経営とお客様向けの最前線という双方の視点から目指す、GEOTRAの新しいフェーズ【社員インタビュー#27】

こんにちは！いつもご覧いただきありがとうございます。

本日は8月からGEOTRAの副社長COOに着任された、中川善博さんへのインタビューをお届けします。

ー自己紹介をお願いします。

中川善博（なかがわよしひろ）と申します。

2025年8月にGEOTRAにジョインし、現在、代表取締役副社長COO兼営業部長を務めています。前職のKDDIでは約10年間法人営業一筋で、通信回線に加え、AIやDXなど幅広いアセットを組み合わせた大手クライアント向けの提案に携わってきました。

プライベートでは4歳と2歳の育ち盛りの二児の父でもあります。

本日はよろしくお願いします！

ー現在はどのような業務をされていますか？

副社長として会社の経営戦略や意思決定に関わりつつ、営業部長として営業組織全体の運営、計数管理、営業戦略を統括しています。また、私自身も主要なお客様を担当するプレイヤーとしての役割も担っており、経営と現場の両方の視点で事業にかかわっています。

プレーイングマネージャーとして現場の最前線に立ち続け、肌で感じた課題を即座に経営にフィードバックしていくことが、GEOTRAの良さであり、私の重要なミッションと捉えています。

ー中川さんが仕事をする上で大切にしていることについて教えてください。

「お客様の社員になったつもりで働く」ことです。単なる取引先ではなく、仲間として肩を組みながら提案を進めるイメージです。

営業として当然のことと言われたらお恥ずかしい限りですが、やることは非常にシンプルです。お客様の立場や状況を深く理解するため、直接対話（特に熱量が伝わる対面）し、一方的にならずまずは聴く。その上でスピード感をもって丁寧に接すること、信頼を得るにはこれに尽きると思います。

自社内の誰よりもお客様の事業に詳しくなり、「本当にお客様の為になるか」を本気で考え、社内の同志を巻き込んで進めることで、気持ちのこもった最善の提案ができると考えています。

お客様の想像、期待を少しでも超え、「任せてよかった」といってもらえる瞬間を夢見ながら日々業務をしています。情が移りすぎて、失敗した経験の方が多いかもしれません、笑。

ージョインされてから中川さんが感じた「GEOTRAらしさ」について教えてください。

初めてオフィスに入った時、まるで大学の研究室のような空間に、社長から社員、営業からエンジニア、ベテランから学生インターンまで、あらゆる立場や職種、世代のメンバーが垣根を越えて共存し、業務に取り組んでいる光景に驚きました。

三井物産とKDDIグループという大手企業の強力なアセットと安定基盤を持ちながらも、スタートアップ特有のスピード感と挑戦意欲といった、いちベンチャーとしての必要不可欠な風土が根付いていることが、GEOTRAらしさだと思います。

さらに、多様な専門性を持ち、自身の得意領域への強い誇りと高い熱量を持った優秀なメンバーが非常に多いことも、「らしさ」の一つではないでしょうか。

ー中川さんはこれまで営業・マネジメントとしての豊富なご経験をお持ちかと思いますが、GEOTRAの組織やプロダクトにはどんな特徴や面白さがありますか？

ビジネス経験豊富なメンバーと会社の7割を占める高度なデータサイエンスのスペシャリスト集団が深く融合している点が大きな特徴です。お客様の真の課題理解のもと、単なるデータ提供にとどまらず、意思決定に直結する指標の選定からデータ活用まで、プロフェッショナル集団がともに伴走する体制ができています。

また、人流を起点に目線を変えたプロダクト開発等をはじめ、提案の自由度が非常に高いことも大きな魅力で、面白さと可能性を感じています。

ーKDDIグループは全社的にもデータを起点とした事業開発を推進されているかと思いますが、こうした戦略の中で、GEOTRAはどのように位置づけられているのでしょうか？

GEOTRAは、KDDIグループの「サテライトグロース戦略」において、成長の核を担う非常に重要な位置づけです。KDDIが保有するモバイルビッグデータという通信のアセットを最大限に活かし、外部の様々な企業や自治体へ提供することで、新たな社会価値を創造するキーカンパニーです。グループ全体のデータ戦略の中核として、DXを加速させる「データの橋渡し役」として、グループ全体の成長を牽引する役割を期待されています。