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元プロ野球選手 藤井秀悟さんにインタビュー!いつからでもセカンドキャリアはスタートできる。「努力の継続が自らを導いていく」と語る背景とは・・・?

みなさんこんにちは!セカンド採用担当の加藤です。

未経験からのエンジニアキャリアをサポートしている当社ですが、「未経験でも出来る!」「どんどんチャレンジしよう!」と言われても、新たなチャレンジをするときには、いつも不安がつきまといますよね・・!

そこで本日はセカンドのグループである株式会社canteraで執行役員を務めている、藤井秀悟さんにインタビューした内容をご紹介したいと思います。

スポーツ好きの方はもしかしたらお気づきかもしれません。藤井秀悟さんはNPB第一線でご活躍されていた元プロ野球選手。引退後はキャリアチェンジをして、アスリートのセカンドキャリアの支援をする、cantera社でご活躍されています。

第一線で活躍されていたからこそ語れる、新たなチャレンジの面白さ、大変さ、当時の心得などオープンにお話頂いたので、是非これからチャレンジをしていきたい方は読んでみてくださいね!!

〜このインタビューは5分ほどで読めます〜

読んでみて気になったことや、セカンドについて詳しく知りたくなった方は、是非お気軽に「話を聞いてみる」ボタンを押してみてください!

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本日の語り手:藤井秀悟さん
小学校2年生から野球を始め、愛媛県立今治西高等学校に進学。
第67回選抜高等学校野球大会には4番・エース・主将として出場。早稲田大学に進学後、2000年に逆指名でヤクルトスワローズに入団。
日本ハムファイターズ、読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズなどに在籍。
15年間のプロ野球生活を終え引退後は、読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズで打撃投手、広報を経験後、2022年に株式会社canteraに就職。関西独立リーグ06ブルズのGM補佐兼投手コーチも兼任。

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うまくいくかはやってみないとわからない。「誰と何をやるか」を重視し、新たなキャリアにチャレンジ

加藤:
藤井さん、はじめまして!野球が大好きなので藤井さんのことは現役時代から存じ上げており、本日はとても楽しみしていました!本日はよろしくお願いいたします。

藤井さん(以下藤井):
そうなのですね!ありがとうございます!!よろしくお願いいたします!

加藤:
(元プロ野球選手なのにとても気さくで優しい方だな・・!セカンドに応募してくれる方によく聞かれる質問も積極的に聞いてみるぞ!)

プロ野球選手のセカンドキャリアは、コーチや解説者、球団職員など、スポーツ業界で展開される方が多いイメージですが、藤井さんはビジネスの世界でもセカンドキャリアを歩んでいらっしゃるのですね。

現職のcanteraさんとはどのような出会いだったのでしょうか。

藤井:
そうですね、canteraとはもともとの知り合いからのお誘いからつながりました。

僕自身、引退後すぐは打撃投手や球団広報など裏方業務を経験してきたのですが、そのつながりのなかで06ブルズという関西独立リーグの野球チームへと関わり、今に至る、というキャリアです。

そういった環境から見えてくるリアルなスポーツ選手のセカンドキャリア事情であったり、自分自身もセカンドキャリアについて考える時期がありましたから、canteraの行っている事業には共感できることも多く、そういった仕事もチャレンジしてみたいと思い、ジョインしたのがスタートです。

今では上記に加えて学生アスリートの就活サポートにも関わっています。

あとは、もともと自分は「誰と何をやるか」を重視するタイプ。詳しい事業内容を知る前から、「このメンバーでやってみたい」と思ったのが先ですね。仮に関わる事業が全く異なるものだったとしても、このメンバーなら、と思いスタートしていたと思います。

新しいことが自分にあうか合わないかなんて、やってみないとわからない。そういったときには、誰とやりたいかということで選んだほうが、自分の本当にしたいことが見えてくるのではないか、取り組んでいくことも日々楽しめるのではないか、と考えていました。

加藤:
そうだったのですね。何をするかももちろん大事だと思いますが、「誰とやるか」はそれ以上に大事な指標とも言えますよね。私もスポーツをしているなかで、この仲間とだから頑張れる!と思ったことが多々あったのを思い出しました。

信頼しているメンバーでスタートできる安心はあったとはいえ、未経験でのチャレンジは苦労したことも多かったのではないですか?

藤井:
はい、そのとおりですね。まず、僕自身大学卒業後そのままプロの世界に入っているので、「就職活動・転職活動」というものをしたことが無いのですよね。そのなかでイチから業界についても学びながらスタートしました。

ただそんななかでも、真剣に新たなキャリアにチャレンジしている候補者さんと向き合うことは大切にしていましたよ。就職活動はしていないけど、自分の実体験から伝えられることはあると考え、それらを伝えながら二人三脚でキャリアのサポートをしてきました。

初めてキャリア支援の仕事をしてみて、自分の伝えたいことを場面場面でちゃんと相手に伝えることは、非常に難しいと感じましたね。自分自身感覚派というのもあり、言葉を選び、伝えていくことには苦戦しましたが。ただ、自分とのコミュニケーションをきっかけに積極的にチャレンジする方に会えたり、企業様とのベストマッチに立ち会えることもあり、それらはとてもやりがいを感じましたね。

プロもそうですが、入団がゴールではなく、そこで活躍できるかが本当の本番。支援した方が入社後に活躍することが大事だと考えますので、これからも応援していきたいと思っています。

加藤:
藤井さんが未経験ながら真摯にキャリア支援に向き合ってこられたのが伝わってきました。実際に候補者さんと話していくなかで見えてきたことや感じたことはありましたか?

藤井:
やはり、転職活動に不安を感じられる方は多いので、その不安を少しでも無くしてあげたいと思って日々お話させていただいています。そこで気づいたこととしては、転職活動を始めてすぐ自分のやりたいこと・目指したいことが明確に決まっている人は、1割もいないということですね。そこで躓く方も多いです。でもそれらは、悪いことだとは僕は思いません。

野球の世界でも簡単に上手くなる人、センスがある人って1割もいないと感じます。それ以外の9割以上の人は、そこにたどり着くまでに多くの時間を費やして、悩みながらやっとたどり着いていていくのだと思います。

だから、明確な軸が決まっていない人も、それが悪いことだとは考えず、そんな人が同じ様に9割くらいいる、と割り切って、僕みたいなサポートする人を利用しながら就職活動や転職活動、セカンドキャリアを成功さてほしいなと思っています。

そして、今は一つの会社に入社できたからそこでずっと働く、という時代でもないですよね。なので、プロ世界に限らず、多くの人がセカンドキャリアについて考えていく時代、そういったことを伝えながら候補者とは日々コミュニケーションをとっています。

とはいえ、引っ越しと同じかなと思っていて。引っ越しはいつでも簡単にできるけど、だからといって適当な家に住んだり、日々居心地が悪いとしたら、それは幸せではない。流動性のある時代とはいえ、入った会社で居心地良く働けるように、良い出会いを作っていきたいなと思っています。

加藤:実際のエピソードもお話いただきありがとうございます。なるほど!と何度も言いながら聞き入ってしまいました。


「自分はできる!」と思いながら、とにかく行動すること。ひとつひとつの積み重ねが未来を創っていく

そんな想いを持ちながらチャレンジを重ねてきた藤井さんだからこそ伝えたい、「これから新たなチャレンジを始める方」へのメッセージはありますか?

藤井:
自分が偉そうに言って良いのかわからないけど・・(笑)

一番はとにかく「行動すること」ですね!頭で考えて想像するだけではだめです。当たり前のことを当たり前に継続すること。プロの世界でもそうでしたね。当たり前のことを継続できている選手から活躍していました。

就活をしていると「自分をもっと深堀りしよう」とか「相手を知ろう」と言われると思います。ただ、深く考えただけで分かる人はセンスいい人だけですね!(笑)だから、まずは行動して、その経験から答えを見つけ出していけば良いんじゃないかなと思っています。

努力を継続して、癖になるように、習慣が付くまで行動することがファーストステップだと思っています。もちろんそのなかで上手くいかないことも出てくると思います。

成長できているか、スキルがついているか、数年先の未来を見たくなることもあるかもしれません。ただ、そんなことより、自分の行動を振り返り、今戦力になれているか?、なれていなかったら他責にせず、見直して、という繰り返しが一つ一つを作り上げていくと思いますね。

もちろん先を見据えることは大事ですが、日々の努力を怠らず、アンテナさえ貼り続けていたら、それらがつながるタイミングが必ずくるので、大事なのは「まず目の前」と考えています。

偉そうに話しちゃってますが・・・(笑)僕自身もセカンドキャリアを歩み始めて間もない身として、自分もそうだと思っています。謙虚に丁寧に目の前のことを大切にしていきたいと思っています。

・・・とはいえ、新たなチャレンジは不安だと思います。ただその観点でも、不安を減らすためには準備・行動が大切になると思います。不安を感じなくなるくらい準備と行動を徹底する。プロの世界でも不安が常につきまといました。でもそんなときこそアーリーワーク。準備を徹底して試合に挑んでいましたし、引退後は裏方にいたからこそ、いろんな選手の準備姿を見れたので、これは間違いないです。

加藤:
行動と準備の大切さがとても胸に響きました。悩む前にまず行動ですね!

藤井:
あとは、人とのつながりは新たなチャレンジの際には非常に重要ですよね。能力よりも人とのつながりが大切だと思います。

プロ野球にいるとやっぱり「運」って結構あるんですよね(笑)でもそういった「運がいいヤツ」って裏でとても努力していますし、自分なら出来ると常に信じながらも、謙虚で丁寧。だから運を引き寄せて掴み取っているんですよね。

ビジネスの世界も同様だと思うので、新たなチャレンジを応援してくれる周りの方々に、是非そういうスタンスで向き合っていくと良いんじゃないかなと思います。

これからチャレンジする人は「自分はやれる」と思ってやってほしい。最初からできないと思っている人はできないので。それに尽きます。

加藤:
ありがとうございます!新たにキャリアチェンジする方は「何を勉強したら良いか」から考えることが多そうですが、まずそもそものスタンスや考え方に大事なことがあるのだと伝わりました!!

転職活動に限らず、日々の業務にも通じるので早速ですが私も意識してみたいと思います。
素敵なメッセージをたくさんありがとうございました。

最後に藤井さんの今後の展望もお聞きしたいと思ったのですが、お聞きしてもよいですか?

藤井:
今後の目標か・・今、実は大きな目標は無いのですよね。毎日の積み重ねを大事にしたいと思っています。

もちろん自分がサポートしている選手がプロに入ったら嬉しいとか、支援した方が活躍してくれたら嬉しい、という思いはありますが、そのためにも目の前のことを大切にして過ごしていきたいです。
そこで成長して、自分が振り返った時に良いことに取り組んでいたと思えたら最高だなと思っています。

加藤:
ひとつひとつの言葉がとても胸に響きました。是非これからチャレンジを迎える方々に伝えていきたいと思います!改めて、本日はありがとうございました。

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本日はプロでも活躍した後、フィールドをビジネスに変えても変わらず活躍中の藤井さんへのインタビューをお届けいたしました!

とても学びの多いお話だったのではないでしょうか。私もひとつひとつの言葉がとても勉強になりました。

この記事を読んで、これを期にチャレンジしてみたいな!と思った方は是非、お気軽に「話を聞きに行く」ボタンを押してみてくださいね!

セカンドでは未経験のエンジニアをはじめ、アスリートのセカンドキャリアを全力でサポートしています。技術者として0から成長していける教育型の事業を展開し、手に職を身につけて成長していきたい方、エンジニアとしてのキャリアアップを考えている方はぜひ、当社の募集記事をご覧になってもらえたら嬉しいです!

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