農業全体に、もっと大きな形で貢献したい
私は2019年4月に、新卒でクロスエイジへ入社しました。
大学では農学部に所属し、農業について学んでいました。就職を考える中で、自分が生産者になる道についても考えました。もちろん、一人の生産者として農産物をつくることには大きな価値があります。一方で、実家が農家ではなかったこともあり、自分は生産そのものより、より多くの農家や産地に関わる立場から、日本の農業全体に貢献したいと考えるようになりました。
当時の私は、それをどのような仕事で実現できるのか、まだ明確に言葉にできていませんでした。そんな中で出会ったのがクロスエイジです。会社の理念や事業内容を知り、自分がぼんやりと描いていた「農業に広く貢献する仕事」が、すでに形になっていると感じました。
もう一つの決め手は、早く成長できる環境があったことです。自分の成果が会社の成長に直結する場所で挑戦したいと思い、入社を決めました。
農学部出身でも、知らないことばかりだった
農学部で学んでいたとはいえ、入社後は分からないことばかりでした。
品目ごとの生育スピード、時期によって移り変わる産地構成、日々変動する相場。同じ品目でも地域によって規格が異なることがあり、現場では専門用語も数多く使われます。
大学で学ぶ農業と、青果流通の現場で必要になる知識は同じではありません。お客様から質問を受けても、その場で答えられないこともありました。分からないことは社内の先輩や生産者に聞き、一つずつ覚えていく。その積み重ねで、少しずつお客様と会話ができるようになりました。
今でも青果の仕事に、すべてを覚えたと言える瞬間はないと思っています。天候や産地の状況によって、毎年同じようには進まないからです。だからこそ、自分で調べること、周囲に聞くこと、現場から学び続けることが欠かせません。
100%を目指して、届かなかった1年目
入社1年目は、与えられた個人予算の100%達成を目標に取り組みました。しかし、結果として目標を達成することはできませんでした。
その経験から、100%を達成したいのであれば、最初から100%だけを見ていてはいけないと考えるようになりました。2年目は、個人予算の120%を目標に置き、そこから逆算して準備と行動を進めました。
結果として、2年目は予算を達成できました。一度の達成で終わらず、成功体験を積み重ねることで、目標達成に対する感覚も変わっていきました。「達成できたらよい」ではなく、「達成することを前提に、何を準備するか」を考えられるようになったのです。
自分の中に、少しずつ“勝ち癖”がついていった時期だったと思います。
大きな顧客を任され、営業としての責任を知った
経験を積む中で、飲食卸会社、飲食チェーン、大規模量販店など、取引規模の大きな顧客も任せてもらうようになりました。
取引が大きくなるほど、求められるのは商品を提案して販売する力だけではありません。必要な数量を確実に確保できるか、適正な利益を残せるか、問題が起きた際にどう対応するか。生産者、お客様、物流、社内の関係者と連携しながら、取引全体を組み立てる責任があります。
特に印象に残っているのが、業務用野菜の供給で起こした失敗です。生産者とは電話で確認を行い、口頭で供給の確約を取ったつもりになっていました。しかし、実際には双方の認識にずれがあり、予定していた商品を供給できなくなりました。
お客様への供給を止めないため、代替品を通常より高い価格で仕入れ、赤字を出して対応しました。
この経験から学んだのは、「伝えたつもり」「確認したつもり」では取引は成立しないということです。特に数量、規格、期間、価格などの重要な条件は、口頭だけで終わらせず、記録に残し、双方の認識を合わせなければなりません。
失敗そのものは苦い経験でしたが、その後の確認方法や仕事の進め方を見直す大きなきっかけになりました。
入社2年目で採用、4年目で営業チームを任される
入社2年目には、新卒採用プロジェクトの担当を任されました。現在は同プロジェクトのリーダーとして、メンバーとともに採用活動を進めています。
入社4年目には、流通営業グループのチームリーダーになりました。現在は第2チームのリーダーとして、2〜3名のメンバーを管理しています。自身の営業活動や新規顧客の開拓に加え、売上・粗利などの数値管理、メンバーの育成、商品・産地開発にも携わっています。
プレイヤーとして自分の目標を達成することと、チームとして成果を出すことは、まったく同じではありません。メンバーによって経験や得意分野が異なるため、それぞれがどこで困っているのかを把握し、次の行動に進める状態をつくる必要があります。
育成で特に大切にしているのは、「分からないまま、思考が止まっている状態をつくらないこと」です。
自分一人で抱え込んで動けなくなる前に、いつでも、誰にでも聞ける。そうした環境があれば、判断と行動のスピードは上がります。私自身も、分からないことを周囲に聞きながら成長してきました。だからこそ、メンバーにも安心して質問や相談ができる環境をつくりたいと思っています。
完成された人より、誠実に成長できる人と働きたい
クロスエイジの営業は、商品を売るだけの仕事ではありません。
お客様の要望を聞き、生産者や産地を探し、数量や規格、価格、物流を組み立てる。ときには天候や相場の変化、品質問題など、予定どおりに進まない状況にも対応します。簡単な仕事ではありませんが、自分の提案が新しい取引になり、その成果が生産者やお客様、会社の成長につながる手応えがあります。
中途で入社する方に、最初から青果や流通の知識をすべて持っていてほしいとは思っていません。私自身も、分からないことばかりの状態からスタートしました。
一緒に働きたいのは、相手に対して誠実で、周囲の意見を素直に受け止め、自分から成長しようとする方です。分からないことをそのままにせず、質問し、考え、行動できる方であれば、経験の有無にかかわらず成長できる環境があります。
自分の成果を会社の成長につなげたい方、農業や青果流通の未来に広く関わりたい方と、一緒に働けることを楽しみにしています。