こんにちは。クラウン情報テクノロジーの増井です。
「現役エンジニア社長シリーズ」第3回です。
前回は、「設計書を書く前に、私が一番時間をかけていること」と題して、現行システムや業務を理解することの大切さについてお話ししました。
今回は少し視点を変えて、30年以上金融ITの現場で仕事をしてきた中で、
「この人は伸びるな。」
と感じるエンジニアに共通することについて、お話ししたいと思います。
技術力だけでは判断できません
エンジニアというと、
プログラミングが速い人。
新しい技術をたくさん知っている人。
そんな人が評価されると思われがちです。
もちろん技術力は大切です。
しかし、長く現場を見てきて感じるのは、
技術力だけで、その人の成長は決まりません。
その後どれだけ成長できるかは、仕事への向き合い方に大きく左右されます。
分からないことを、そのままにしない人
私が「伸びる」と感じる人は、分からないことを放置しません。
「なぜ、この仕様なのだろう。」
「この業務は、何のためにあるのだろう。」
「この処理には、どんな意味があるのだろう。」
疑問を持ち、自分で調べ、それでも分からなければ素直に質問します。
そして、もう一つ大切なのがスピード感です。
金融ITの現場では、新しい業務や新しい知識が次々と出てきます。
本番障害への対応。
業務改善。
新商品の発売。
法改正。
制度改正。
毎日のように、新しい情報が入ってきます。
だから、今日分からなかったことをそのままにしてしまうと、明日はさらに新しい「分からないこと」が増えていきます。
結果として、理解しなければならないことが積み重なり、自分の中で整理しきれなくなってしまいます。
だから私は、
分からないことはできるだけ早く解決する。
この姿勢が、とても大切だと思っています。
スポンジは、乾いている方がよく吸収します
私はよく、
「スポンジのような状態でいてほしい。」
という話をします。
スポンジは乾いているからこそ、水をよく吸収します。
一方で、すでに水をたくさん含んだスポンジは、新しい水を吸うことができません。
エンジニアも同じです。
分からないことを一つずつ解決していくことで、頭の中が整理され、新しい知識を吸収する余裕が生まれます。
逆に、疑問を放置したままだと、新しい知識も入ってきません。
成長が速い人ほど、このサイクルを繰り返しています。
システムではなく、業務に興味を持てる人
金融ITでは、本番障害への対応や業務改善、新商品の発売、法改正への対応など、さまざまな変化があります。
そのたびに、
「この機能を修正すれば終わり。」
ではありません。
まず、
「この業務は、なぜこうなっているのか。」
「今回の制度変更は、どの業務に影響するのか。」
を理解することから始まります。
だからこそ、システムだけではなく、お客様の業務そのものに興味を持てる人は、大きく成長していきます。
素直に学び続けられる人
IT業界は変化の速い世界です。
新しい技術。
生成AI。
新しい開発手法。
数年前の常識が変わることも珍しくありません。
そんな中で成長し続ける人は、
「もう知っている。」
ではなく、
「まだ学べることがある。」
という姿勢を持っています。
私自身も、現場に立ちながら毎日のように新しいことを学んでいます。
経験年数に関係なく、学び続ける姿勢は何より大切だと感じています。
最後に
30年以上この業界で仕事をしてきましたが、
「伸びる人」は、決して特別な人ではありません。
分からないことを、そのままにしない。
早めに理解し、新しい知識を吸収する準備を整える。
業務に興味を持つ。
そして、素直に学び続ける。
その積み重ねが、上流工程を任され、お客様から信頼されるエンジニアへと成長していきます。
私たちクラウン情報テクノロジーも、そうした姿勢を持つ方と一緒に働きたいと考えています。
「もっと業務知識を身につけたい。」
「上流工程に挑戦したい。」
そんな思いをお持ちの方がいましたら、ぜひ一度カジュアル面談でお話ししましょう。
※興味があれば、音声でも考えを発信しています。
文字とは少し違うニュアンスで話しています。
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