今回は、2025年5月に入社した木村さんのインタビューをお届けします!
入社後半年の視点から見たhoticeの特徴や魅力について、たっぷりお話を伺いました。
木村健介/Kimura Kensuke
生まれてから高校卒業までサイパンという多国籍な環境で18年間育ったアメリカンジャパニーズ。
前職は日本最大のMCNでグローバルマーケティング部門のヘッドを歴任。GAFAM級を含むトップブランドに対し、インフルエンサーマーケティング、OOH、デジタル広告を組み合わせた統合型マーケティング支援を主導。現在はhoticeの海外事業とマーケティングの責任者を兼任する。
1. hoticeに出会うまでの背景
―――ご両親はなぜサイパンにいたんですか?
父がダイビング好きで、「潜るならきれいな海で」と思ったことがきっかけだったそうです。
それで母と一緒にサイパンへ移住しました。なかなかですよね笑
―――大学卒業後のキャリアは?
20代前半はイベント運営やIT営業とキャリアを積んでいたのですが、もともとマーケティングにも興味があったことから、英語とマーケティングを掛け合わせてチャレンジできるインフルエンサーマーケティング企業へ転職しました。
そこで3年ほど、海外ブランドのマーケティング施策や組織マネジメントを経験させてもらい、キャリアとして多くを学ばせてもらった環境でした。
一方で、自分の中に「ゼロイチに近いフェーズで勝負したい」「意思決定の距離を近くしたい」という気持ちが大きくなっていったんですよね。
そのタイミングで縁あってhoticeへ転職を決めました。
2. hoticeに入社するまで
――hoticeを知ったきっかけは?
2年半ほど前に、共通の友人から趙を紹介してもらったのが最初です。
趙に関しては「面白い人だな」という第一印象でした。
――そこから、なぜhoticeに入社することを決めたのですか?
大きかったのは、「自分が動かないと回らない小さな組織で戦いたい」という想いですね。
最終的には、外資系複数の内定がある状態でしたが、その中でhoticeを選んだのは事業づくりのフェーズに深く関わりながら、自分の裁量で動ける余白が一番大きいと感じたからです。
「用意された仕組みを回す」ではなく、「仕組みそのものをつくる」側に回りたいと思いました。
「自分がやらないと回らない環境」に身を置きたかったんですよね、きっと。
それと「この人を担ぎたい」と思えるリーダーがいたことが決め手でした。
――「面白い人」から「担ぎたいリーダー」に変わった背景をもう少し教えてください。
ある会話の中で僕が「無理してでも勝ちます」と言ったとき、趙から返ってきたのが
「無理させずに勝つよ」 という一言でした。
そこにリーダーとしてのスタンスが凝縮されていると感じましたね。
「勝つために誰かをすり減らす」のではなく、「メンバーを守りながら勝ちに行く」スタイルに、この人を担ぎたいなと思わされました。
3. hoticeでの仕事
――現在の仕事内容を教えてください。
メインはインフルエンサーマーケティングです。
海外ブランドが日本で認知や売上を伸ばしたいときに、手段のひとつとしてインフルエンサーをどう活用するかを設計しています。
日本で今何が起きているのか、どのクリエイターがブランドの世界観やKPIにフィットするのかを提案し、採用が決まったら、キャスティングからコンテンツ制作の進行までを一気通貫で担当します。
もう一つの軸は、hotice自体のマーケティングです。
SEOや広告運用を通じて、国内外からリードを増やす仕組みづくりをしています。
――仕事の中で一番難しいと感じるポイントは?
代理店という立場ゆえの「板挟み」ですね。
ブランド側の方向性や投資判断は尊重したいが、クリエイターの表現も守る必要があります。その二つの間に立ち、両者の期待値をすり合わせながら数字としても結果を出す。
この三方よしを成立させることが、難しさであり腕の見せどころでもあるかなと。
――hoticeと他社の違いはどこにあると思いますか?
「ROAS(投資対効果)まできちんと見にいくこと」です。
インフルエンサーマーケティングは認知目的で使われることが多く、「話題にはなったが、売上はよく分からない」で終わるケースも多々あります。
一方hoticeでは、「100万円投資して500万円売れた」といった形で、売上への貢献まで追いかけるスタンスを取っています。
この点は業界の中でも特徴的かなと。
日本人でいながら英語ネイティブがいるというのも本来は大きな利点ですけどね笑
――仕事で一番やりがいを感じる瞬間は?
自分の成果が数字として会社の成長に直結していると実感できたときですかね。
自分が作った数字が、次の融資やオフィス拡大、新しい採用など、会社の次の一手につながっていく。
そこに自分の一手が効いている感覚があるとき、やりがいを感じます。
4. hoticeの魅力
――hoticeならではの独自性は?
「自由と責任のバランス」です。
出社時間は柔軟で昼寝も認められています。
体調が万全でない日があっても、やるべきことをやり、成果を出していれば信頼の範囲で任せてもらえる文化です。
もう一つは「人」!
体感でいうと、hoticeに入ってからの半年間で、人間関係の広がりがそれまでの社会人6年間の5倍になった感覚です笑
普段なら出会えない人たちとつながる場が生まれている。そこがhoticeの大きな特徴だと思います!
――木村さんから見るhoticeのチームのイメージは?
全員が同じ方向を向いているチームです。
僕はそれを「身口意一致」という言葉で表現しているのですが、言っていること(口)、やっていること(身)、心の中で思っていること(意)がズレていないと感じてます。
――入社して最も変わったことは?
「当事者意識」が強くなったことですかね。
雇用形態としては変わらず会社員ですが、自分の判断や行動が会社の数字や組織づくりにどう影響するかをイメージしながら動くようになりました。
責任感と主体性は、以前より鍛えられたと思います。
スキル面ではデジタルマーケティングの上流設計や、事業全体を見ながら打ち手を考える力が伸びているかと。
自分のキャパシティを少しずつ更新していけている感覚はあります。
――趙さんと一緒に仕事をしていて、刺激や影響を受けたことは?
「はっとさせられる指摘」をもらえることですね。
アウトバウンド営業の手数が落ちているタイミングで声をかけてくれたり、自分の出した案に対して別の視点のアイデアを出してくれたりする。
そのたびに、「まだやれることがある」と気づかされます。悔しいのですが笑
前に進むための一言をくれるので大変ありがたいのですが、負けたくないですね。
5. 未来の仲間へ
――一緒に働きたいのはどんな人ですか?
「会話を楽しめる人」です!
スキルや経験よりも前に、相手の気持ちを汲み取れるか、一緒にご飯やお酒を楽しめるかといった、人としての部分を大事にしたいと思っています。
hoticeは、僕にとって「ホーム」です。ここに関わることで人生そのものが豊かになるコミュニティだと感じています。
だからこそ、将来的には仕事だけの関係にとどまらず、
お互いの家に家族や友人も呼んでバーベキューをしながら乾杯できるような仲間と、一緒に働きたいと思っています。
いかがでしたでしょうか?
hoticeで働く面白さ、チームの熱量、そして挑戦の醍醐味を感じていただけていたら嬉しいです。
次は、あなた自身の物語をここで描いてみませんか?