■「勉強会」とは?
株式会社TeraDoxでは、隔月に1回、「勉強会」という名前の社内イベントを実施しています。社内にはセールス、マーケティング、カスタマーサポート、開発、総務など様々な部署・チームがあります💡
勉強会ではそんな各部署が業務で使用する専門知識を解説したり、他部署でも活用できそうなナレッジの共有、トレンドについて話し合う場所として活用しています!✨️
参加者は、正社員やアルバイト、業務委託、インターンなど問わず、全員参加可能です。もちろん任意参加なので、強制されることはありません!定期的に開催することで、様々な部署や世代でディスカッションできるので、多角的視点を養ったり、新しいアイディアの立案ができるイベントとなっています👏🏼
■今回の講師は開発部エンジニアチームの「吉川」さん
今回の講師は開発部エンジニアチームの吉川さんにお願いしました!吉川さんは元々データエンジニアとしてデータ基盤構築業務をされていましたが、現在は弊社のWEBエンジニアとして勤務していただいています。休日も自作アプリを作成されたり、AIについても最先端の情報を収集されていたりと常に勉強されている姿が印象的。先日も社外勉強会であるLaravel Boostで初登壇をし、発表をされていました。
朝はジムに行ってからオフィスへ来るという吉川さんによる勉強会は「AI活用について」をテーマにしています。
「AIの進化が早すぎてついていけない…」という方に向けて、マインドセットから最新ツール「MCP」の具体的な活用方法など、吉川さんが色々なところで得た知識を語っていただきました。
■ピザを頬張りお疲れの一杯を!
本日は社外からもご参加くださる方がいらっしゃいました。
いつもは弊社で勤務されているスタッフであれば誰でも大歓迎な勉強会ですが、今回はグループ会社のエンジニアさんも来てくださいました🚃
皆さんで交流を深める意味合いも込め、ピザとビールで乾杯🍕🍻✨️
勉強会といっても、随時質問は可能。わからない用語もすぐ質問できる環境なので皆さん肩肘張らず、気軽に参加されている姿が印象的でした☺
■今回のテーマは「AI活用勉強法」~AIを正しく活用し、明日から使える知識を得よう~
今回のテーマは「AIを正しく活用し、明日から使える知識を得よう」です。
「便利なAIですが、みなさんうまく使っていますか?実は、正しく使えていないのではないのでしょうか。もっと有効活用して、社内の皆で情報を共有しあえる環境になっていきたいです」
そんな吉川さんの思いがあり、今回は教鞭を取っていただきました。
吉川さんが普段使っているAIツールは主に以下の4つです。
・Claude
・ChatGPT
・Cursor
・NotebookLM
あとはMCPも使用しているということで、一つ一つどういうサービスなのか、最近よく耳にするMCPとは一体どのような利便性があるのかを語っていただきました。
正直筆者はChatGPTとGeminiくらいしか知らなかったのですが、説明を受けると「なるほど、そうやってAIは使い分けるのか。それは確かに便利だ」と感じました。
特にMCPについては、社内で活用すれば資料の検索やタスク管理が容易になるなど、無駄な業務時間の削減に繋がるではないか、という可能性を感じました🖊️
■AIは増幅器という考え方
AIをただの検索に使っていたり、AIが言ったから。とAIの答えを鵜呑みにする使い方では、これからの時代AIに仕事が奪われるとお話する吉川さん。
- 「AIが言ったから」は禁句
- AIは検索エンジンではなく、時にハルシネーション(嘘)もつく。裏取りは人間の責任。
- AIは「増幅器(アンプ)」である
- 「自分のスキル × AI = アウトプット」。
- AIに全部やらせるのではなく、AIを使って自分の基礎力を上げることが近道。
- プロンプトで魔法をかける
- 「ふんわりした指示」ではAIも困る。具体的な背景情報を渡すことで精度が激変する事例(自社サービス『My振袖』のキャラ生成プロンプトなど)
AIは例え早朝や深夜に質問したり、何回同じことやわからないことを聞いても怒られないツール。しかし、あくまで自分の能力を拡張するツールであり、自分の力を最短で伸ばしてくれる増幅器に使っていこう。というお話に、皆深く頷いていました☺
■具体的なAI活用方法
プロンプトで差をつけよう!
ということで、実際にキャラクターをAIで作ってみました。
良いプロンプトを作れば、より描きたいキャラクターを出力することができます。そこで、良いプロンプトを作るためにまずはAIを使う。ということが重要になるということを実験していました。適当なプロンプトで作られたキャラクターと、より詳しいプロンプトで作られたキャラクターを見比べてみると、結果は歴然でした。
吉川さんは社内ドキュメントツールに自身のAI活用法を随時更新でまとめていらっしゃるのですが、主に開発に絡めたAIの使用方法なので、他の部署の方のAI活用方法もぜひ知りたい!とおっしゃっていたので、近々部署ごとのAI活用法がドキュメントにあがっているかもしれません♪
■インプットとアウトプットの機会を用意しています!
TeraDoxでは、ただ毎日業務をやるだけではなく、毎日の朝回で自分が得た情報を皆に共有したり、実際に新しい技術に触れたりする機会を設けております。AIに関する社外セミナーやフォーラム、業種ごとの交流会、自分で勉強する書籍代などの費用負担を会社の福利厚生として設けています。また、エンジニアだけでなく、営業やバックオフィスも巻き込んで「AIでどう業務改善をするか?」を真剣に考える会社です。
他部署とも積極的に交流したり、最新技術に触れながら働きたい方には、マッチする環境だと自負しています。そんなTeraDoxのことを少しでも気になったら、カジュアル面談からでも、ぜひご応募お待ちしております!