ペンギンコンテストってなに?!🐧 | 株式会社プラスアルファ・コンサルティング's post
自分が考えた事業・サービスを経営層にプレゼンし、入賞すると起案者が中心になり、事業化に向けて活動を開始できるコンテスト。誰でも参加可能で、過去には新卒入社3ヶ月で参加し入賞したメンバもいます。 ...
https://www.wantedly.com/companies/company_809731/post_articles/244900
プラスアルファ・コンサルティングには、「ペンギンコンテスト」という新規事業立案コンテストがあります。
※ファーストペンギンとは:集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのこと。転じて、その“勇敢なペンギン”のようにリスクを恐れず初めてのことに挑戦するベンチャー精神の持ち主を、敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼びます。
毎年開催され、上位入賞した新規事業提案については社長はじめ役員なども参加し、実際の事業化に向けて議論を重ねていきます。
この度、その「ペンギンコンテスト」優勝者たちのアイディアがカタチとなり、テレビCMなども展開する「タレントパレット」の次の柱を目指し、世の中へ発表しました。
今回は、立案者である4名のメンバにインタビューをさせていただきました。
ペンギンコンテスト優勝 カスタマーリングス 開発 谷口さん
谷口さんは、営業データ×人材データによって営業活動の見える化から人材の育成をまでをワンプラットフォームで実現する「Sales Square(セールススクエア)」を立案し、事業化へと発展させました。
最初はもう少し狭い範囲の営業支援ツールを考えていたそうですが、事業化に向けて議論をしていくうちに、営業ノウハウを蓄積するだけでなく人材育成にも活用できるのでは?と思いつき、今のコンセプトになったそうです。
谷口:
テキストマイニングを使って営業日報を見える化し、フィードバックやノウハウ共有ができたら面白いんじゃないか?と思って、ペンギンコンテストに応募しました。
優勝した後はやる気に満ち溢れていて構想に集中する日も設けていたんですが、本来の業務もしながら新規事業もやっていたので、段々活動が低下していったのは苦い記憶です(笑)
当時は月に一回、社長の三室さんや副社長の鈴村さんへ進捗を報告する定例会議もあったのですが、ひとりで活動していたこともあって、思うような報告もできず行き詰っていました。
そんな中、ペンギン優勝者のサポートを全社で行っていこうという方針が三室さんからあり、各ソリューションのIMがジョインしてくれたり、実際にお客様からの要望やニーズを営業メンバが共有してくれたりと、曖昧だった輪郭がどんどん鮮明になっていったのを覚えています。
※IMとは:イマジニアの略で、当社では新機能を0から創出するポジションのメンバを指しています。谷口さんもIMの一人です。
アイディアを具現化して、2022年4月展示会に初出展!
他事業部の執行役員や営業メンバ、事業部でいつも一緒に仕事をしている開発メンバにも声をかけ、呼び込みや資料でのご説明、実際に操作感を感じてもらうデモを行いました。
(実は人事の高橋もちょっとだけお手伝させていただきました)
4台用意していたデモ用のPCもフル稼働で3日間客足が途絶えることがなく、目標にしていた、3日間で名刺150枚を遥かに超える360枚の名刺を獲得!
谷口:
展示会に参加するまでは自分のアイディアが市場に求められているかわからなかったんですが、お客様の反応を直に聞くことができて、自分は間違っていなかったんだと実感しました。
この展示会経由で数社トライアルの申し込みもあり、実際にお客様に使っていただきながらさらに機能をブラッシュアップしていきたいと思っています。
「社員発の事業部になれれば、そこがゴールではなくスタート。数あるPACソリューションの新たな柱として、売り上げをどんどん上げていきたい」と語る谷口さん。
勇敢なペンギンに、リスペクトと最大の協力をしていきたいなと、改めて感じたインタビューでした。
ペンギンコンテスト優勝 (左から)タレントパレット 営業 川島さん 開発 松本さん 社長 三室さん コンサル 川嵜さん
学校内のデータを見える化し、教育の質向上を支援するスクールマネジメントシステム「ヨリソル」を発案した川島さん、松本さん、川嵜さん。
もともとは川島さん松本さんコンビと、川嵜さんが提案したアイディアのコンセプトが似ていたこともあり、2グループ同時の優勝でヨリソルチームが発足しました。
普段タレントパレット事業部で仕事をしている3人は、社員の見える化というコンセプトを学校にも応用できるのではないか?と思いついたそうです。
ただ、本当に市場に求められているのか不安もあったそう。
そんな中、カスタマーリングスの営業より学生のデータを管理したいという問い合わせがあったと情報提供があり、実際に商談をさせていただく中でいろいろなニーズがあることが分かったとのこと。
他事業部間でも有益な情報共有がなされていたことは、PACサイクルという概念を全社員が意識しているからこそなのかな、と思います。
4月、5月と2回展示会に出展をしたヨリソル。 ご来場いただいたお客様からも非常に好評で、合計で約900枚以上の名刺を獲得し、今はより熱意のある学校などと商談を重ねているとのこと。 自分たちのアイディアが広がっていくことにとても遣り甲斐を感じているそうです。
展示会の中で生まれたヨリソルポーズ(笑)
川島:
展示会に出展したのは、いい経験になりました。
3人でコンセプトや仕様を話し合っていたので難航していたという意識はなかったのですが、実際にお客様の反応を聞いて考えるのとは密度が違うというか。
松本:
副社長の鈴村さんに、「展示会に出てみたら?」と背中を押してもらえたのは心強かったです。
まだ無名のソリューションにどこまで会社の資金を使っていいかわからなかったので。
川嵜:
展示会に出るにあたってはデモデータを作成したり、ブースのデザインからPCの準備、お弁当の手配など様々なことを行いました。
タレントパレットの社内公募の機能を使って展示会に協力してくれるメンバを募集したのは、新しい試みだったと思います。
16名の方から応募があり、教育業界に興味があるという方から、実はペンギンコンテストの発表の時から注目していました!という方も手を挙げていただけて、社員のみんなが気にしていてくれてたと知ってとても嬉しかったですね。
社内でも注目を集めるヨリソル。
これから本格的な事業化に向けて、さらなる進化を遂げてくれることを期待しています!
今年も7月に開催を予定しているペンギンコンテスト。
すでに20組以上の応募があり、コンセプトの深堀や資料作成に頭を悩ませている姿をよく社内で見かけます(笑)
いったい、どんな新しいアイディアが発表されるのか。
今からドキドキワクワク、とても楽しみです!