こんにちは!SSIP弁理士法人の所長、石橋です。
現在、当事務所では「Pythonで知財業界を牽引する社内SE」を大募集しています。ありがたいことに募集ページに多くのアプローチをいただいていますが、求人票の限られた文字数では、このポジションの「本当の面白さ」や「裁量の大きさ」を伝えきれていないと感じています。
そこで今回は、「特許事務所のOSを書き換えるアーキテクトって、ぶっちゃけ何をするの?」「なぜPythonなの?」といった疑問に、代表でありDX推進責任者でもある私自身が直接お答えします!
なぜ特許事務所が「Python」や「Ubuntu」を求めているのか?
募集要件に「Python」や「Ubuntu」と書いてあるのを見て、「特許事務所でなぜ?」と驚かれた方もいるかもしれません。
実は、知財業界はいまだに特許庁からの書類ダウンロードや、管理ソフトへの手入力といったアナログな作業に多くの時間を奪われています。私は、こうした「機械に任せられる仕事」は徹底的に自動化し、スタッフが人にしかできないクリエイティブな業務に没頭できる環境を作りたいと本気で考えています。
過去には外部のシステム会社に開発を依頼したこともありましたが、特許事務所特有の複雑な業務フローをシステム化するには、要件定義から運用まで「自分たちで作り、改善していく(=内製化)」のがベストだと痛感しました。
現在、私が手探りでPythonとReactを使い、図面データのPDF変換アプリや所内会計アプリなどをフルスタック開発し、Ubuntu Server上で動かしています。あなたには、この基盤を引き継ぎ、さらに洗練された「事務所の新たなOS(基幹システム)」へと進化させてほしいのです。
「社内SE=単なるヘルプデスク」ではありません
一般的な事業会社の「社内SE」や「情シス」というと、PCのキッティングや社員からの「ネットに繋がりません」という問い合わせ対応(ヘルプデスク)がメインになるイメージがあるかもしれません。
もちろんそういったITサポートも業務の一部ですが、今回お願いしたいメインミッションはそこではありません。
あなたにお任せしたいのは、「業務フローそのものをエンジニアの視点で見直し、Pythonを用いた自動化プログラムの企画から実装までを一気通貫で主導すること」です。
決められた仕様書通りにコードを書くのではなく、「現場のこの不便、こういう仕組みを作れば解決できるんじゃないか?」と自ら課題を発見し、ゼロから形にしていく。まさにアーキテクト(設計者)としての大きな裁量が与えられています。
エンジニアへの投資は惜しみません
「裁量が大きいのはいいけど、開発環境はどうなの?」と気になる方もいるでしょう。ご安心ください。事務所の生産性を上げるための投資は絶対に惜しみません。
例えば、現代のコーディングにおいて生成AIは必須ツールです。そのため、入社された方には「Claude」/「Gemini」の有償プランのアカウントを付与します。(私自身もGeminiを有償契約してフル活用しています!) また、ネットワークの強化が必要となれば、即座にFortigateを新機種に更新するなど、必要なインフラ投資もスピーディに行っています。
私がエンジニア領域にも明るいからこそ、「もっとこうすれば良くなる」という技術的な提案がダイレクトに伝わり、即座に実行に移される環境があります。
ぶっちゃけ、どんなスキルが必要?
募集要項には「Pythonを用いた開発経験(歓迎)」と書いていますが、実は現時点での完璧なコーディングスキルは求めていません。 実務未経験の方や独学の方でも大歓迎です。
それよりも重視しているのは、以下の2点です。
- アルゴリズムを考える力と「自走力」 生成AIを活用すればコードは書ける時代です。だからこそ、「どういうロジックで処理すれば課題が解決するのか」をロジカルに組み立てる力と、未知のエラーが出ても自分で調べて解決しきる力が何よりも重要です。
- 状況を打開する「EQ(心の知能指数)」 新しいシステムを導入するということは、これまでのスタッフの働き方(慣習)を変えるということです。だからこそ、現場のスタッフの声に耳を傾け、コミュニケーションを取りながら改革を進めていける「人間力」を持った方を求めています。
おわりに:一生に一度の「大ナタ」を振るうチャンス
AIの進化により、特許事務所の在り方が大きく変わろうとしている今。 出来上がった巨大なシステムの一部を保守するのではなく、自分一人の力で会社を変え、業界の古い慣習に「大ナタ」を振るうことができる。これはエンジニアのキャリアにおいて、非常にエキサイティングで、一生に一度のチャンスだと思っています。
これまでは私が一人でDXを推進してきましたが、これからはあなたが主役です。私はあなたの挑戦を全面的にバックアップします。
「自分の手で、組織のOSを書き換えてみたい!」 少しでもそう思ってくださった方は、まずはぜひカジュアルにお話ししましょう。エントリーをお待ちしています!