「『人と関わる仕事がしたい』。おとなしかった僕の心を動かしたのは、あるホテルスタッフの温かいサプライズでした」
BA事業部『バリアン川崎』で働く25年新卒の下元 優弥(しももと・ゆうや)さんは、接客業を志した原体験をそう振り返ります。
自分のペースで静かに過ごすことが好きだった青年が、なぜあえて「接客」の世界へ飛び込み、数々のイベントでお客様を楽しませるエンターテイナーへと成長できたのか?
日報での厳しい指導から学んだ「必要十分条件」の精神で、ただホテルを回すだけでなく「お客様がまた来たくなる理由」を創り出し続ける、若きイベント請負人の頭の中に迫ります!
この記事は、NSグランプリ受賞者に対して、NSグループ社長の荻野佳奈子がインタビューを実施した内容をもとに作成しています
【イベントレポ】挑戦する社員を全力で推し、褒めちぎる!「NSグランプリ2026アワード」テーマは推し会!裏テーマはチャラく!【動画公開】 | 株式会社NSグループ
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目次
🏆 NSグランプリ2026 新人賞:受賞理由 & 上司からのメッセージ
「1人が好き」な少年を変えた、ホテルスタッフのサプライズ
── まずは、NSグループに入社するまでの経緯を教えてください。(荻野)
「神奈川県横浜市出身です。昔から大人数でワイワイするよりは、自分のペースで静かに過ごすのが好きなタイプでした。でも、ある時の家族旅行で、ホテルの方に『家族の誕生日にサプライズをしたい』とお願いしたところ、すごく明るく対応してくださって。そのホスピタリティに感動し、自分も人と関わり、喜ばせる接客業をやってみたいと思ったんです」
── そこからNSグループを選んだ理由は?
「東京ビッグサイトの合同説明会に参加した際、なんと荻野社長から直接声をかけていただいたんです! 社長自ら現場に来て熱く語る姿や、内定式の華やかな映像に衝撃を受け、『ここで働きたい!』と強く惹かれました」
コストも手間もかけずに笑顔を生む! 大盛況のイベント企画
── バリアン川崎では、イベント担当として大活躍ですね。バレンタインの企画が好評だったと聞きました。
「はい。ただチョコを配るのではなく、『愛を伝える=バラ』をテーマにしました。でも、大きな経費はかけられません。そこで、リボンを購入して1人50cmずつに切り、お客様ご自身でバラの花を作っていただく体験型イベントを企画したんです」
── なるほど! お客様も楽しめて、コストも抑えられる。
「はい! しかも、チェックイン時のフロント混雑を避けるため、ロビーに作り方のQRコードを設置し、お部屋でも作れるようにオペレーションを工夫しました。作っていただいたバラはロビーのツリーに飾っていただいたのですが、最終的にツリーがカラフルなバラで満開になり、お褒めの言葉もたくさんいただきました」
▼ イベントの様子とお客様の声
実際のお客様からの手書きアンケート!📝
── その後の『イースターエッグ探し』や『しずく探し』などの館内回遊イベントも大盛況だったそうですね!
「館内のあちこちに隠されたアイテムを探すイベントなのですが、常連様にも飽きずに楽しんでいただけるよう、定期的に隠し場所を変える工夫をしました。
結果的に、1ヶ月間で約300組近くものお客様にご参加いただく大ヒット企画になり、お客様からも『365日イベントしてほしい!』といった嬉しいお声を多数いただいています!」
▼ 次々と仕掛けるイベントと、熱狂するお客様の声
「使われない備品」から読み解く、新たな女子会・推し会のニーズ
── イベントだけでなく、備品担当としても視点が素晴らしいと伺いました。
「備品担当は、ただ在庫を管理するだけが仕事ではないと思っています。例えば、貸出用の『推し会・女子会グッズ』の中に、三脚など“綺麗なまま全く使われずに返却されるもの”があることに気づきました」
── そこからどう改善しようとしているんですか?
「お客様が今、本当に求めているニーズは何かをSNS(TikTokなど)でリサーチし、内容物をアップデートしようと計画中です。ただ備品を貸すのではなく、『このグッズがあるから、バリアン川崎で推し会をしよう!』と、お客様の来店目的になるような魅力的なコンテンツを作っていきたいと考えています」
トラブル対応で学んだ「必要十分条件」。当たり前を超えるサービスとは
── 最後に、下元さんの接客価値観を変えた出来事を教えてください。
「以前、客室で急なトラブルが発生した際、私は『対処』と『謝罪』だけをして終わらせてしまったことがありました。そのことを日報で報告した際、村山エリア長から『対処と謝罪、部屋変更の提案は、できて当たり前、なければマイナスの必要条件です。
十分条件としてその後のプラスアルファのおもてなしがあります。
『そこまでやってもらえて逆にありがとうございます』と言わせて合格と考えましょう。』とご指導いただいたんです」
── NSグループの用語辞典にある「必要十分条件」ですね!
「はい。トラブル対応はもちろんですが、それ以降『ただ業務を回す(必要条件)』だけでなく、『どうすればお客様がまた来たくなるか(十分条件)』を常に考えるようになりました。これからもイベントや備品改善を通して、お客様の心に残る“来る理由”を創り続けていきたいです」
【編集後記】インタビュアーより(NSグループ社長・荻野佳奈子)
おとなしい少年時代を過ごした下元さんが、今では誰よりもお客様を楽しませるイベントを仕掛けているというギャップに驚かされました!
彼の素晴らしいところは、「楽しい企画」を考えるだけでなく、現場の混雑や原価コストといった「店舗運営のリアル」までしっかり計算してオペレーションを組める点です。
さらに、村山エリア長からの指導を素直に受け止め、「必要十分条件」という言葉を自分自身の接客哲学にまで昇華させている素直さと向上心は、まさに新人賞にふさわしい成長ぶりです。
これからもバリアン川崎に「また来たい!」と思わせる仕掛けを、どんどん生み出していってくださいね。下元さん、新人賞受賞本当におめでとうございます!