経営×人事のプロの頭の中を引き出しました。※今後も勉強会を開催していきます。
新会社を作るにあたり、
「リード・イノベーションってすごい人いっぱいいるけど、
新しく入ってくるメンバーにもそこから学べる様な新しい体制を作らなあかんなー」
と感じておりました。
すでに体系化したものなどはあるのですが、
もっと多くのメンバーが入ってきた時はどうすれば良いかを考えているときに、
あ、セミナー開いて勉強会形式にしたら良くね?とヒラメきました。
そして今回!
「人事×経営 双方のプロが語る 経営視点で見る採用とは」
という題名で
人事の方やエージェントの方を呼んで開催致しました!
元東証一部上場企業の人事部長であり、
経営者に経営をコーチングするプロでもあり、
自身も経営者である礒谷の頭の中にあるノウハウを引き出しました。
今回のセミナーですが、結論から言うと、、
かなりの大盛況でした
終わってすぐに参加者の方から
・毎月開催してほしい
・周りの人事やエージェントの友達を連れてきたい
と言う声が聞けるほどでした。
そうなんです。
スポーツ系体育会系と思われるかもしれませんが、
実はかなり体系化だった知識を有しているインテリ集団でもあるのです。
今回はその中の話を2つ程簡単にお話いたします。
①目線を上げる話
まず、今行っている業務を経営者目線で見れるようになるには、
役職が上の人の目線で物事を見れるようになることが急務という事が礒谷の話でした。
そんな話が上がった時に礒谷が書き出したのが組織図です。
「あなた/お客様の部署はどんな構成?」
「それぞれが何をしてる部署かわかる?」
「どんな人数比?」
「そこに部長や課長はいる?」
「そこの管理職の目標はわかる?」
「どこの人が経営層にどういうレポートを出しているの?」
「じゃあこの役職の人を勝たせる為にはどうすればよい?」
などと深堀していくことによって参加者は
「あ、自分の上司や部長、経営層はこういう目線で物事を見ているんだ」
「だから自分の目標がこういうことに繋がっていて、こういうところをもっと頑張らないといけないんだ」
と参加者同士で意見の出し合いがするまでになっておりました。
②逆張りの話
経営者の視点までに目線が上がった時、どの様にしてインパクトを出せる様な人間になるか?
そこの話を
人事部長時代に採用コストを数千万程下げる様な経営にインパクトをもたらした礒谷が
どの様にしてそこを実現できるまでの力をつけたかという観点で話をしてもらいました。
その中の話を結論的にいうと
リソースの整っていない環境にいればいるほど個人としてのインパクトを出せる力が高まる
ということでした。
礒谷は営業から人事の道をいくと決めた時、敢えて業界的に人気が決してあるとは言えない業界に飛び込んだとの事でした。
有名企業の様に良い人が勝手にバンバン集まってくるところで人事として経験を積むよりも、
え?そこに行くのと言われる様な環境で人事をした方が圧倒的に知恵を絞るし、上流の仕事を数多く任されたとの事でした。
そういう環境で何年か過ごして周りを見渡した時、未経験で人事の道へ行ったにも関わらず
あれ?周りはこんなレベルで仕事をしているの?と思ったそうです。
キラキラしてリソースの整った有名企業の環境ではなく、え?そこに行くのという様なリソースが整っていない様な環境に飛び込む。
まさに逆張りですね。
実際に僕も今はエージェントの仕事をしているのですが、
普通の人材紹介会社が使う様なデータベースや広告を使う様な事は一切しておりません。
その様な環境でやる事で、他の数年目のエージェントには負けないだろうなというところまで
力がついたなという自負も持てております。
それもリソースが整っていない状況で圧倒的に知恵を絞りながらやる事でそこまで言える様になったのだと思います。
さて、自分の勉強も含めて開催した会でしたが、
思ったよりもかなり反響が大きかったので今後もどんどん開催していくことにします。
人事やエージェントの領域以外にもコーチングやコンサルの領域なども聞きたいなどの声もどんどんください。