もはや校正・校閲"だけ"の会社ではない。人間味のあるコミュニケーションがお客様・読者の心を動かす | 株式会社BALZ
こんにちは!株式会社BALZの採用担当です。弊社では「BALZのリアルを届ける」を目的に、働く社員インタビュー記事をお届けしていきます。「もともとは"校正・校閲の会社"として知られていたかもしれ...
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こんにちは!株式会社BALZの採用担当です。弊社では「BALZのリアルを届ける」を目的に、働く社員インタビュー記事をお届けしていきます。
BALZは校正・校閲やWEBメディア運用の会社でしたが、新規でショートドラマ制作事業がスタートしました。この記事では新規事業に挑戦する若手社員に密着した内容となっています。
「動画をつくることよりも、人の想いに向き合うことが大切なんです」
そう語るのは、今回初めて動画ディレクションに挑戦したメンバー。これまでWEB運用や校正で大切にしてきた「細やかな気づき」や「寄り添う姿勢」は、動画づくりの現場でもそのまま活きていました。
クライアントの理想を丁寧に受け取り、動画制作部隊と形にしていく。決まった型がないからこそ、一人ひとりが自然に役割を広げ、支え合いながら前に進んでいます。
今回の記事では、立ち上げフェーズの裏側と、BALZらしい動画づくりの姿をお届けします。
★BALZでは、動画に関するポジションを募集開始しました!「何それ」「どんな内容か気になる」方は特に、最後までお読みください!
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今回ショート動画プロジェクトが動き出したきっかけは、店舗型のビジネスを展開するクライアントが抱えていた「従業員の魅力をもっと外に届けたい」という切実な想いでした。店舗には一定のリピート客がついていますが、さらに「従業員たちの良さを、もっと自然に外へ伝えたい」という願いがあったのです。
同時に、採用を強化したいという背景もありました。「業務委託」という選択肢を用意していても、正社員との違いが十分に伝わらず、魅力が埋もれていたんです。自由度の高い働き方や成果が収入に反映される仕組みを、もっと多くの同業者に知ってもらう必要がありました。
こうした複合的な課題に応える形で生まれたのが、「ショートドラマによる表現」という新しいアプローチです。動画なら、働く姿のリアルも、人柄の魅力も、その人が持つ空気感まで自然に伝えられます。
さらに、SNSではショート動画がぐんぐん伸びている現代。求職者にも、ユーザーにも、これほど伝わりやすい手段はありませんでした。こうして、BALZとして初めてのショート動画プロジェクトが、本格的に動き出しました。
BALZのディレクターは、単に動画をつくるだけの役割ではありません。
クライアントの悩みや理想を丁寧に受け取り、その目的を実現するために必要な施策を考えます。そして、関わる人たちを巻き込みながら形にしていく。いわば「全体設計者」のようなポジションです。
今回の動画プロジェクトでも、企画段階からヒアリング、LPとの連動、公開後の分析に至るまで、すべての流れに関わりました。クライアントの意図を正確に汲み取り、整理し、最適な形で制作側へ橋渡しする存在は非常に大切なんです。BALZは長年WEB運用や校正を担ってきたからこそ、細部の違和感に気づきながら進行できたのだと思います。
また、今回は動画と連動したLP制作もBALZ側で担当したので、どんな導線なら求人につながるか、視聴後の動きをどう設計するかまで考える必要がありました。動画の再生数が伸びても、LPで離脱してしまえば意味がありません。制作と運用のつなぎ目を、丁寧に整えることが必要不可欠です。
このように、ディレクターはクライアントの意図を丁寧に理解し、それを形にするために必要な動きを自分からつくっていく。そんな役割を担っています。
一番大きなやりがいは、未経験の領域に飛び込んで仕事ができたことです。
撮影の進め方をリアルタイムで見たり、キャストさんへの細かい指示の出し方を間近で見られたり。「作品が生まれる瞬間」を肌で感じられたとき、思わず胸が高鳴りました。
そして何より嬉しかったのは、自分が関わったものが「人の心をしっかり動かすんだ」と実感できたこと。動画を納品した瞬間、クライアントが心から喜んでくださったあの表情は、これまでの仕事では一度も見たことのないものでした。必需品ではないからこそ、純粋に「良いものを作れた」という手応えがまっすぐ伝わってきて。胸の奥がじんわりと熱くなるような感覚がありました。
一方で、大変なこともありました。
動画は未経験の領域だったので、知識不足を痛感する場面も何度かあって。ショートドラマの知見は、圧倒的に動画制作部隊のほうが豊富。そんな中で、ディレクターとしての役割をどう作るかに悩む場面もありました。
だからこそ意識していたのは、受け身で仕事をしないこと。自ら仕事を見つけて、自分で自分の役割を作っていたんです。たとえば、撮影日にクライアントが見学に来られた際のフォローや案内、LPの導線設計など、動画制作部隊だけでは完結しない部分を積極的に拾いに行くようにしました。
新しいことだらけで大変でしたが、「初めての景色」を見られる機会はたくさんありました。挑戦した分だけ、確実に自分の世界が広がっていく。それが、この仕事の一番の面白さだと思います。
BALZは制作会社や一般的な代理店とは異なり、校正・校閲やWEB運用を通して培われた「細部を見抜く力」があります。
企画段階から「本当に伝わる構成になっているか」「ユーザーから見て不自然に感じないか」という視点で、具体的な意見をお伝えできる。制作が始まる前の時点で、クオリティを押し上げられる。これらは、BALZならではの強みです。
さらに、大事なのは「作って終わり」ではないという姿勢。動画やショートドラマは、公開したあとに初めて成果が見えます。どれだけ良い作品でも、見られなければ意味がありませんし、KPIに届かなければ、本来の目的を果たしたことにはなりません。
BALZは長くWEB運用に携わってきた会社なので、公開後の分析や改善提案に強みがあります。視聴データを踏まえて導線を見直したり、LPを調整して求人につながる形に整えたり。必要な改善をクライアントと共に積み上げていくんです。そして、公開後の伴走こそ、BALZが最も力を発揮できる仕事の1つです。
BALZでは、特定のスキルに偏らず、企画・取材・撮影・編集・運用という制作の流れを「自分ごと」として捉えられる方を求めています。動画制作の経験があるに越したことはありませんが、それよりも「どうすればクライアントの目的に近づけるか」を軸に、必要な領域へ自然に踏み込んでいける姿勢を重視しているんです。
また、ディレクターとして欠かせないのは、クライアントの言葉の奥までくみ取る力。表向きの要望だけを受け取るのではなく、「本当はどんな未来を描きたいのか」「何に困っているのか」を丁寧に理解し、そのうえで最適な企画や進め方を提案できる方が、BALZの仕事では大きく力を発揮します。
欲を言えば、ショートドラマへの興味や愛がある方だと嬉しいですね。好きなものを深く掘れる人は、作品づくりの視点が自然と豊かになり、細部までこだわってくれるからです。校正・校閲の事業でも「オタク気質」のメンバーが強みを発揮してきたように、ショートドラマの領域でも、つくり手自身がエンドユーザーであることが、クオリティの土台になると考えています。
今のBALZは、まさに「これから形をつくっていく段階」にあります。だからこそ、経験者だけでなく、未経験から挑戦する人にとっても、事業づくりに関わるチャンスが大きいタイミングです。
たとえば私自身も、もともとは校正・校閲の担当でしたが、今回の動画プロジェクトではディレクションを担うことになりました。「経験がないからできない」と決めつけるのではなく、「必要だからやってみる」ことで役割が自然に広がっていくのが、このフェーズの特徴です。
経験者の方であれば、他社では実現できなかった「やりたい動画」を形にできる可能性もあります。企画の幅も広く、ショートドラマに限らず「こんな表現を試したい」というアイデアが、事業として採用される未来も十分にありえる環境です。
いまのBALZには、「つくるだけ」にとどまらず、自分のアイデアや得意を事業レベルで活かせる余白がたくさんあります。決められた仕事ではなく「自分がつくる役割」で勝負したい方にとって、これ以上ないタイミングでしょう。
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「つくって終わり」ではなく、人の想いを丁寧に受け取り、それを最適な形にして届けていく。新しい動画プロジェクトは、そんな「BALZらしさ」から始まりました。
つくるだけで終わらず、企画から運用まで全体を見渡し、目的に向かって伴走していく。「そのプロセスをまるごと担ってみたい」と感じるなら、きっと今のBALZはぴったりの場所になるはずです。
これからのBALZの動画事業を、一緒につくっていきませんか?