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「理性のある脳筋の集まり」。それが、さらのスタイルです。

●本日はよろしくお願いします!まずは簡単に自己紹介をお願いします。

入社4年目になります。業務内容は、弊社の本業である見本帳のデザイン制作や販促物のウェブデザイン、SNSなど、デザイン関連を幅広く担当しています。

学生時代は京都芸術大学でグラフィックデザインを学んでいました。そのときから、いろんなことをマルチにできるデザイナーになりたいという思いがずっとあって。

もともとインテリア業界には興味があったのと、さらの会社説明会でグラフィックだけでなくウェブや動画制作関連などすべてに関わることができると知って、経歴にかかわらずいろいろやらせてくれるところが魅力的だなと思って入社しました。

●率直に、「さら」は中村さんにとってどんな会社ですか?

入社前の面接の段階から感じていたのは、「理性のある脳筋の集まりだな」ということですね(笑)

ひたすら根性論で頑張れ頑張れって言うとか、根拠なく「努力はいつか実る!」みたいに言うとかそういう感じじゃなくて、例えば失敗したときの原因の追求と改善策の提案にしても、皆がすごく論理立てた理性的な考え方を持っている。それと同時にめちゃくちゃ体力おばけ、みたいな(笑)

何をするにしても絶対にそこにはちゃんと納得できる根拠があって、全員が「なぜ」を考えることをやめない。何も考えずにただ頑張るぞっていうんじゃない、そこがうちの強みかなと思います。

当たり前のことを当たり前にやるって、もちろん当たり前なのですごく大事なんですけど、もっと大事なのは「なぜやるのか」を理解した上で行動することだと思っていて。

そこの意識が全員共通でしっかりあってこそ、お客様と真の意味で向き合うことができると思っています。

●デザインという部分において、さらが他とは違うと感じるのはどんなところですか?

「本当にお客様のためになること」を徹底的に追求するところです。

例えば、完成したデザインをお客様にお見せしてOKが出たとして、普通だったらそこで終わりだと思うんです。でも、お客様とのつながりって今後も続いていくものなので、「OKは頂いたけど、もっとこうしたらお客様のためになるな」「お客様が思っている以上のデザインを提供できるかな」って、そこの確信があったらさらに新しく提案をしていく。そのときも、余計なお世話にはならないように、きちんとお客様の抱える課題に目線を合わせて考えます。

ただかっこいいとか可愛いとか、そういう主観、自己満足だけで終わらない。お客様が喜んでくれることを最優先する、それがさらのデザインです。

あとは教育面での話になるんですが、失敗を恐れず挑戦できる環境が整っていますね。

初めて見本帳のデザインに関わって、初めてなりにいろいろ考えてやってみて、それに対する先輩デザイナーからのバックアップがとてもしっかりしていて質が良いです。

単純な良し悪しとか、できているできていないって部分だけじゃなくて、「ここがこういう理由で詰め切れていないからもう少し改善できる」とか、具体的な指導が受けられます。

ちゃんとそれなりの経験や財産を持っている人から教えてもらえるので、すごく成長が早いです。

●入社して、ご自身で成長したと感じるのはどんなところですか?

社会人としては、気の配り方ですかね。来客対応は職種に関係なく新人がやるので、ちょっとしたおもてなしひとつとっても「良い会社だなと思ってもらえるようにしよう」という意識、マナーや振る舞いが身につきました。

デザインにおいては、客観的な視点がすごく広がったと思います。自分の好みで良し悪しを決めていた今までとは違って、第三者が抱える課題に適切にアプローチする必要がある。じゃあ、このお客様はどうしたら喜んでくれるか、どうしたら課題を解決できるか、そういう考え方ができるようになりました。

デザインって本当に終わりがない仕事だと思っていて。いかに限られた時間で、よりお客様のイメージに近づけられるか、お客様の想像を超えるような提案をできるかっていうところがあるので、よく「終わりのない仕事ってしんどくないの?」って訊かれるんですよ。

でも、さらの仕事は何をするにしても「なぜやるのか」という部分に納得した上でやるので、そこにつらさはないんですよね。

むしろ、終わりがないレベルでお客様目線を追求してやるからこそ自分の成長にもつながるのかなと思います。

●今後の目標を教えてください!

今までデザインを学んできた人が見本帳の制作に携わるってなったときに、やっぱりポスターや雑誌なんかの他媒体のデザインとはまったく勝手が違うので、すごく戸惑うと思うんです。そんな右も左もわからない中で、既存社員が手厚くフォローして、言葉だけじゃなく社内全体の雰囲気を通して「さらの仕事楽しいな」って思えるような組織の体制、環境を作っていきたいなと思います。

指導者の言葉ひとつ、任せる仕事ひとつでも楽しみ方って変わると思うので、少しずつ確実にステップアップして、ふと業務を振り返ったらできることが増えていて自信が持てる、みたいなのが理想ですね。

●さらに来てほしいのはどんな人ですか?

わからないことを素直に訊ける人と、物事の意味を問うことができる人ですね。

入社してすぐにある会長直々の研修でも、そのあとの業務でもずっと言われ続けることとして「客体に価値基準を置く」っていうのがあって。

お客様の立場になったときに本当に良いものは何か、自分が勝手に良いと思って押しつけてしまってはいないか、立ち止まって考えることがすごく必要になるんですね。

最初はその意味や感覚がわからなくても、自分でその先、気づいていけるかどうか。もし気づけなかったとしても、これはどういうことですかって先輩に素直に訊く勇気があるかどうか。そこが、うちの会社ではいちばん大事です。

逆にデザインなどの技術面は、未経験の状態でいきなり商業デザインをやれって言われても難しいと思うので、最初から期待はしません。

就活のときって、やっぱり「自分にどんな仕事が合うか」とか、自分目線で考えてしまうと思うんです。でも実際、会社はずっとその会社としての流れがあって、そこにいきなり入るのは自分だから、いかにその流れに自分がうまく乗れるか、そのために自分からアクションを起こせるかってところだと思うんですよね。

自分がどんな技術を持っていて何ができるかっていうのは自分目線の考え方なので、会社の中でどうしたら波に乗れるか考えたときに、わからないことはちゃんと訊くとか、何のためにやるのかをしっかり理解して取り組むっていうのがまずは大切だと思います。

●最後に、学生に対してメッセージをお願いします!

ひとことだけ言うなら、「好きなこと」よりも「楽しくできること」を仕事にしたほうがやりがいがあるんじゃないかってことですかね。

好きなことだと、失敗や挫折で嫌いになるきっかけがたくさんあると思います。

でも、なんか楽しいな、飽きないなって思えることだったら、失敗してもうまく切り替えて周囲にフォローしてもらいながらちょっとずつ成長していけるんじゃないかなって思いますね。


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