2025年9月にスタートした看護師専門実践型キャリアスクール「メディフリ」。今回は、そのメディフリの講師を務める氏田(うじた)里奈さんにお話をうかがいました。
オペ室で看護師として勤務しながら、結婚や妊娠、夫の転勤を機にWebスキルを学び始めた氏田さん。現在は0歳のお子さんを育てつつ、メディフリのSNS講師として看護師の新しい一歩に伴走しています。
目次
「一生は続けられない」という予感。憧れの職業だからこそ、働き方に悩み続けた
––Medifreeにジョインする前は、どんなところで働かれていたのですか?
「ビジネスメールも書けない」。それでも病院の外へ踏み出したわけ
「質問が怖い」病院時代から、「ナイステーブル上げ!」のメディフリへ。トップダウンでは味わえない仕事の醍醐味
あなたの経験は、誰かの可能性になる。「看護師の第二の人生」を創る喜び
「一生は続けられない」という予感。憧れの職業だからこそ、働き方に悩み続けた
––Medifreeにジョインする前は、どんなところで働かれていたのですか?
一般の急性期病院と大学の附属病院のオペ室で、計7年ほど看護師として勤務していました。
看護師は幼少期からの夢でやりがいのあるお仕事だったのですが、「この働き方を40代、50代になっても続けられる?」という問いは常に自分の中にありました。
夜勤や残業が多くて体力的にきつかったですし、結婚した夫は転勤族なので、どこにいても働けるようになったらいいなと。
だから看護師をしながらスクールでWebデザインやSNS運用を学び、時がきたら退職できるように準備をしていました。
––安定した「看護師」という仕事を離れることに抵抗はなかったのですか?
正直、ものすごく悩みました……。
せっかくお金を費やして取った資格ですし、ブランクが空くのも怖かったです。
日々新しい薬が出たりと、つねに知識をアップデートしておく必要がある業界だから、たった1週間休むのだって置いていかれてしまうような危機感がありました。
それに「私には看護師しかできない」と思っていて、自信も皆無でした。
外の世界で本当に通用するの?と。
でも本業と並行してWebデザインの仕事やSNS運用も始めていたので、妊娠をきっかけに思いきって働き方を変えようと。
「挑戦しないで後悔するのはいやだ」という気持ちで、退職を決意しました。
「ビジネスメールも書けない」。それでも病院の外へ踏み出したわけ
––病院とは文化のまったく異なるベンチャーのMedifreeにジョインしたのは、どうしてですか?
最初に「メディフリ」のLPを見たときは、正直なところ怪しいのかな?と警戒しました。(笑)
でも取締役と直々に面談をして熱いビジョンを聞かせてもらい、不安が払拭されました。
「この事業は医療業界をよくする一歩になるかもしれない」。
そう思ってジョインを決めたんです。
私もしんどい思いをしながら病院で働いていたから、「自分らしく働ける看護師さんを増やしたいな」「これを通して医療業界がよくなるならなんて素敵だろう」と思えたんですよね。
というのも、看護師をしていた頃はつらいこともかなり多くて……
体力的な負担に加えて、職場によっては昔ながらの慣習が残っていて、コミュニケーションに難しさを感じることもありました。
いま思えば精神的に限界だったんだと思いますが、涙が止まらずオペに入れないこともありました。
大好きだったはずの看護師の仕事なのに……と悲しかったです。
とはいえ「Medifreeにジョインして本当にやっていけるの?」という不安はありましたね。
自分には看護師しかできないという気持ちが根強かったので。
病院の外に一歩出たら一般的なビジネスマナーを何も知らない、メールの書き方もわからない、という状態だったんです。
「質問が怖い」病院時代から、「ナイステーブル上げ!」のメディフリへ。トップダウンでは味わえない仕事の醍醐味
––病院という場所とMedifreeの雰囲気の違い、氏田さんから見ていかがですか?
新人看護師時代は、わからないことを先輩に聞けば「そんなこともわからないの?」と冷たくあしらわれるのが当たり前。
そんな環境にいたので、新メンバーとして迎え入れてもらった当初はビクビクしていました。
でもこの会社はまるっきり違います。
質問をして「どこがわからないかわかってありがたい」と逆に感謝された時には、本当に驚きました。
誰かが助けを求めれば全員でサポートするあたたかいチームで、困ったことを相談すれば「ナイステーブルあげ!」という反応がある。
私が勤めていたような大きな病院では、業務の改善案を出しても「前例がない」と黙殺され、とにかく上の言うことを聞くトップダウン方式。
それと比べて、主体的に動くことを賞賛されたり、自分の提案が受け入れられたりすることがこんなにも嬉しいことなんだなあと。
上の指示に従ってこなしていく病院の業務とは180度違って、ここではまだ正解がないものを手探りでみんなで作っていく段階です。
そういった新規事業ならではの大変さはありますが、能動的に動くことをサポートしてもらえる環境で働くというのはものすごく楽しく、やりがいを感じます。
あなたの経験は、誰かの可能性になる。「看護師の第二の人生」を創る喜び
––「メディフリ」の大きな特長は、講師が全員看護師出身であることですよね。
受講生さんとは、看護師同士だからわかる「看護師あるあるトーク」でよく盛り上がっています!
元看護師の講師として、他の職種の人には見抜けない「看護師の専門性を活かした強み」を見つけ出すこともできるかなと思っています。
何より、最長10ヶ月間、メディフリを信じて入ってきてくれた受講生さんを、責任を持って全力でサポートしたいという想いがあります。
私も看護師として楽しいことつらいことをたくさん経験してきたからこそ、同じ看護師である受講生さんの夢を一緒に叶えられたら、そんなに嬉しいことはないです。
––いま働き方に悩んでいる看護師さんに伝えたいことはありますか?
かつての私のように「看護師としてしか働けない」、そう考えている人もいると思います。
だけど「病院の外にもあなたの強みを活かせる場所は必ずある」と言いたい。
ここはそれぞれの強みや経験を武器に輝けるあたたかい場所だよ、と伝えたいです。
私もまだ入りたてですが、今度は新たにMedifreeに飛び込んできてくれた方の一歩を全力で支える側にまわりたいと、そう思っています。