世界を代表する会社を創る。
その実現に向けて、日本トレカセンターは今まさに事業と組織を急拡大させています。
「トレカ×テクノロジーで、感情を動かす体験を届ける。」 トレーディングカードという領域にテクノロジーを掛け合わせることで、これまでにない新しい価値を生み出しているスタートアップです。
変化し続けながら、10倍・100倍の価値創造を目指す組織。事業・組織ともに拡大を続ける今、まさに"組織づくりのど真ん中"です。
そんな環境で今回話を聞いたのは、マーケティングの部長として戦略立案からチームマネジメントまでを担う阿部さん。
マーケティング部長、と聞くと少し構えてしまうかもしれません。でも実際に話してみると、その印象はいい意味で裏切られました。
ITとマーケティングの両領域で20年近くキャリアを積み、自ら会社を経営した経験まで持つ阿部さんが、なぜ今この会社にいるのか。その背景に迫ります。
研究室ではなく、ビジネスの世界へ
阿部さんのキャリアの出発点は、理系の学生でした。
大学では物理を専攻していましたが、研究室に通ううちに、ある感覚を覚えたといいます。
「周りを見ると、科学を心から愛してるやつがいるんですよ。ああ、ここまでは好きになれないな、って。」
できるし楽しい。でも、心から愛しているわけではない。その違いに気づいたとき、自然と目が向いたのがビジネスの世界でした。
当時、堀江貴文さんらが世の中を賑わせていた時代。ビジネスの情報を追うことが苦にならず、むしろ能動的になれる、と感じた阿部さんは、ITの道へと進みます。
現在は上場している、当時20~30名程度のネットベンチャーで8年間キャリアを積み、その後は自ら起業。ネットサービスやメディアの立ち上げを繰り返しながら、事業を作ることの面白さと難しさを全身で学んできました。
そのキャリアだけ聞くと、少し身構えてしまうかもしれません。でも実際の阿部さんは、まったく違いました。
オンとオフ、どちらも手を抜かない
少し意外だったのが、阿部さんの「お父さん」としてのプライベートの話でした。
朝は子どもを保育園に送り届けてから出社するのですが、子どものペースに付き合っていると、時間通りにはなかなかいきません。
「たまに遅刻しそうでダッシュで出社してます。」
そう言って少し笑う阿部さんの姿に、思わずこちらも笑顔になりました。
それでも9時半には出社し、19時頃には退社。育児と仕事のメリハリをきっちりつけながら、マーケティング部長というポジションで会社を引っ張っています。
仕事の話をするときは鋭く、でもプライベートの話になると途端に柔らかくなる。部長という肩書きからは想像しにくい、気さくな一面がありました。
他を断っても、ここを選んだ理由
日本トレカセンターへの参画は、自身の会社を売却するタイミングで生まれた縁でした。
VCとのつながりを通じて大山代表と出会い、話をする機会を得たといいます。そのとき、最初に伝えたのは働き方についてでした。
「家庭のこともあるし、長時間労働は無理ですよ、って最初に言ったんです。」
ネガティブな条件を先に出したにもかかわらず、大山代表の返答は即断でした。
「すごい経営者って、即断するんですよ。悩まないというか。」
その迷いのなさに、阿部さんは驚いたといいます。
実はこの時期、他にも複数の企業から声がかかっていました。条件面で上回る会社もあった中で、それでも日本トレカセンターを選んだ理由はシンプルでした。 「最初に会ったときのインパクトが、全然違ったんです。」
ダメ元でも即断してくれた姿勢。
その瞬間に、「この人のために動きたい」と思えた。それが、すべての決め手になりました。
「思った以上にみんなええ奴」だった
ミドルマネージャーとして中途入社するとき、阿部さんには一つの経験則がありました。
前職のやり方を持ち込んで「前の会社ではこうだった」「このやり方じゃだめだからこうしましょう」といったダメ出しから入るとうまくいかない。——そういうケースを何度も見てきたからこそ、最初の数ヶ月は静かにしていようと決めていたといいます。
しかし実際は、違いました。
入社から2ヶ月も経たないうちに、気づけば自然と意見を出し始めていました。想像以上に受け入れてもらえている感覚があったといいます。
「みんなええ奴で。本当に良かったです。」
トレカセンターでは「ええ奴」というValueを掲げています。 ただの“いい人”という意味ではありません。誠実に向き合える人であろうとする、その姿勢のことを指しています。 やな奴がいない。その言葉に、少し納得がいきました。
その空気感が入社して最初に感じた最大のギャップでした。
「目標の高さ」が、根本的に違う
日本トレカセンターが他の会社と最も違う点は何か、と聞くと、阿部さんは即答しました。
「目標の高さが、根本的に違います。」
スタートアップの世界を長年見てきた阿部さんだからこそ、この言葉には重みがあります。
「海外志向って言う会社はあるんですよ。でも、本気で動いてる会社はほぼない。」
見ているものが違えば、やることが変わる。その差が、じわじわと結果に出てくる——そう語る表情には、確信がありました。
さらに印象的だったのが、「椅子取りゲームをしなくていい」という言葉です。
大企業では、ポジションをめぐる複雑な社内政治が生まれることがある。しかしここでは、会社の成長とともにポジションが自然と増えていく。
「椅子が増えてくんで、早く座ってくれって感じなんですよ。」
実力を発揮する場所が待っていなくても生まれてくることが、このフェーズのスタートアップの最大の魅力だと阿部さんは言います。
AIで、マーケティングを根本から変える
阿部さんが今最も力を入れているのが、AIを活用したマーケティングの変革です。
以前は1日かけていた分析やデータ処理が、今では一瞬で終わる。情報収集も自動化され、仕組みを作るスピードが劇的に上がったといいます。
「今まで誰かに任せていたことまで、全部自分でできるようになっていて。AIすごいな、って本当に思います。」
すでにレポーティングや数値変化の通知はAIで自動化済み。今後は、AIが自動で改善案を出し、施策の9割を自動運用できる状態を目指しているといいます。
「ロジカルな領域はAIに任せて、人間はうまくいくか分からない領域での試行錯誤に、集中できるようになる。」
マーケティングの仕事が、根本から変わっていく。その変化の最前線で、誰よりも楽しそうに仕事をしているのが阿部さんでした。
「俺が勝たせる」という感覚で動ける人と働きたい
これからどんな人と働きたいか、と聞くと、阿部さんはこう話してくれました。
「素直で、自分で手を動かせる人。アイデアが浮かんだら、とりあえずやってみましたって言える人ですね。」
指示を待つのではなく、自分で考えて動き、その行動に責任を持つ。そういう人が、この会社の成長についていけると言います。
印象的だったのが、チームワークについての言葉でした。
「チームワークって、仲良くすることじゃない。『俺が勝たせる』と思って動いた人たちの集合体なんですよ。」
全員がエースの自覚を持って動けば、チームとして必ず強くなれる。代表の大山さんが好きな漫画の一節を引用しながら、力強く語ってくれました。
逆に向いていないのは、成長の負荷を理解していない人や、うまくいかないことを他人のせいにしがちな人です。その意味では、厳しい環境でもあります。
「スタートアップって、何かを作りに来る場所だと思うんですよ。来るなら、覚悟を持ってきてほしいです。」
インタビューが終わっても、「何でも聞いていいよ」と言ってくれた人
取材を終えて、その場を離れようとしたとき、阿部さんがこんなことを言ってくれました。
「部署とか関係なく、何でも相談していいですよ。分からないことは全部聞いてください。」
さらっと言ってくれたその一言に、少し驚きました。
マーケティングの意思決定を担う鋭い戦略眼を持った人が、後輩や周囲には壁を作らない。話しかけやすく、頼りやすい。
そういう空気が、ここにはありました。
「遠慮が一番ダメですから。」
そう笑いながら言ってくれた阿部さんの言葉は、きっとこの会社全体に浸透しているカルチャーそのもののように感じられました。
この会社は、まだ「作り途中」だ
最後に、迷っている人へのメッセージを聞きました。
「3年でこの規模まで成長した会社はほぼない。今のスタートアップは洗練された綺麗なベンチャーが目立つ中で、ここは無茶な挑戦ができる、唯一無二の場所だと思っています。」
少し間を置いて、こう続けました。
「経営陣も100点じゃないんですよ。でもだからこそ、一緒に作る余白がある。」
将来的には上場も視野に入れ、デカコーン企業を目指すポテンシャルがある。それをゼロから一緒に作れる立場にいられる——それがどれほど稀なことか、と阿部さんは話します。
「新卒1年目はボーナス期間だと思ってます。法に触れなければ、何をやっても許される。どんどん失敗してほしいんです。」
大企業で、すでに用意されたレールの上を進むのも一つの選択です。
でも、まだ決まっていないものを、自分で作っていくことに面白さを感じるなら。
ここには、自分の実力を問われながら、思いきり挑戦できる環境があります。そして、行き詰まったとき、「何でも聞いていい」と言ってくれる人が、すぐそばにいます。
「確定していない未来を、自分で作りにいきたい」——そんな人と、ぜひ一度話してみたいと思っています。まずは気軽に、話を聞きに来てください。