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ユーザーニーズを把握し、新しい価値を創出する。トヨタコネクティッドのUXデザイナー/リサーチャー

Photo by Ryoji Iwata on Unsplash

「『移動』にまつわる社会課題の解決に向き合える」「モビリティだけでなく、街やサービスをデザインできる」——。そう口々に話すのは、トヨタコネクティッド先行企画部エクスペリエンスデザイン室でUXデザイナー、リサーチャーを務める川勝と鎌田です。2021年8〜9月の入社から数ヶ月が経った2名に、トヨタコネクティッド入社前後で感じたギャップや業務のやりがいについて聞きました。

※ 記事の内容は取材時点(2021年11月)のものです。

UXリサーチ/デザインで課題を解決することに向き合える環境が魅力だった

——はじめに、みなさんの自己紹介をお願いします。

(オンライン参加の川勝)

川勝:私は大学でユーザーリサーチを学ぶ中で、人の生活を観察してニーズを探索していくリサーチとデザインのおもしろさに惹かれました。新卒で入社した電機メーカーでは主にBtoBの領域で、オフィスやリテールに関わる先行開発に携わっていました。

UXデザイナーとして、ユーザー調査からワークショップでのアイディエーション、製品のUIデザインに至るまでの一連の流れを担当。そこからもう少しリサーチを深めていきたいと思ってトヨタコネクティッドに入社しました。

鎌田:私は新卒でベビー用品メーカーに入社して、ベビー用品や介護用品の商品開発に携わりました。その後デザインスキルを磨きたいと思ってデザイン会社に転職し、フリーランスを経て再び別のデザイン会社に勤めたあと、通信会社に入社しました。

通信会社では、スマートフォンやIoTのプロダクトのデザインマネジメントに携わりました。その後、ロボット関連会社では、BtoB、BtoCロボットのデザインマネジメントを務め、さまざまなプロダクトデザイン業務に携わってきました。

トヨタコネクティッドに興味を持ったきっかけは、Woven Cityです。モビリティカンパニーのトヨタがスマートシティを展開する。その中で、トヨタコネクティッドが街やモビリティサービスのデザインリサーチャーを募集していたので、チャレンジしてみようと思いました。

——みなさんは、トヨタコネクティッドに入社するにあたってどんなことを実現したいと思っていましたか?

川勝:移動は生活に密着した問題です。移動に困っている高齢の方や、子育て世代の方などに実際にお会いして、移動にまつわる課題の解決に挑戦したいと思っていました。「移動」という文脈の中で、人々がどんな悩みを持っているのか、どんなところに楽しさを感じるのか。そういったところをもっと深く知りたかったんです。

鎌田:私が前職までに経験したメーカーやデザイン会社では、最終的にハードウェアをアウトプットするところがゴールになります。ユーザーリサーチをしてさまざまな課題を発見しますが、必ずハードウェアに結びつく解決策を考えなければならないというジレンマがありました。デザイナーとして、解決策は必ずしもハードウェアである必要はなく、サービスでもいいんじゃないかと感じることが多かったんです。

トヨタコネクティッドの先行企画部では、UXリサーチやUXデザインを起点として、サービスやプロダクトを設計しています。解決策が必ずしもクルマである必要はない点が自分にとってとても魅力的でしたね。

社会課題の解決や新しい価値の創出。多彩なプロジェクトに携わる

——現在2人はそれぞれどんな業務に携わっているのでしょうか。

川勝:私はトヨタコネクティッド社内で2つの新規事業について、ユーザー調査やサービス設計に携わっています。

1つは、MaaSにおけるユーザー調査をサポートするプロジェクトです。近年MaaSに関連する新規事業が増える中でユーザー調査を行う機会も増えていますが、コロナ禍でクルマに同乗してインタビューすることが難しかったり、アンケートをしても思った回答が得られなかったりといった課題が出てきています。このプロジェクトでは、従来のユーザー調査に乗客の行動や車の移動情報を組み合わせることで、より多角的にユーザー調査を行うサポートができないかを模索しています。

もう1つは、移動に関する社会課題を持つ方に向けたサービスです。たとえば、生活に困窮していてクルマを持てず、「仕事を探すのが難しい」「買い物ができない」といった方に移動機会を提供し、移動という文脈で生活を支援するサービスを考えています。

鎌田:私は都市開発に関連したプロジェクト1本です。具体的な例でいうと、お台場にあるトヨタの体験型テーマパーク「MEGA WEB」の跡地を、お台場のにぎわいを創出する多機能アリーナとして生まれ変わらせる計画があります。現在は、お台場のユーザーニーズやモビリティの現状から、ユーザーがどんなことに困っているのかを知るためのリサーチをしています。数年後のアリーナ開設に向けて、近未来予測のような形で将来どんなサービスがあったらいいか、さまざまな手法でアイディエーションしているところです。

お台場には商業施設があるので、買い物をしたり、食事をしたりすることもできます。アリーナ観戦する人だけでなく、お台場に遊びに来た人がスポーツ観戦やイベントに興味をもってもらえればと。また、アリーナを中心として地域を活性化したい思いもあります。

いろんな方向からアイディアを出して、それをサービスやプロダクトに落とし込んでいく。いまはそんなフェーズです。

リサーチから得られた声を企画に落とし込み、サービスを作っていくやりがいのある仕事

——鎌田さんは入社前から街づくりに携わりたいと話していましたが、実際に関わってみてどんなやりがいを感じていますか?

鎌田:今までに経験したことのないような大きなプロジェクトなので、非常に難しさを感じますね。たとえば、スマートフォンをデザインする場合には、ユーザーリサーチや既存プロダクトとの差別化といったある程度決まったデザインのルーティンワークがあります。そういったルーティンワークに当てはまらない分野という意味で非常に難しく、やりがいを感じます。

川勝:新規事業を創出するには、人々が何に困っているのか、どんな課題があるのかをリサーチすることが大切です。リサーチの結果得られた声をもとに、サービスを改善していく。それをどんどん繰り返して前に進んでいく。その感覚にやりがいを感じています。

——お二人は入社して2〜3ヶ月ですが、入社する前としたあとで、ギャップを感じることはありましたか?

川勝:入社前は、業務としてはクルマのデザインがメインで、開発も大人数で行うんだろうと思っていました。ですが、入社して実際に携わっているのは、クルマそのもののデザインではなく、広く生活者の視点から「移動」という課題に関わることができていますね。

鎌田:私の場合は、トヨタコネクティッドはカタい会社なんだろうと想像していました。自動車関連企業は何よりも安全性を大事にしているので、100%のものを市場に出していくために慎重に開発を重ねる必要があるという話を聞いていました。そういう想像をして入社してみたら、実際はカタい感じはないし、プロジェクトの進捗も着実さはあれど、スピード感があってやりがいを感じています。

変化を前向きに楽しめるメンバーたちと、社会課題の解決にチャレンジ

——みなさんの今後のキャリアビジョンを教えてください。

鎌田:今携わっているプロジェクトはあまり前例がないので大きなチャレンジだと思います。中期的には、まずは現在のプロジェクトを成功させることが目標ですね。それと同時に、UXリサーチやUXデザインの立ち位置を築いていきたいと思っています。

川勝:私はユーザーリサーチをもっと深めて、その知見を社内外でシェアできればと思っています。

最近、コーチングの勉強をしています。コーチングをユーザーインタビューや、社内で一緒に働く人たちが自分のスキルを発揮して楽しく働けるようなサポートに活かしていきたいですね。

——トヨタコネクティッドの先行企画部のカルチャーには、どんな人がフィットすると思いますか?

川勝:トヨタコネクティッドは前向きなメンバーが多くて、失敗してもいいからどんどんチャレンジしようという雰囲気があります。新しい事業に取り組むなかで前向きにチャレンジできる人だと楽しんで仕事ができるのではないでしょうか。

鎌田:私たちが所属するグループがエクスペリエンスデザイン室という名前なので、デザイナーとしての経歴を持った人が多いのは確かです。ただ、今取り組んでいるプロジェクトを含め、UXデザインに限らず、事業企画や商品企画といった経歴を持った人でも十分に活躍できる場だと思います。興味があればぜひチャレンジしてください。

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