今回ご紹介するのは、ホンダ・コンサル・楽天を経てランディットに参画したDevesh(デベシュ)さんです。
輝かしいキャリアを持つ彼が、なぜあえて「5年目のスタートアップ」というカオスな環境を選んだのか。そして、多忙なCEO室というポジションにいながら、どうやって「家族との時間」を両立させているのか……。
今回は、そんな彼の等身大の姿に迫るべく、いろんな質問をぶつけてみました!
エンジニアから経営戦略へ。私の原点
ーーまずは、これまでのバックグラウンドを含めて自己紹介をお願いします!
インド出身で、IIT Delhi(インド工科大学デリー校)で機械工学を専攻しました。大学時代はチームリーダーとして、クルマをゼロから設計・製作するプロジェクトに没頭していました。この「モノを創り、動かす」という経験が、私のキャリアの根底にあります。
性格を一言で言えば「論理的な楽観主義者」です。どんなに複雑な問題でも、論理的に分解すれば必ず解決できると信じています。プライベートでは小さな子供の父親でもあり、子供と一緒に世界を新鮮な目で見つめ直す時間は、仕事で新しい視点を持つための助けにもなっています。
ーー日本でホンダ、コンサル、そして楽天と、非常に密度の濃いキャリアを歩まれてきたと伺っています。具体的にどのようなお仕事をされてきたんですか?
私のキャリアは、技術の追求から経営の追求へと、徐々にその輪を広げてきた歩みです。 新卒でホンダのグローバル採用を通じて来日し、6年間R&D部門に在籍しました。サスペンションやステアリングの設計、さらに自動運転技術の研究に従事し、学術論文も執筆しました。仕事の傍ら、日本語も独学で習得しました。
その後、「リーダーシップを通じて世界にインパクトを与えたい」と考え、ATカーニーへ転職。コンサルタントとして戦略やオペレーションを学び、企業経営の要諦を叩き込まれました。直近の4年間は楽天のCEO戦略室にて、事業戦略、予実管理、プロダクト開発のプロセス構築などに従事しました。ホンダで学んだ「モノの理(ことわり)」と、コンサル・楽天で学んだ「ビジネスの理」が、今の私の土台です。
社会全体の効率をデザインする
ーー楽天という大きなフィールドから、あえてスタートアップのランディットへ。一体何がDeveshさんを動かしたんですか?
楽天での仕事は非常に充実していましたが、改めて自分の情熱の源泉である「モビリティ」の領域で、よりダイレクトに社会貢献がしたいと考えるようになりました。
ランディットに惹かれたのは、そのビジョンの大きさと深さです。単なる駐車場サービスの会社ではなく、「社会全体の効率化」を掲げ、地域の未来を支えるインフラを再構築しようとしている点に強く共感しました。モビリティの知見とCEO室での戦略・オペレーション構築の経験を掛け合わせれば、この壮大なビジョンの実現に貢献できると確信したんです。
ーー転職にあたって、一番大切にしたことは何ですか?
「社会的意義(インパクト)」と「ライフバランス」の2点です。 自分の仕事が次世代の社会を良くしているという実感を持てること。そして同時に、一人の父親として家族との時間を大切にできること。この両輪が揃っていることが、私にとっての理想のキャリアでした。
入社理由の決め手となった、ビジョンへの情熱と「本物の柔軟性」
ーー数あるスタートアップの中でも、ランディットに決めた一番の理由は?
出会いは、急成長中のスタートアップを探している時でした。決め手は、選考を通じて出会った「人」です。誰もがビジョンの実現に対して純粋で、情熱的でした。「この人たちとなら、共に高みを目指せる」と感じました。また、チームが非常に若く、活気に溢れている点も魅力的でした。
また印象に残った事は、「柔軟な働き方」への透明性です。私には幼い子供がいるため、家族との時間を確保したいという希望を率直に伝えました。すると、リーダー層を含め、他にも多くの子育て世代がバランスを保ちながら高いパフォーマンスを出していることを教えてくれました。制度としてあるだけでなく、実際に皆がそれを活用している。その「文化」に触れたことが、最終的な決断を後押ししました。
現在の仕事とやりがい
ーー現在はどのようなミッションに取り組んでいますか?また、大企業との違いや醍醐味があれば教えてください。
2025年11月にジョインして以来、CEO室にて多岐にわたるプロジェクトに携わっています。
- 資金調達および全社戦略の策定
- 事業計画の立案
- 業務効率化・プロセス構築
前職のような大企業と比較して大きく違うと感じるポイントは、「意思決定のスピード」と「当事者意識」ですね。何層もの承認が必要だったことが、ここでは経営陣と直接議論し、その日のうちに実行へ移されます。自分のアクションが翌日の会社の成長に直結するスピード感は、スタートアップならではの醍醐味です。
一方で、正解がない中で「仕組み」を作っていく難しさもあります。急成長しているからこそ、昨日の正解が今日通用しないこともありますが、私はエンジニア時代に培った「第一原理思考」と「根本原因分析」を用いてこのカオスな状況を楽しんでいます。
具体的には、まず「何を達成したいのか(To-be)」という目的を明確にし、問題を最小単位の構成要素に分解します(エンジニアリングのRoot Cause Analysisと同じ手法です)。そこからボトルネックを見つけ出し、目的に向かって再構築する。このロジカルなアプローチがあるからこそ、不確実な状況でも迷わずに意思決定ができているんだと思います。
信頼と柔軟性が生むパフォーマンス
ーー社内の雰囲気や、メンバーの印象、「ここが自慢!」という会社の好きなところはどこですか?
一言で表すと「Harmony(一体感)」です。若くて優秀なメンバーが、それぞれの専門性を尊重し合い、一つのゴールに向かって協力し合う文化があります。
また、会社の好きなところは、「本物の柔軟性」です。
私は毎日、夕方には早めに帰宅して子供と一緒に食事をし、全力で遊びます。その時間は完全にパパとしての時間です。必要であれば、子供が寝た後に仕事に戻ることもありますが、会社が個人のライフスタイルを完全に信頼し、任せてくれている。この「高い信頼」があるからこそ、メンバーは最大限のパフォーマンスを発揮できるのだと感じています。
これからと未来
ーーこれからランディットで実現したい目標は?
私の目標は二段階あります。まずは、日本市場でランディットのビジョンを確固たるものにすること。そして次に、その価値をグローバル市場へ展開することです。日本が直面している地域課題やインフラの課題は、世界中が直面する課題でもあります。日本発のソリューションを世界中に実装し、地球規模での効率化に貢献したいと考えています。
ーー最後に、これから入社する人に向けてメッセージをお願いします!
もしあなたが、単なる「歯車」ではなく、自ら社会のインフラを創り上げる「設計者(アーキテクト)」になりたいなら、ランディットは最高の舞台です。 論理的な思考を楽しみ、情熱を持って社会を変えたい。そして、自分や家族の時間も大切にしたい。そんなわがままな想いを、ここで一緒に叶えませんか?あなたの挑戦を、心からお待ちしています。
圧倒的なキャリアとロジカルな思考を持ちながら、実は誰よりも「家族愛」に溢れ、気さくにメンバーを支えてくれるDeveshさん。彼のような「論理的な楽観主義者」が経営のバトンを握っていることが、ランディットの急成長を支える大きな安心感になっています。カオスな環境を仕組みに変える面白さを、ぜひ私たちと一緒に味わってみませんか?