す」こと
だと思っています。
そして、働き方を変えたからといって、
仕事の面白さまで諦める必要はありません。
regeは、たぶん一般的にイメージされる「のんびりしたクリニック」ではありません。
仕事中は体育会系です(笑)。
でも、患者さんのことをみんなで考えて、診療をより良くするために意見を出して、うまく回った日はみんなで喜ぶ。
そんなクリニックです。
求人票だけでは、たぶん伝わりません。
勤務時間。
給与。
休日。
仕事内容。
もちろん全部大切です。
でも、
「実際にこの人たちと働いたら、どんな一日になるんだろう?」
は、求人票だけでは分からないと思います。
だから、regeでは見学も歓迎しています。
今すぐ転職するつもりがなくても大丈夫です。
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実際のスタッフを見てみる。
それから考えてもらえれば十分です。
仕事内容や勤務条件については、足と歩行のクリニックrege六本木の看護師採用ページにも掲載しています。
夜勤はない。
でも、暇ではない(笑)。
それでも、
「こういう働き方、ちょっと面白そう。」
と思ってくれた看護師さんがいたら、ぜひ一度regeを見に来てください。