現場で一定の実務経験を積み、周囲からも頼られる存在になる30代。しかし、ふとした瞬間に「今のスキルの延長線上に、自分の望む未来はあるのだろうか」と、立ち止まってしまうことはないでしょうか。
本記事では、2024年に株式会社U.Sに入社した岩崎 春佳(いわさき はるか)さんへのインタビューをお届けします。
前職でヘルスケア系の事業開発を経験してきた彼女が、なぜ「完成された自分」を一度解体し、U.Sでの再挑戦を選んだのか。入社後にどのような壁にぶつかり、それをどう乗り越えたのか。U.Sに入社して自分のキャリアをどのようにアップデートしてきたのか。
読者の皆さんに、U.Sで描けるリアルなキャリア像やその手触り感を掴んでいただくためにお話を伺いました。ぜひ、ご自身のこれからのキャリアと照らし合わせながらお読みください。
目次
<PROFILE>
岩崎 春佳/Consultant
新卒で不動産ポータルサイト運営会社に入社。賃貸・中古物件領域の営業、営業企画に従事したのち、医療・ヘルスケア系のベンチャー企業に事業開発部門1人目として入社。マーケティング〜セールス〜カスタマーサクセス等の各領域を推進。事業企画グループ長として、新規事業立ち上げや、自治体、協会等の大型顧客のプロジェクトマネジメントにも従事。2024年にU.S inc入社。
現場を回せる手応えの先に、問い直した自分のキャリア
まずは、U.Sに参画するまでのキャリアを教えてください。
岩崎: 新卒で株式会社LIFULLに入社し、営業と営業企画の仕事を計6年経験しました。その後、ヘルスケア系のベンチャーに1人目の事業開発職として転職し、そこからの7年間はまさに「泥臭い日々」と言えるものでした。
戦略立案からセールス、時にはデザインまで、事業を動かすために必要な役割は文字通りすべて担ってきました。
その結果として、社内のあらゆる問いに即答できる存在となり、グループ長として組織を牽引する立場を務めるまでになりました。
周囲から頼られる存在になり、キャリアとしても順風満帆だったようですが、なぜ転職を考えたのでしょうか?
岩崎:7年間駆け抜ける中で、「ここでの自分の役目は一通りやり切った」と、強い手応えを得るようになりました。社内の構造や業務の大半を把握し、成果を出せる再現性も身についたと自負していました。一方で、私自身もともと幅広い分野に対して強い知的好奇心を持つタイプでもあります。
だからこそ、ヘルスケアという特定の業界を深く掘り下げ続けるのではなく、まだ見ぬ領域の課題に触れて自分の視野をどこまでも広げていきたいという想いが強くなり、次なる挑戦に向けて転職を決意しました。
「事業会社」しか見ていなかった私が、U.Sに惹かれた理由
転職活動では、どのような会社を視野に入れていたのですか?
岩崎: 実は、転職活動を始めた当初は事業会社しか選択肢に入れていませんでした。当時の自分にとって、クライアントワークという働き方が全くイメージできなかったからです。
ただ、いざ事業会社に絞って選考を進めてもどこか違和感があったんです。そこで改めて自分自身を見つめ直したときに、「ひとつの業界を深掘りするよりも、領域を横断してさまざまな社会課題に関わりたい」という自分の本当の欲求に気づきました。そうして目的が明確になり、視野を広げ始めたタイミングでLIFULL時代の同期から紹介を受け、U.Sに出会いました。
それまで事業会社一筋だった岩崎さんが、あえてクライアントワークを軸とするU.Sを決断した決め手は何だったのでしょうか?
岩崎: 理由は大きく2つあります。1つは純粋に「ここが一番面白そう」だと直感したからです。当時受けていた事業会社は、入社後の役割やキャリアの先がある程度想像できてしまい、どこか探求心が掻き立てられませんでした。
対してU.Sでは、関わる業界やプロジェクト内容が多種多様で、入社後の自分がどう化けるのかが良い意味で全く予測がつかなかったんです。
ここでなら、「真のゼネラリスト」へと進化できる道が拓けると感じました。
もう1つの理由はなんですか?
岩崎: もう1つは、社内で活躍する同世代の女性メンバーたちが、驚くほど活き活きと働いていたことです。
選考などを通して接する中で、自分と近い感性や価値観を持つ人たちが、ここでは妥協せず前向きに仕事と向き合っている姿が印象的でした。
仕事に誇りを持って挑む仲間の姿に深く共感し、「この環境であれば、自分らしく高みを目指していける」。そう確信できたことが、最後の決め手になりました。
「半年間の暗闇」を抜けて掴んだ、本質を射抜く真の思考力
入社前に思い描いていた「ゼネラリストへの道」ですが、実際に歩み始めてみていかがですか?
岩崎: 期待していた通り、多種多様な業界に関われる「広がりのある景色」がそこにありました。「想像以上に幅広いな」と圧倒されるほどで、まさに私が求めていた環境そのものでした。しかし、その高揚感と背中合わせで、すぐに最初の壁に直面しました。
どのような苦悩があったのでしょうか?
岩崎:最初の半年間は、正直に言うとかなり苦しい時期でした。これまでのキャリアがある分、「早く成果を出して期待に応えなければ」と無意識のうちにプレッシャーを感じ、1人で背負い込んでいたんです。
U.Sはまだまだ成長過程にある組織なこともあり、手厚い教育や研修のもと手取り足取り教わるというよりは、「まずはやってみよう!」という実践と自走を重んじるカルチャー。周囲の忙しさも目に見える分、最初は1人で正解を見つけようと抱え込んでしまう時期もありました。
その「壁」をどう乗り越えたのでしょうか。
岩崎: 3つのアプローチを意識しましたね。1つは、「時間はかかるものだ」と割り切って慣れるまで食らいつくこと。2つ目は、過去の経験に固執せず、素直に学びを吸収すること。そして3つ目は、勇気を出して弱音を吐くことです。上司との面談などで「実は不安です」と正直に伝えることで、周囲から解決のヒントやサポートを得られ、突破口が見えてくるようになりました。
苦労の末に掴んだ「成長」の実感はありますか?
岩崎:入社前とでは、「思考の質」が劇的に変わったと実感しています。以前所属していた事業会社はピラミッド型の組織で、上層部が戦略を決め、下は実行に集中する構造でした。
しかしU.Sで求められるのは、単なる実働の手足になることではありません。お客様の課題や実現したい未来に対し、常にベストな戦略を描き出すことが求められています。そのために、私たちは「なぜそれをやるのか」という根本の目的を極限まで考え抜かなければなりません。
実際にその難題と向き合う中で、これまでは「考えているつもり」だったんだなと痛感しました。ひとつひとつのプロジェクトを徹底的に咀嚼し、情報を集めて「課題の本質はどこにあるのか」を構造化して捉え直す。この思考のプロセスを繰り返すことで、ビジネスパーソンとしての思考の筋力が日々鍛えられてきていると実感しています。
岩崎さん考案の「理念浸透のフレームワーク」も、まさにそうした思考の深化から生まれた成果物ですよね。複雑な「理念浸透」という概念が、一目で理解できるレベルにまで構造化されていることに感銘を受けました。
岩崎: ありがとうございます。あれは、企業の理念浸透を加速させるための「型」として整理したものです。
具体的には、企業の課題やフェーズに応じて「どの段階で、どのような施策を打てば理念が浸透し、組織が自走し始めるのか」を可視化できるようにしました。
自社の現在地を把握し、次にとるべき最適な一手を見極められる構造に落とし込んでいるため、お客様にとっても「このプロセスを回していくことで組織が変わる」という確信を持って推進していただけるツールになっています。
「今、組織に何が足りないのか」が可視化されるその型は、思考を止めることなく向き合い続けたからこそ辿り着けた「答え」なのだと感じました!
岩崎: 多種多様な業界の正解のない問いに対して、思考を武器に解決の「型」を提示できること。そしてその型を別の現場で汎用させ、実践を通してさらに磨き上げていく。この「再現性のある解決力」を身につけることこそが、U.Sで手に入れた真のゼネラリストとしてのスキルなのだと実感しています。
「岩崎に任せたい」と言われる存在へ。仕事を通じて世の中の原石を磨き、社会を明るく照らしたい
これからU.Sで挑戦したいことは何ですか?
岩崎:まずは、プロジェクトを完全にリードできるようになることを目指しています。現状はまだ、上長であるプロデューサーの存在があって成り立っている部分も大きいと思っています。
今後は、私個人としてお客様から全幅の信頼を寄せられ、「岩崎さんに任せたい」と言っていただける状態を見据えて歩みを続けています。「自分の力で事業を動かしている」という確かな手応えを掴み取りたいですね。
今後、U.Sという会社に期待することは?
岩崎: 私自身、独自の世界観を強く持っているタイプではないのですが、U.Sの根底にある、「世の中にある原石を見つけて磨き、社会を少しずつ明るくしていく」という思想には深く共感しています。この本質的な軸は、これから組織が大きくなっていったとしても変わらず守り続けたいと思っています。
ミドルキャリアの「踊り場」にいるあなたへ
最後に、かつての岩崎さんのようにキャリアに迷っているミドル層へメッセージをお願いします。
岩崎: キャリアに迷っているミドル層の方へ伝えたいのは、2つの「素直さ」を持ってほしいということです。1つは、自分のキャリアについて「本当はどうしたいのか」という本音に素直になること。もう1つは、これまでの成功体験に固執せず、新しい環境や周囲の力を素直に頼ること。
「自分で何とかしなければ」というプライドを一度脇に置き、真っさらな気持ちで新しい思考法に飛び込んでみる。その素直さこそが、今の閉塞感を突き抜け、視座を高めるための唯一の鍵になると信じています。
インタビューを終えて
今回はコンサルタントとして活躍する岩崎さんに、ご自身のキャリアの決断とU.Sでの成長の軌跡についてお話を伺いました。
「今自分ができること」の延長線上のキャリアで妥協せず、「このままでいいのだろうか」と葛藤している方へ。ぜひU.Sで、これまで培ってきた知識と経験を「一生モノの思考の武器」へとアップデートしてみませんか?
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