「宇宙の先には何があるのか」。そんな問いを追いかけていた大学院生は、なぜ研究を離れ、設立1年未満のルビーインへ入社したのか。代表・千手との出会い、「幸せの追求」というミッション、そして新卒採用イベント『ウェルハンティング』に込めた想いを語ります。
■ プロフィール
ルビーイン株式会社 新卒採用イベント事業の責任者を務めている、岡本航です。愛知県豊田市の出身で、愛知教育大学から名古屋大学大学院へ進み、大学院は中退しました。
趣味と呼べるものは特にありませんが、革靴や万年筆など「いいもの」を手入れしながら大切に使うことが好きです。ストレングスファインダーの資格も持っていて、強みは戦略性・親密性・学習欲・達成欲・競争性です。「個性を認めて自己受容できる人が増えてほしい」という想いから、診断士の資格を取りました。
■ 大切にしている価値観は「本質の追求」と「努力」
本質の追求
幼い頃の私は、よく怒られるやんちゃな子どもでした(笑)。「ルールだから」「文化だから」という理由で叱られることに違和感を覚え、よく反抗していました。論理的に正しいことが大事だという価値観は、その頃に芽生えたのかもしれません。
その後、物理学に出会い、夢中になりました。「なぜ宇宙は広がっているのか」「なぜ月は地球の周りを回り続けているのか」。世界の疑問を論理的に理解できることが面白かったのです。なかでも「宇宙の先には何があるのか」という謎には強く惹かれました。
同時に、人として生まれた以上、誰もが「幸せになりたい」と願っているとも感じていました。「幸せとは何か」「どうすれば幸せになれるのか」は、人類にとって極めて重要な謎だと思っています。
努力
この価値観は、小中学生の頃の劣等感から生まれました。運動神経が良く気の強い友達、部活で結果を出す同級生、オリンピック出場経験のある父。周りを見て、自信を持てない時期がありました。悔しさを抱えながら上を目指し続けた経験が、「自分よりも優れた人を超えたいなら、その人以上に努力する」という今の姿勢につながっています。
■ ミッションは「幸せの追求」
科学的な根拠をもって「幸せとは何か」「人はどのようにして幸せになるのか」を言語化し、本質的に人を幸せへ導く事業をつくり続ける人生にしたい。それが私のミッションです。
幸福学、心理学、哲学などを学ぶなかで、「自己受容」が幸福の重要な要素の一つだと考えるようになりました。私自身、大学生になるまでは劣等感に苦しんでいましたが、少しずつ自己受容できるようになり、今では幸福度がかなり高いと感じています。だからこそ、自己受容の大切さに強い納得感があるのです。
■ なぜ、設立1年未満のルビーインに入ったのか
一言でいえば、自分のミッションを本気で追える会社だと思ったからです。
大学院では宇宙の研究をしていて、それも楽しんでいました。ただ、「一度きりの人生で何に重きを置くか」と考えたとき、人としての本質的なテーマである「幸せ」に振り切りたいと思い、大学院を中退する道を選びました。
その後、起業も考えていた私は、偶然ルビーインの代表・千手と出会います。千手は、私がこれまで会った中でも異例なほど幸福度が高く、他者の幸せを真剣に追求する使命感にあふれた人でした。「誰もが自分の幸せのために生きている」と思っていた私にとって、自分の幸福度が高いからこそ他者のために生きられる人がいることは、かなり驚きでした(笑)。
利益のためではなく、本気で人を幸せにするために起業した千手のもとなら、自分のミッションを真剣に追い求められる。そう確信して、新卒でジョインすることを決めました。
■ いま取り組んでいること:就職活動を変える『ウェルハンティング』
現在は、新卒採用イベント『ウェルハンティング』を世の中に広めることに集中しています。
課題意識:仕事の時間が「退屈」になっている
睡眠時間を除くと、1年の約40%は仕事に使っている計算になります。ところが、日本は熱意を持って働く人の割合が5%で、125カ国中124位です(米国ギャラップ社調査)。従業員の幸福度も18カ国中最下位でした(パーソル総合研究所調査)。
一方で、幸福度の高い社員は、そうでない社員と比べて創造性が約3倍、生産性が約1.3倍、離職率は59%ダウン、欠勤率は41%ダウンという研究結果もあります。幸福度の低さは、個人にも企業にもマイナスなのです。
原因はさまざまですが、その一つが就職活動でのミスマッチだと考えています。なんとなく自己分析をして、世間体を気にして大手を受ける。企業ごとに伝える自分を変える。そんな就活が「スタンダード」になっていないでしょうか。
ウェルハンティングの仕組み
- 事前の自己分析:弊社担当が参加者と一緒に深く自己分析を行い、「どんな人物で、なぜそうなったのか」「将来どんな価値観を大切に生きたいか」を言語化します。
- プレゼン資料の作成:言語化した内容を資料にまとめます。
- 当日の1対1面談:企業担当者との面談で、本音で自分のことを伝えます。社会人の視点から深く問われることで、自己分析がさらに深まります。
参加者は、自分の価値観に合う企業の選考に進むことができます。企業側も参加者を根本から理解したうえで、自社とのマッチングポイントをじっくり話し合えるので、双方にメリットがあります。このイベントを通じて、就職活動そのものを変えていきたいと思っています。
■ これから挑戦したいこと
人の幸福度が上がる事業を、どんどんつくっていきたいです。慶應義塾大学の前野隆司さんの研究では、幸せには4つの因子(「やってみよう」「ありがとう」「なんとかなる」「ありのままに」)が関係するとされています。この因子をもとに、次のような事業を生み出していきたいと考えています。
- ありのままに生きられる人を増やす事業
- 感謝の気持ちを持ちやすくなる事業
- 新しいことに挑戦できるようになる事業
- 成長実感を得やすくなる事業
■ こんな方と、一緒に働きたい
- 「幸せ」を本気で考え、仕事を通して追求したい方
- 物事の本質を論理的に考え抜くのが好きな方
- 就職活動をより良いものに変えたいという想いのある方
ぜひ一度、カジュアルにお話ししませんか?宇宙の話も、幸せの話も大歓迎です。