海外事例で学ぶデータ活用最前線|株式会社GEOTRA 公式note|note
データ利活用の海外での事例をご紹介します。 都市計画、エリア戦略、脱炭素、交通など、様々なテーマにわたる事例をご紹介していますので、データ利活用のヒントにお役立てください、
https://note.com/2022geotra/m/m425a43dd75a8
こんにちは!いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は、GEOTRA公式noteの人気シリーズ「海外事例で学ぶデータ活用最前線」から、好評いただいている記事をご紹介いたします。
他の海外事例の記事もこちらからご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください!
(注):この記事は2023年7月28日にGEOTRA公式noteに掲載された記事を転載したものです。
本記事では、米StreetLight社が、人流データを飲食店の出店戦略に活用した事例をご紹介します。
StreetLight社は2011年に米国で設立されました。
スマートフォンの位置情報や自動車に搭載されたGPS機器からビッグデータを集め、独自の分析を行い、人流を可視化する、以下のようなソフトウェアの開発や人流分析を行っています。これらを通じて、交通という視点から様々な顧客のまちづくりを支援しています。
StreetLight社が、顧客の朝食チェーン店が保有する「通勤途中のドライブスルー利用者」のデータに着目し、通勤者の交通データを用いて、ドライブスルーで立ち寄りやすい新店舗の出店先に最適な場所を提案した事例をご紹介します。
StreetLight社が提供するデータのイメージ
出典: ”A Tale of Two Cities -Which streets are thriving in your city?” StreetLight社HPより
具体的には、
下図は、複数の候補地がある中で、その中の2ヶ所を示した分析結果です。
新店舗候補地前を通過する人数(推計)割合の分布
出典:"How a Breakfast Chain Chooses Store Locations That Drive Sales" StreetLight社HPより
これらの分析結果を踏まえ、StreetLight社は、下図で示す場所を複数の候補地の中からチェーン店の新店舗の出店場所として提案しています。人口密度の高いエリア周辺の①チェーン店の既存店舗の場所と、②候補店舗の前を通過する人数、③道路ネットワークなどを考慮し、最も立ち寄りが多いと想定される、新店舗出店地を特定・提案しました。
StreetLight社が提案した候補店舗地の図
出典:"How a Breakfast Chain Chooses Store Locations That Drive Sales" StreetLight社HPより
StreetLight社は、人流データと、道路情報や施設情報を組み合わせることで、複数の候補店舗地の中から、最も集客が見込める場所を、顧客に推奨しています。
これらのデータを用いることで、顧客である朝食チェーン店は、新店舗候補地の選定・評価を短時間に、より正確に行うことが、可能になりました。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
本記事では、米StreetLight社の人流データを用いて、新店舗候補地の評価を可視化した事例をご紹介しました。本事例が示すように、人流データを用いることで、店舗のマーケティングに関わる新たな知見を手に入れることができます。
来週は、こちらの背景にあるアルゴリズムについてご紹介します。
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