ナナイロが『人を生かして、事をなす』を大切にする理由
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ナナイロ創業の原点
ナナイロの創業について、
これから関わるメンバーや読者の方に、
一度きちんと書いておこうと思います。
ナナイロは、
単に「独立して作った会社」ではありません。
ある組織の中で、
信頼が壊れていく過程を目の当たりにしたこと。
それが、ナナイロの出発点になっています。
共同経営の組織で起きたこと
以前、私はある会計事務所で
共同経営という形で組織を運営していました。
売上も伸びていましたし、
外から見れば順調な組織だったと思います。
ただ、ある時期から
少しずつ違和感が生まれていきました。
それは能力の問題ではありません。
組織の信頼の問題でした。
組織が壊れるときに起きること
組織が壊れるとき、
いきなり大きな衝突が起きるわけではありません。
もっと静かな形で始まります。
- 情報が均等に共有されなくなる
- 人によって見えている状況が違ってくる
- メンバーの間に見えない壁ができる
- 経営陣同士の信頼が少しずつ削られていく
こうした小さなズレが積み重なり、
組織の土台が崩れていきます。
当時の私は、
そのプロセスを当事者として間近で見ていました。
信頼が崩れた組織は続かない
共同経営において一番重要なのは
能力ではありません。
信頼です。
同じ責任を負う者同士が、
同じ情報を持ち、
同じ前提で議論できること。
それが成立しなくなると、
共同経営は成立しません。
私はその現実を、
身をもって経験しました。
組織は売上ではなく信頼で壊れる
当時の組織は、
結果として縮小していきました。
外から見ると、
まだ動いているように見える組織でも、
内側の信頼が崩れた瞬間から、
実は終わりが始まっている。
私はそれを強く実感しました。
組織は売上ではなく、信頼で壊れる。
これは、私が実際に経験して学んだことです。
だから新しい組織を作ろうと思った
あのとき、
私は一人で仕事をする選択もできました。
実際、個人で気楽に仕事をする道も
十分ありました。
それでも私は、
仲間と一緒に新しい組織を作ることを選びました。
理由はシンプルです。
壊れる組織を見たからこそ、
壊れない組織を作りたかった。
それがナナイロです。
ナナイロという名前
新しい事務所の名前を考えたとき、
一つの名前が頭に浮かびました。
ナナイロ
この名前は、
私の大切な友人が生前に作った会社の名前でした。
その友人は、
コロナ禍の中で亡くなりました。
私はご家族にお願いしました。
「この名前を使わせてもらえないでしょうか」
ありがたいことに、
その想いを受け取っていただくことができました。
こうして
税理士法人ナナイロ
という名前が生まれました。
ナナイロの原点
ナナイロは、
単なる独立で生まれた会社ではありません。
組織の信頼を守るために生まれた会社です。
だからこそ、
ナナイロは次の価値観を大切にしています。
- スピード感を持つこと
- 挑戦を楽しむこと
- 学び続けること
- 謙虚であること
- 感謝を忘れないこと
- オールナナイロで考えること
- 自己研鑽の時間を持つこと
組織は信頼でできています。
これは、
私が身をもって学んだことです。
組織は制度だけでは回りません。
最後は
人と人の信頼で決まります。
これからナナイロに関わる人へ
ナナイロは
ただの税理士事務所ではありません。
私たちは、
中小企業経営者の「かかりつけ医」
のような存在になることを目指しています。
数字だけではなく、
経営者の未来に伴走する。
そのための組織です。
この原点を、
これから関わるメンバーにも
知っておいてもらえたら嬉しいです。
ナナイロは、
そういう会社です。