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大手企業から、どベンチャーへ。ワカルクは、苦しくて楽しいです。

飲食店でのマネージャー勤務、大手小売業での経験を経て、創業2年目のワカルクに入社した小室亜里砂さん。(以下、ありささん)

ルールやマニュアルがない中で、試行錯誤しながら仕事に向き合う姿が印象的です。「ワカルクの仕事は、苦しいけれど楽しい」。その想いを、じっくり語ってもらいました。

ワーキングマザーが働きやすくて、制約やルールにも縛られない環境。

ワカルクに入社する前は、360席ほどを構える飲食店でマネージャーを経験しました。日々本当に予想外なことが起こりましたが、スタッフと連携してお客様にサービスをお届けできたときは、まるでゴールがバシッと決まった試合のようで。1日1日、本当に楽しくやりがいを感じていました。

一方、拘束時間や多岐にわたる仕事内容を考えると、長く続けることは難しいと悩んでいました。そこで、当時取得したワインソムリエの資格を活かせる大手の小売業に転職したんです。

安定した環境で、長く働けるーーー。そう思ったものの、大手企業は制約やルールが想像以上に多く、自ら提案し、何かを実現していける環境ではありませんでした。さらに、「会社で求められる仕事」をこなしていくうちに、徐々に社内だけで通用するスキルしか身につかない人間になっていくような危機感を覚えたんです。

また、当時は子育てに励んでいましたが、子育てを終えたときにも手に職をつけて働き続けられるようなキャリアを培っていきたいという思いがありました。そんなとき、出会ったのがワカルクです。

「ワーキングマザーでも働きやすい環境があること」にはもちろん惹かれたのですが、今までのキャリアの中で、どベンチャー企業を経験したことがなかったので、当時は「試しに受けてみようかな」と何気ない気持ちで応募しました。

入社前はまったく不安がなかったといったら嘘になりますが、変に自信があったんです。飲食店でも小売業でも、自分で責任を持って物事を進め、解決していった自負があったので。今振り返ると、本当に生意気だと思うのですが(笑)。

「ありちゃんはどうしたい?」から始まる仕事。自分の声が、会社の仕組みづくりのきっかけに。

アシスタントとしてワカルクに入社した2021年当時は、何もかもが仕組み化されていた大手企業とは異なり、ルールや決まりがまだ整っていない状況でした。

印象的だったのが、仕事に取り組む際、「どうしたらいいですか?」と先輩に聞くと、「ありちゃん(ありささん)はどうしたい?」と返されたこと。本当に驚きましたね。今までは指示を仰ぎ、その範囲の中でいかに仕事をするかを考えていたので、正直「どうしたい」と言われても、みたいな(笑)。それでも、明確な決まりごとがないからこそ、自分でやり方を考え、いかようにも作り出していける感覚が、すごく楽しかったですね。

ほかにも、率直に入社当時困ったことを伝えたら「今度からオンボーディング(※新しい仲間の受け入れ~定着・戦力化を早期に行なうための取組み)をやっていこう」「ありちゃんの視点で、これから何をしていくか一緒に考えよう」といった言葉をもらって。会社の仕組みづくりから携われたことも、すごく新鮮でした。リモートワークを中心としているワカルクのコミュニケーションは、基本的にテキストベース。その圧倒的な量に最初は戸惑いもありましたが、質問に対し丁寧に答えてくれる先輩がいたからこそ、安心して発言し、行動できました。同時に、自分の提案に対し、「この部分は良いけれど、ここは改善していこう」という率直な指摘がもらえたのもありがたかったです。

未経験からプロジェクトマネージャーに。いくつもの坂道を、必死に登ってきました。

そんな私が大きな壁を経験したのは、プロジェクトマネージャーになったときのこと。たとえば、あまりにもボリュームが多い仕事のご依頼が来たときに、正直に断った方がいいのか。 それとも交渉した方がいいのか。経験が浅かったということもあり、判断基準がわからなかったんです。

それに加え、メンバーからの仕事の相談に一つひとつ答えながら、自分の仕事にも向き合う毎日。正直なところとても苦しく、何度か「アシスタントに戻してもらえないでしょうか」と先輩に相談したこともあります。ですが、いざアシスタントに戻る覚悟を決めようとすると、できなかった。それは、「まだまだ成長したい」という強い想いがあったからだと思います。

それからは、目の前に広がる坂道を、とにかく必死に登っていくつもりで進みました。そうしていくうちに、いつしか「一つの山を超えたな」という感覚になれたんです。プロジェクトマネージャーとしての役割がだんだんと掴めていけてからは、仕事がすごく楽しくなりました。仕事は、決して一人ではできません。だからこそ、どう乗り越えるかをみんなで考えること。目標に向かって、想いをひとつにして走ること。プロジェクトの指揮を取り、まるでメンバー全員でショーを完成させるような気持ちで仕事に取り組めている今が、心から嬉しいです。

「ワカルクを使って成長してやろう」このくらいの気持ちで、来てほしい。

ワカルクでは、自分が取り組んだことが着実に会社の一部になっている感覚があります。たとえば、大手企業にいた頃は、社内用の情報共有ツールが当たり前に存在しており、誰が作ったかもわからないまま、仕事を進めていました。

対してワカルクでは、そんなツールやプロジェクトで活用する資料まで、すべて全メンバーと協力しながら作り上げています。「あなたはアシスタントだから、仕事の範囲はここまで」など、役割に応じて業務内容の線引きがなされている訳ではないので、最初は驚くかもしれません。

けれど、だからこそ、「私が『ワカルクです』」と胸を張って言える環境がここにはある。つまり、こう言い切れるくらい、圧倒的な当事者意識を持って仕事に取り組める。それが、ワカルクならではのやりがいにつながっています。

それは、お客様に対する価値としても同様だと私たちは考えています。社内業務だけでなく、お客様の業務も「自分ゴト化」することで、見えてくることがたくさんあるんです。

一例を挙げると、たとえ小さな業務であっても、そこに付随する一連の流れを無視して進めない。自分の発言に対し、相手はどう思うのか考えてから行動する。文章を送るタイミングを考える等......。一見些細なことの積み重ねが、お客様からの信頼につながっていくんです。

世間では今後AIに奪われる仕事が増えると言われていますが、ワカルクではAIにはできない血の通った仕事ができている感覚があります。だからこそ、「人」で勝負する必要があるんです。とはいえ、ワカルクのお客様は業種・業界もさまざま。一長一短にはいかないこともたくさんあります。

なので、「ワカルクを使って成長してやろう」というくらい気概がある方に入社してほしいですね。

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