本日は設立当初の苦労話に関してお聞きしたいです！
よろしくお願いいたします。

奥田：よろしくお願いいたします！

早速なのですが、設立した直後はどのような仕事をメインでされていたのでしょうか？？

奥田：恥ずかしながらですが、設立当初は全く仕事がありませんでした、、
はっきりは覚えていないのですが、設立後6カ月間は全く受注もなく、売上は0でしたね。
今思うとなぜ乗り越えることが出来たのか分からないくらいヤバい状況ですよね！笑

6カ月間売上0ですか！？設立当初から順調なスタートなんだと思っていました、、
ちなみにその間はどういったことをされていたんですか？

奥田：朝から晩までテレアポを実施して、晩は毎日何かしらの交流会に参加して、という生活を繰り返していましたね、、
思っていたより遥かに苦戦した企業でした。というよりそもそもの想定が甘すぎたんだと思います。
当時思っていたのは、戦略を練ったり目標を立てるより、とりあえず1秒でも長く1人でも多くの人と会わなければ何も変わらないと思って、ひたすら架電していましたね！笑
テレアポと交流会を繰り返していくと自然と協業パートナーが増え、商談が増え、受注することもあり、なんとか乗り越えることが出来たというイメージです！
当時はそんなことを考える余裕もなく、目の前のことをがむしゃらに実施していたので、今となってはですが！笑

え、そうだったんですね…
代表がテレアポしていたなんて想像もしていませんでした！
設立後6カ月間の間でどのあたりから商談や協業の打ち合わせが増えてきたのでしょうか？

奥田：設立後の2カ月間はとりあえず10件/週のアポイントを目標にやっていたのを今でも覚えていますね！
達成できる週があったりなかったりだったのですが。
2カ月目以降は15～20件/週のアポイントを目標に、とりあえず自分のスケジュールを真っ黒に塗りつぶすことに夢中で取り組んでいました！
とはいえ、当時はまだオンライン商談などが普及していなかったので20件のアポが入っている週は、結構大変だったんですけどね！笑

たしかに週20件のリアル商談はパツパツのスケジュールですよね…
ただその中でも翌週以降のアポも常に作っていかないといけないということですよね？

奥田：そうなんです！そこが本当に難しい部分でしたね…
打ち合わせの無い時間帯は基本的にカフェでテレアポして、夜になれば交流会、交流会が終われば翌日の提案資料作成や事務作業…みたいなサイクルでしたね。
土日はアポイントが入らないので翌週すべてのアポイントの提案資料をまとめて作ったりもしていました。

それはめちゃくちゃなスケジュールですね…（苦笑）
設立当初は事務所は借りられていなかったんですか？

奥田：設立当初は実家を本店所在地として登記していました！
事務所を借りるお金がなかったので！笑
ただ実家ではテレアポに集中できないので、基本は家の近くのミスタードーナツかサイゼリヤでテレアポしていましたね！笑
今思うと本当にどちらの店舗にも長居して申し訳なかったと思いますね、、、
午前中ミスタードーナツに行って飲み放題のコーヒーを注文してテレアポ、ランチは持参したおにぎりを車の中で食べて、午後はサイゼリヤに行ってドリンクバーでテレアポ、がルーティンでした！笑

めちゃくちゃ大変な時期だったんですね。
想像以上の苦労でした、、
軌道に乗り始めたきっかけは何かあったのでしょうか？またそれはいつくらいだったんですか？

奥田：軌道に乗り始めたといっても本当に少しずつですが、時期としては設立後6ヶ月目くらいですね。
それまでは売上0貯金0みたいな地獄の期間でしたので。笑
売上が少しずつ立ち始めたきっかけは、前職の代表や上司・メンバーが案件を紹介してくれたり、僕が過去お手伝いしていたお客様に助けて頂いたりと、周りの人に恵まれていたことだと思います。
本当に両方とも今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

そうだったんですね。
では最後に、最も苦しかった6ヶ月間の経験も踏まえ、転職活動されている皆様へのメッセージをお願いしてもよろしいでしょうか？

奥田：売上面は先程のお話の通り様々な人に助けて頂いて、苦しかった時期のメンタル面は家族や友人含め沢山の人に助けて頂いてと、私は本当に周囲の人に助けて頂いて今があります。
経営者従業員問わず、いちビジネスマンとして、人との関わりは、自身が躓いた時の大きなパワーになると思っています。
IT化やオンラインコミュニケーションが一般化してきていますが、最後は「人」と思いますので、辛い時に助け合える関係性を増やし、より明るい未来を一緒に創造していけたらと思っています！