組織コンサルティング会社で7年間、30社以上のクライアントを担当し、人材育成を中心にさまざまな組織づくりに携わってきた榎本龍之輔。
そんな彼が、次のキャリアとして選んだのが、創業間もないZoth Consultingでした。
現在は取締役として、新規事業の立ち上げから組織コンサルティング、社内の仕組みづくりまで幅広く担っています。そして、彼が目指しているのは「最強のNo.2」。なぜ、あえてNo.2というポジションを選ぶのか。これまでのキャリアで得た経験は、Zothでどう活かされているのか。
今回は、榎本自身のキャリアや仕事への向き合い方、そしてZothで実現したい未来について話を聞きました。
Profile|榎本龍之輔
Zoth Consulting株式会社 取締役。
慶應義塾大学大学院を2018年に卒業後、新卒から7年間、組織コンサルティング会社に勤務。30社以上のクライアントを担当し、主に人材育成領域を中心に、教育プログラムの設計から研修実施、組織の仕組みづくりまで幅広く支援。また、20卒採用では採用担当として、夏のインターンシップから携わり、1,000人近い母集団形成、面接、本選考、内定まで採用活動全体を運営。現在はZoth Consultingの取締役として、新規営業から組織開発、人材育成プロジェクトのコンサルティング、社内の仕組みづくり・組織づくりまで幅広く担っている。
「自分自身の市場価値を高めたい」から始まったキャリア
―まず、これまでのキャリアについて教えてください。
榎本:2018年に慶応義塾大学院を卒業して、新卒で組織コンサルティングの会社に入りました。大学では数学教師を目指して数学を専攻していましたが、結局教育課程は取ることなく。大学院では経済性工学を研究していました。
経済性工学(インダストリアルエンジニアリング)では、簡単にいうと「どうやって効率よく何かを作るか」を研究していました。卒業後は大手メーカーにいくのがいわゆる王道とされていたのですが、ふと「大手メーカーに入ったとして、それって自分がすごいんじゃなくて、そのメーカーがすごいんじゃないか」と思ったんです。
20代は泥のように働いて、自分の市場価値を上げようと思い、組織コンサルティング企業に就職しました。
―新卒で入った会社では、どんな仕事をされていたんですか?
榎本:最初はコスト改善のコンサルティングから始まり、その後、ミッション・ビジョン・バリューの策定、人材育成、評価制度の設計など、組織コンサルティングの仕事を幅広く経験しました。
特に長く携わったのが、人材育成の領域です。7年間で30社以上のクライアントを担当して、教育プログラムの設計から研修の実施、その後の組織の仕組みづくりまで、クライアントごとにオーダーメイドで支援してきました。
―採用にも関わっていたんですよね。
はい。20卒の採用担当もしていました。
夏のインターンシップから採用活動に入り、1,000人近い母集団形成から、面接、本選考、内定まで、一連の採用活動を運営しました。自分自身が「採用される側」だった経験に加えて、「採用する側」として学生と向き合った経験があるので、今の仕事でも採用を考えるときには、その両方の視点が活きていると思います。
「成果が出ない2年間」が、仕事との向き合い方を変えた
―7年間のコンサルティング経験の中で、特に印象に残っていることは?
榎本:自分自身の仕事との向き合い方が変わったことですね。順風満帆ではありませんでしたよ、新卒1年目の頃、大きいクレームを3件頂いたこともありましたし。「自分は経営したこともないし、何者でもないのに、経営者に対してどんなバリューを発揮できるのか」という感覚があって、相手に忖度してしまう。
結果として、なかなか成果が出ない時期がありました。
―そこから、どうやって変わっていったんでしょうか?
榎本:ちょっと恥ずかしい話なんですが、当時、クライアントさんから「イケメンですね」と言われることが増えたんです(笑)。最初は「いやいや、そんなことないです」と、ずっと謙遜していました。すると、あるとき上司から「なんで謙遜するの?」と言われて。「謙遜するってことは、相手が言ってくれたことをちゃんと受け取っていないよね」とフィードバックをもらったんです。
というのも、昔から自分に自信がなかったんです。幼い頃から特に父から厳しく育てられ、例えばサッカーの試合の後は必ず反省会が開かれ、できてなかったことをこんこんと聞かされる。気が遠くなるような時間でした。そんな過去があるからこそ、褒められても素直にそれを受け入れることが難しく、最初は少し抵抗がありましたが、「まずは受け取ってみよう」と思って、「ありがとうございます」と言うようにしました。
最初は言葉だけでしたが、それを続けて数カ月経ったある日、ふと鏡を見たときに、「俺、いけてるかもしれないな」と思えたんです(笑)。
そこで初めて、言葉を変えることで、自分のマインドも変わるんだと実感しました。それを繰り返していく中で、少しずつ「新人だから」「若いから」と引いてしまうのではなく、「自分だからこそ言えることがある」と思えるようになっていきました。
それまでは、自分のできていないところばかりに目が向いていたんです。例えば、95点を取っても「95点取れた」ではなく、「5点取れなかった」と考えてしまう。でも、そうではなくて、まずは自分ができたことをちゃんと認める。そうやって自分の捉え方を変えていくことで、仕事への向き合い方も少しずつ変わっていきました。
自分自身のマインドが変わり、仕事への向き合い方も変わっていく中で、少しずつ成果も出るようになり、結果的には、安定した成果を常にあげれるまで成長することができました。
―その7年間の経験は、今のZothでどのように活きていますか?
榎本:前職では、クライアントごとにオーダーメイドで提案して、プロジェクトを設計していました。相手に合わせてどうプロジェクトを進めるのがいいのか、社長の性格に合わせて、どういうアウトプットにするのがいいのか…そういうことを考えながら仕事をしてきたので、今のコンサルティングでもかなり活きています。
もう一つ大きかったのは、「仕事をやること」と「相手から評価されること」は別だと学んだことです。必要なタスクを洗い出して、一つひとつ全部潰していく。それ自体はもちろん大事です。
でも、評価するのは人です。結果だけではなく、「そこまで自分に寄り添ってくれた」「ここまでやってくれるんだ」とクライアントに感じてもらえるか。そういう、相手からどう見えるかという視点は、前職で鍛えられましたね。
「おもろそう」で選んだZoth。目指すのは、最強のNo.2
―7年間勤めた会社を離れて、Zothに関わるようになったきっかけは?
榎本:もともと代表の井上とは知り合いで、同じ高校出身で歳も近く、好きなことも性格も全く違うけど、なぜかすごく意気投合して。
一緒に会社をやらないかと話をもらった時は、シンプルに「おもろそう」と思いましたね。
―「おもろそう」というのは?
榎本:なんでしょう、彼と話していると、一緒に歩んでいった先に、これまで見たことのない景色が見られるんじゃないかという期待感がありました。あとはこの事業への共感もあり、一緒にビジネスを進めることにしました。
―現在、Zothでは具体的にどんな仕事をしていますか?
榎本:主に、ゾスコンの新規開拓の営業からクロージング、あとはRPOや組織開発のプロジェクト納品を行っています。それに加えて、社内の生産性を上げるための仕組みづくりや、組織づくりも井上と一緒にやっています。営業だけ、コンサルだけというより、事業をつくるところから、クライアントに価値を届けるところまで幅広く関わっているという感じです。
―いろいろなコンサルティング会社がある中で、ZOTH CONSULTINGを選ぶ理由は何でしょう?
榎本:ご存知の通り、コンサルなんてこの世に余るほどありますが、うちの強みはお客様や仕事への姿勢だと思っています。例えばクライアントから「10人採用したい」と言われたら、「じゃあ、それに対してやれることを全部やろうぜ」というスタンス。
生産性や効率だけではなく、結果にコミットする。最後は人で勝負する。そこがZothの良さだと思います。
―榎本さんは「最強のNo.2になる」という目標を掲げていますよね。なぜNo.2なんでしょう?
榎本:もともとは、独立して社長になることも考えていました。でも、Zothで井上とコミットしていく中で、No.2というポジションが自分にはすごくしっくりきました。自分が表立っていくというより、誰かが実現したいことを、自分がサポートすることが、自分には合っていると思っています。だから今は「最強のNo.2になろう」と考えています。
世の中には「経営者とは」「社長はこうあるべき」という本はたくさんありますけど、No.2について書かれた本ってあまりないですよね。だから、将来的には自分がNo.2としてどう立ち回るべきなのか、そういう本を書いてみたいという野望もあります。(笑)
―最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?
榎本:転職は、あくまで手段だと思っています。「転職したい」と思ったときに、まず考えてほしいのは、
- 自分は何をしたいのか。
- 何を実現したいのか。
- そのために何が大事なのか。
ということ。その答えによっては、今の会社に残って成果を出すことが正解かもしれない。逆に、環境を変えてチャレンジすることが正解かもしれない。
今は昔と比べて転職しやすくなったからこそ、転職という「手段」が「目的」になってしまっている人もいると思います。僕自身、前職時代に転職活動をしたことがあります。でも、そのときは何者でもなかったから、年収も上がらなかったし、自分のやりたいこともできなかった。そこで、「結局、今いる会社で成果を出さない限り、自分の望む状態にはなれない」と気づいて、もう一度会社にコミットしました。だから、転職すること自体が悪いわけではありません。
ただ、逃げるための転職ではなく、自分の人生で実現したいことから逆算して、どんな選択をするのかを考えてほしい。もっと、自分の人生に本気になっていいと思います。
もし今の話を読んで「ちょっと耳が痛いな」と感じたなら、転職活動を始める前に、まだ考えることがあるのかもしれません。その上で、「ここで挑戦したい」と思える場所がZothなら、ぜひ一緒に働きたいです。