「救いたい人を救える自分に」自身の波瀾万丈な歩みから、私がnanairoを創った理由
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「救いたい人を救える自分に」自身の波瀾万丈な歩みから、私がnanairoを創った理由
はじめまして。株式会社nanairo代表の瀬戸敦史です。
1995年生まれ。妻と子ども2人の4人家族で、家族との時間を大切にしながら日々仕事に向き合っています。
このページでは、株式会社nanairoの仕事に対する考え方や価値観、そして一緒に働きたい人について、私自身の経験を交えてお伝えします。
nanairoの原点にある価値観
私の出身は、大阪府泉南郡田尻町です。
関西国際空港の対岸にある、人口約8,000人の小さな町で育ちました。
周囲に起業家がいる環境ではなく「起業する」「事業をつくる」という選択肢が身近にあったわけではありません。
そんな自分に大きな影響を与えたのが、経営者だった祖母の存在です。
幼い頃から祖母の話を聞くなかで「自分のためではなく、身近な人を守るために事業と向き合ってきた」という姿勢が強く印象に残っています。
この経験が仕事は自己満足ではなく、誰かの役に立ってこそ意味がある
という、今のnanairoの価値観の原点になっています。
目立たなかった自分が「前に出る」ことを選んだ経験
子どもの頃の私は、前に出て目立つタイプではありませんでした。
少年野球では全国大会に出場する強豪チームに所属していましたが、立場は補欠です。
ベンチから仲間が活躍する姿を見ながら「自分もやってみたい」という気持ちと「実力が足りない」という現実の間で、悔しさを抱えていました。
前に出たい気持ちはあるのに、一歩踏み出せない。
そんな感覚が、心のどこかに残っていたように思います。
中学生になり「このまま終わりたくない」という感覚から、生徒会に立候補しました。
全校生徒の前での演説は頭が真っ白になりうまくいきませんでしたが、逃げずに一歩踏み出した経験は、今も自分の行動指針になっています。
なぜ経験を重視するのか
高校・大学を通して強くなったのが「肩書きではなく、何をやってきたかで評価されたい」という思いです。
大学では起業塾に参加し、起業や事業運営を実践的に学ぶプログラムのなかで、実際に事業を立ち上げてきた経営者からリアルな話を聞く機会を得ました。
成功談だけでなく、失敗や迷いも含めた話に触れ、起業は特別な人のものではなく、選択の一つだと感じるようになります。
同時に、勢いだけでは続かないことも学び、複数の企業でインターンを経験しながら事業や組織の現場を見ていきました。
外国人就活の現実が起業を決意させた
転機となったのは、当時付き合っていたアメリカ人の彼女の就職活動です。
彼女は日本が好きで日本語も堪能、能力や意欲の面でも、決して見劣りする存在ではなかったと思います。
それでも、日本で働くためには、日本人でも難しい自己PRを日本語で行い、文化や慣習の違いを理解したうえで選考に臨む必要がありました。
結果的に、何社受けても内定にはつながらず、彼女は帰国という選択をせざるを得ませんでした。
「助けたい人が目の前にいるのに、自分には何もできない」
空港で彼女を見送ったときの悔しさが、今も忘れられません。
この経験をきっかけに、外国人採用のマッチング支援事業(株式会社No Limit)を学生起業として立ち上げました。
事業の成長とすべてを失った経験
事業は少しずつ軌道に乗り「グローバルJOB」は国内トップクラスのハイクラス外国人人材データベースへと成長しました。
メディア掲載や評価も増え、売上は1億規模にまで拡大します。
しかし、新型コロナウイルスの影響で状況は一変しました。事業は崩れ、最終的に自己破産を決断します。
一番つらかったのは、決断するまでの不確実な時間です。
それでも、家族の存在があったからこそ止まらずに動き続けられました。
この経験があったからこそ、仕事への向き合い方やこれから築きたい事業のあり方が、少しずつ明確になっていきました。
人とのつながりがもう一度立ち上がらせてくれた
どん底の状況で支えになったのは、人とのつながりです。
物販スクール「アパリセ」を運営するTKさんから「まずは生活と事業を立て直そう」と声をかけてもらいました。
その後、メルカリを中心とした物販に本気で取り組める環境を整えてもらいました。
当時は、過去の肩書きやプライドを一度すべて手放し、市場リサーチや仕入れ判断、販売改善といった目の前の作業にひたすら向き合う日々が続きます。
生活面では、妻が不安や弱音を受け止めながら、そばで支え続けてくれました。
与えられた環境のなかで自分にできることを続けた結果、メルカリ物販で約4か月の期間で粗利100万円を超え、次へ進むための足場を築けたと感じています。
株式会社nanairoで大切にしていること
これまでの経験を活かし、立ち上げたのが株式会社nanairoです。
nanairoでは、SNS運用を「投稿して終わりの仕事」や「フォロワーが増えれば成功するもの」だとは考えていません。
私たちが向き合っているのは、経営や事業の視点です。
- 数字として成果が出ているか
- 事業として意味のある取り組みになっているか
- クライアントの成長につながっているか
SNSはあくまで手段であり、目的ではありません。
どれだけ多くの人に見られていて反応があったとしても、事業の前進につながらなければ意味がないと考えています。
「バズ」を科学し、データで勝てる戦略を作る
nanairoが提供するX・Threads運用代行サービス「ソーシャルバズ」が、短期間で1,000万インプレッション超えや少ないフォロワー数からの成約を実現できているのには理由があります。
それは「センス」に頼らず「データ」で運用をハックしているからです。私たちは、AIを活用した独自の分析手法を取り入れています。
特定の領域における競合アカウントの発信をAIで抽出し「いいね」や「インプレッション」を集めた投稿の理由を、スプレッドシート上で可視化する。
そして「ライバルが何を求められていて、どのポイントで勝っているのか」を徹底的に分析したうえで、それを上回る有益性や価値を設計し、投稿しています。
闇雲に打席に立つのではなく、勝てる確率を極限まで高めてからバットを振る。この再現性こそが、nanairoの強みです。
株式会社nanairoが複数の事業を展開している理由
nanairoは、特定のサービスを売ることを目的とした会社ではありません。
私たちが向き合っているのは、「事業が止まっている原因はどこにあるのか」という視点です。
SNSを起点に関わるなかで、さまざまな課題に直面することがあります。
- 営業が非効率になっている
- 実行するためのリソースが足りていない
- 人材が育たず業務が属人化してしまっている
このような課題を事業全体として解決していくために、現在nanairoではSNS運用に加えて、営業支援や育成といった領域にも事業を広げています。
ただし、どの事業においても大切にしているスタンスは共通です。
成果につながらないことはやらず、感覚ではなく数字で判断し、うまくいっていない状況からも目を背けずに正面から向き合う。
その姿勢を軸に、クライアントの事業に向き合い続けています。
株式会社nanairoが求める人材
nanairoが一緒に働きたいと考えているのは、正解が決まっていない状況でも、データと事実に基づいて考え続けられる方です。
SNSの世界は常に変化します。昨日の正解が今日の不正解になることも珍しくありません。
だからこそ、とりあえず言われたことをこなすのではなく
「なぜこの数字になったのか?」
「どうすれば事業が前に進むのか?」
自ら問い、改善を楽しめる姿勢を重視しています。
そのため、常に細かな指示がほしい方や、できるだけ楽をして成果だけを得たいと考えている方には、合わないと感じる場面もあるかもしれません。
一方で、事業に本気で向き合い、成長と成果の両方に向き合い続けたい方にとっては、裁量も責任も大きくやりがいのある環境です。
自社開発のAIツールや分析手法を使いこなし、クライアントの期待を超える成果を出す。
そのプロセスにワクワクできる方にとっては、これ以上ない成長環境だと自負しています。
挑戦をひとりで終わらせたくないあなたへ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
nanairoが大切にしているのは、完璧な経歴や最初から正解を出せる能力ではありません。
うまくいかない状況でも考え続けられること。
成果が出るまで、試行錯誤から逃げないこと。
そして、結果に対して、誠実でいようとする姿勢です。
私自身、事業が順調だった時期と、すべてを失うような局面の両方を経験してきました。
このような経験を経て、挑戦は一人で耐えるものではないと心から感じました。
nanairoは、誰かの挑戦を消費する場所でも、楽に成果だけを得る場所でもありません。
事業に本気で向き合い、自分の成長と成果の両方に向き合い続けたい人にとっては、裁量も責任もあり面白い環境だと思っています。
もしこのページを読んで「今の環境では物足りない」「成果に向き合う仕事がしたい」と感じた方がいれば、ぜひ一度気軽にお話ししましょう。
あなたの挑戦が、ひとりで終わるのではなく、次へとつながっていく。
nanairoは、一人ひとりの挑戦に本気で向き合い、ともに前へ進んでいけるチームであり続けたいと考えています。