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VLM APIで作ったプロダクトが、自社モデルに移る理由

株式会社Nexadata代表取締役の槍田です。最初のSAKUJIは、私が一人で、VLM APIをつないで作りました。図面を画像として渡し、「この記号は何個あるか」を聞く。それだけで、積算担当者が何時間もかけていた拾い出しが、形になりました。その私たちが、VLM APIへの依存を減らし、自社モデルへ移る判断をしました。この記事では、なぜその判断に至ったかを、ビジネス側の視点で書きます。技術の中身は、CTOの記事に譲ります。VLM APIで始めたのは、正しい判断でした生成AIのAPIは、学習データも、モデルの運用も要りません。要件が固まっていない段階で、動くものを数週間で顧客の前に置けたのは...

建築史を学んだ私が、積算AIをつくる理由

こんにちは。Nexadata取締役COOの飯塚晟仁です。今日は、私が建設とITの交差点にいる理由と、積算プラットフォーム「SAKUJI」で目指していることをお話しします。街づくり・建設業に関わりたいと思ったのは、震災がきっかけでした私が小学生5年生の3月、東日本大震災が起きました。一緒に暮らしていた祖母は福島の出身で、テレビに映る故郷を見ながら震えていました。街が流され、当たり前の生活が一瞬で壊れていく。その光景は、今も鮮明に覚えています。東北で見た若い人たちの目が、今も原点にあります落ち着いてから、東北を訪れました。女川町で出会った若い人たちの目には、街を自分たちの手で立て直すという熱...

AIエンジニアを今すぐ募集する理由:11月〜1月で解く2つの課題

株式会社Nexadata代表取締役の槍田です。AIエンジニアを、今すぐ募集します。フルコミットで最低1名、できれば2名です。理由は一つで、11月から1月にかけて解かなければならない課題が2つあり、いまのチームだけでは解き切れないからです。課題をそのまま書きます。課題1:動作の安定性。どんな図面でも、毎回同じように動くことSAKUJIは、図面をアップロードすると、AIが凡例を読み、記号を数えます。地場の電気工事会社への導入が増えている段階です。ただ、大手の積算センターが日常業務で使う水準に届くには、まず「どんな図面でも、毎回同じように動く」ことが要ります。図面の枚数が増え、複数の系統が一枚...

積算とは何か。建設業で最も属人的で、最も重い仕事

株式会社Nexadata代表取締役の槍田です。積算とは、図面や仕様書から必要な材料、数量、手間を読み取り、工事にかかる費用を積み上げる仕事です。その見通しをもとに、利益と取引条件を考えて、お客様に出す見積をつくります。私はこの工程を、建設会社の「数字の入口」だと捉えています。Nexadataが最初に取り組む場所として積算を選んだ理由を、代表の槍田が書きます。夜、床に図書一式が広げられていました電気工事の現場に見習いとして入っていた頃、夜な夜な床に図書一式を広げ、一つひとつ確かめている光景を見ました。現場監督が図面の記号を数えながら、ケーブルを実際に通せるか、照明の配置に無理がないかを気に...

16歳でコードを書き始めた人間が、建設業に来るまで

「槍田さんは、図面、読めるんですか」建設会社の社長とお会いすると、よく問われる質問です。読めます。ただ、数えるのは苦手なので、そこはAIにやらせています。半分は冗談で、半分は本当です。私はもともと建設の人間ではなく、ITの人間です。代表の槍田が、16歳でコードを書き始めてから建設業に辿り着くまでを書きます。16歳:作れれば、仕事は来ると思っていました高校に入った年、YouTubeの動画をきっかけに、HTML、CSS、JavaScript、Ruby on Railsを独学で始めました。母一人の家で育ち、自分の生活費は自分で稼ぐと決めていたからです。クラウドワークスで50件以上断られ、最初に...

なぜ私は、電気工事の現場に入ったのか。積算AI「SAKUJI」の原点

株式会社Nexadata代表取締役の槍田三四郎です。私たちは、建設業向けの積算AIプラットフォーム「SAKUJI」を開発・運営しています。初回のストーリーでは、私が職人見習いとして電気工事の現場に入った理由と、そこで見た光景がどうSAKUJIにつながったのかをお話しします。夜の事務所で、現場監督は記号を数えていました創業の前後、約1年にわたり、週末は職人見習いとして電気工事の現場に入っていました。ある夜、日中ずっと工事をしていた現場監督が、事務所に戻ってから図面を広げているのを見ました。蛍光ペンでコンセントの記号を一つずつ塗りつぶして数え、電卓を鳴らし、Excelに転記していく。数百枚の...

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