「生成AI開発で日本を元気に」松尾研発スタートアップの若手起業家が語る創業ストーリー | 株式会社エムニ
▼プロフィール下野 祐太/Yuta Shimono株式会社エムニ 代表取締役CEO大阪府出身。京都大学工学部を卒業後、同大学大学院エネルギー科学研究科応用科学専攻へ進学。(株)松尾研究所にて製造...
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みなさんこんにちは。株式会社エムニ藤田です。
エムニthe cultureから入社いただいた方々の本音を聞き出す新企画として、今回は入社エントリをお届けします!
一人目エンジニア正社員として入社いただいた宮木さんに、エムニに関する思いや今後の展望についても語っていただいておりますので、どうぞ最後までお読みいただけますと幸いです。
▼プロフィール
宮木 翔太/Shota Miyaki
株式会社エムニ Engineer & PM
複数企業でシステム開発業務に従事した後、2024年一人目正社員エンジニアとして株式会社エムニに入社。RAGシステムの構築を得意とし、Azureを用いたLLMアプリケーション開発をはじめとした幅広い開発経験をもつ。バックエンドからインフラまで網羅した広い技術スタックを活かし、プロジェクトを牽引する他、社内のAI駆動開発を主導。
宮木翔太 氏
エンジニア&PMの宮木翔太(みやき しょうた)です。2000年生まれの25歳、福岡出身・在住で、現在は福岡からリモートワークで株式会社エムニに参画しています。
エンジニアとしてのキャリアは、大学一年次に参加した地元のスタートアップでのインターンが始まりです。その会社では、Pythonでスクレイピングツールを実装したり、モバイルアプリやWebアプリの開発の基礎を学びました。大学の学業以上にプロダクト開発の面白さに惹かれ、翌年には1年間の休学を決め、フルタイムで実務に専念しました。
その後、大学には復学したものの、アカデミックと実務のギャップを強く感じるようになり、より柔軟に学べる通信制大学へ編入。以降はフルタイムで開発業務に携わりながら、大学の単位取得を並行して行い、実務中心のキャリアを歩んできました。
大学を編入したタイミングで、Azureを専門としたSIerに転職してクラウドを本格的に触るようになりました。ちょうどそれくらいのタイミングでChatGPTが流行り出し、RAG案件を中心に担当するようになりました。
現在はエムニで、エンジニアリング、PM、PdM、プレイングマネージャーといった複数の役割を兼務しながら、AI・LLMを活用したプロダクト開発やエンジニア組織づくりに携わっています。
大学の単位取得がほぼ完了し、卒業が現実的に見えてきたタイミングで、キャリアの次のステップを意識するようになりました。当時の前職では、組織の中で最もLLM領域に詳しいエンジニアになっている実感があり、このままでは新たな学びや成長機会が得づらいと感じていました。
より高い専門性を持つメンバーと働き、技術的にも大きく成長できる環境に身を置きたいと考え、LLMに関する知見や開発経験を深められる企業を求めてWantedlyでの転職活動を開始しました。
エムニに興味を持った一番の理由は、創業直後ならではの大きな裁量と、組織の成長を自分ごととして捉えられる環境があると強く感じた点でした。まだ形が固まりきっていない組織に入り、役割を自ら作りながら会社の成長を一人称で実感できることは、自分にとって大きな魅力でした。
さらに、創業メンバーである下野さん、後藤さんと年齢が近く、価値観の距離も近そうだと感じたことも決め手になりました。世代が近い人たちと同じ熱量で議論し、スピード感を持ってプロジェクトを進めていける。そんな働き方が自然とイメージできたのが、エムニに入ってみたいと思った大きな理由の一つです。
歓迎会の様子
入社してまず実感したのは、会社の成長スピードの速さです。事業が拡大していく中で、人員リソースが追いつかない場面も多く、プロジェクトごとにチーム体制を整えることには常に難しさを感じています。また、開発組織としての仕組みや標準化がまだ発展途上ということもあり、個々のプロジェクトで求められる役割が広くなることも少なくありません。
さらに、扱っているのがLLM・AIという急速に進歩する領域であるため、日々のキャッチアップにもそれなりの負荷があります。技術の更新に置いていかれないように学び続けることは大変ですが、その分刺激のある環境でもあります。
良い意味で、想像していたスタートアップ像とのギャップはほとんどありませんでした。ポジティブな混沌とも言えるスピード感や柔軟さ、決まっていないことが多い状態の中で手を動かしていく感覚は、まさに創業したての企業そのものです。
この環境に向いているかどうかは人によって大きく分かれると思いますが、自分はこうした“つくりながら進む”空気が好きなので、むしろ居心地の良さを感じています。
京都大学前にて
最近は学生インターンのマネジメントにも関わっているのですが、やはり学生の成長スピードはとても速く、昨日できなかったことがすぐできるようになっていく様子を見ると純粋に嬉しくなります。自分が関わったことが誰かの成長につながるのは、大きなやりがいの一つです。
プロジェクトをご一緒しているお客様から感謝の言葉をいただける瞬間も、仕事を続ける上での大きなモチベーションになっています。小さな改善でもしっかり反応が返ってくるので、丁寧に取り組むほど成果につながる実感があります。
そしてもう一つは、自分の成長がそのまま組織の成長にもつながっているという感覚です。一人目エンジニアとして入ったからこそ、自分ができることが増えるほど会社としてできることも広がっていく。このダイレクトな手応えは、スタートアップならではだと思います。
懇親会の様子
エムニのカルチャーを一言で表すと、「個が強く、組織として柔軟」という点に尽きると思います。まだ立ち上がって間もない会社だからこそ、一人ひとりの裁量が本当に大きく、誰かの指示を待つのではなく、自分から仕組みやプロセスを作っていける環境があります。
キックオフミーティングにて
また、役割や肩書きにとらわれず、必要だと思ったことは誰が言っても良いし、やりたいことがあれば手を挙げれば任せてもらえる空気も特徴的です。いい意味で「境界がゆるい」ので、エンジニアがPM領域まで踏み込んだり、逆にビジネス側が技術的な議論に参加することも自然に起こります。
スピード感が速い一方で、フラットに意見を言い合える雰囲気もあり、年齢に関係なく議論できるのはエムニならではだと感じています。創業フェーズの会社らしく、決まっていないことや課題も多いですが、それを「自分たちで形にしていけること」に価値を見いだせる人にとっては、非常にフィットするカルチャーだと思います。
▼代表インタビューはこちら
最近はマネジメントにも関わるようになり、少しずつ会社全体を俯瞰して見る視座が育ってきたと感じています。その中で特に取り組んでいきたいのが、開発組織としての体制づくりです。
プロジェクトごとに活動していると、チーム間でのナレッジが埋もれがちになることがあります。エムニ全体として継続的に学習し、組織の力に変えていくためには、共通の言語や仕組みが必要です。なのでナレッジ共有基盤の整備や、開発プロセスの標準化などに挑戦したいと思っています。
また、外部への情報発信にも一層力を入れていきたいと考えています。私は個人として月に最低1本はテックブログを書くようにしており、プロジェクトの中で重要な知見や新規性のある取り組みがあれば、それを積極的に記事化するようメンバーにも働きかけています。
エムニ全体として「学んだことは気軽に共有する」という文化を根づかせたいという思いがあります。エンジニア全員が自然にアウトプットできる空気が生まれれば、採用や組織ブランディングにもつながるだけでなく、プロジェクト横断でナレッジが循環し、チームの成長速度も大きく変わると考えています。
一人目エンジニアとして入社したからこそ、組織の根幹となる部分に手を入れられる今のフェーズは非常に貴重だと感じています。これからも、より強い開発組織をつくるために、技術とマネジメントの両面から挑戦を続けていきたいと思っています。
エムニは、まだ形が固まりきっていない会社です。決まっていないことも多いですが、その分、自分の意見やアイデアがダイレクトに組織に反映される面白さがあります。
やってみたいことがあれば、手を挙げればすぐ動ける環境ですし、プロダクトづくりから組織づくりまで幅広い領域に関われます。スタートアップならではのスピード感や柔軟さが好きな方には、とても働きやすいと思います。
肩書きや年齢に関係なくフラットに話せる雰囲気があるので、自然体で働ける点もエムニの良さです。興味を持ってもらえたら、ぜひ気軽に話を聞きに来てみてください。一緒に良いものをつくっていけるとうれしいです。
株式会社エムニでは、大きな挑戦に向かって我々のビジョンに共感し、共に成長してくれるメンバーを募集しています。
また、我々に少しでも関心を持っていただけた方は、公式X(Twitter)、noteも運用していますので、あわせてお気軽にフォローお願いします。
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