「Steadyyのリアル」は、Steadyyで働くメンバーのリアルな声や、外からは見えづらい会社の文化を“漫画”でお伝えしていくシリーズ企画です!
今回は、マンガメディア事業部の責任者として、大手テレビ局やナショナルクライアントの漫画制作を統括するmitoさんにインタビューしました。
前職で立ち上げた漫画事業ごとSteadyyに合流し、現在はクライアント折衝から漫画制作のディレクション、事業部のマネジメントまで幅広く担うmitoさん。
参画当初は、いきなり事業全体を任される立場になり、「何をどう決めればいいのか分からなかった」と言います。
そこから少しずつ、事業を任される立場としての意識が変わっていったmitoさん。今回は、その変化の裏側と、今大切にしている「いいものづくり」「相談しやすいチームづくり」について漫画でわかりやすく紹介します!
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mito<プロフィール>
マンガメディア事業部 責任者 兼 ボードメンバー。クライアントとの交渉から漫画制作のディレクション、事業改善、チームマネジメントまで多岐にわたる業務を担当しています。社内イベントの企画なども手掛け、メンバーからの信頼も厚い、Steadyyにとって欠かせない頼れる存在です。
SNS運用から始まった、漫画事業づくりの原点
ー 前職では、どのような仕事をしていたんですか?
当時の社長と少人数で、SNSを活用したコンテンツ事業に取り組んでいましたね。実は最初から漫画を作っていたわけではなく、はじめは「将来的に収益につながるSNSアカウントを育てる」というミッションのもと、美容やメイクなど、いくつかのジャンルで投稿を試していました。その中で一番反応がよかったのが、恋愛や人間関係をテーマにした“物語形式”の投稿でした。
自分で考えた文章を画像にして、SNS上でスライドしながら気軽に読めるようにした投稿で、感覚としては、昔流行っていた携帯小説に近いようなもの。
実際に投稿してみると想像以上に反響があり、1ヶ月も経たないうちにフォロワーが1万人ほどまで増えたんです。その反応を見て、「ストーリーコンテンツにはニーズがあるんだ!」と感じたことが、その後の漫画制作につながっていきました。
ー それが今の漫画事業の原点になるんですね!
そうですね。私の投稿を見た当時の社長が、「これ、文章を漫画にしたら面白いんじゃない?」と言って。そこから、漫画を作ってSNSに投稿するようになりました。とはいえ、当時の私は漫画制作の経験や知識がまったくありませんでした。
そのため、まずは漫画家さんに発注し、できあがった作品をSNSに投稿できる形に整えていくところから、手探りで始めました。
実際に漫画が完成し、投稿してみると、どんどんフォロワーが増えていったので、それをきっかけにアカウントを複数立ち上げ、作品数も少しずつ増やしていきました。
そこから、SNSで作品の一部を公開し、続きは漫画ブログで読めるようにすることで、読者をブログへ送る導線をつくりました。ブログの閲覧数に応じて収益化する仕組みへと移行していったんです。
今振り返ると、この時期は読者の反応を見ながら、作品のつくり方や届け方、収益化の仕組みまで少しずつ変えながら、手探りで事業をつくっていた時期だったと思います。
事業ごとSteadyyへ。漫画メディア事業部を任されるまで
ー Steadyyに参画することになった経緯を教えてください。
当時の社長とSteadyy代表の辻本さんが高校の同級生だったご縁もあり、最初は協業の話として進んでいたものが、最終的にM&Aという形になりました。
私の中では、いまだに「入社した」というより、前職で育ててきた事業ごとSteadyyに合流した、という感覚の方が近いかもしれません。
環境が変わることへの戸惑いはありましたが、自分が立ち上げから関わってきた事業でしたし、一緒に事業をやってきたメンバーもいましたから、自分だけがその場を離れるという選択肢はあまり浮かびませんでした。
全く不安がなかったわけではないですが笑、「自分たちが手がけた事業をここで終わらせたくない」「一緒にやってきたメンバーと続けていきたい」という気持ちの方が大きかったのかなと思います。
ー Steadyyに入ってからは、どのような役割になったのですか?
Steadyyに参画してからは、辻本さんから「事業部はあなたに任せるから」と言われ、事業全体を見る立場になりました。
今は事業部長という名前がついていますが、当時はそういう役職名が明確にあったわけではなく、「あなたがやってください」という感じで任された感覚でしたね。
前職では当時の社長が事業の判断を担ってくれていたので、そこから急に、自分が事業全体を見て判断する立場になり、今までやったことのない事業計画を立てるなど、事業部長としての視点や役割を求められるようになりました。
ー 事業全体を見る立場になって、難しかったことは何ですか?
参画して翌月くらいが、今振り返ると一番しんどかったかもしれません。何を決めたらいいのかも分からないし、何をどうしたらいいのかも分からない。それでも、事業責任者として大きなことを求められているように感じていました。
特に難しかったのは、予想が立たないことに対して、予想を立てていかなければならないことです。
漫画がどれくらい人気になるのかも分からない。PV単価も月によって変動する。どれくらいPVを伸ばせばいいのかも分からない。
今思えば、ある程度は仮説を置いて決めるしかなかったのですが、当時は現場の感覚が強く、「この数字は本当に達成できるのだろうか、、、」「単価が変動する中で、この計画でいいのか」と、不確実なことを一つひとつ気にしてしまっていましたね。
「自分で決める」怖さを越えて、事業責任者として変わったこと
ー そこから、どう変わっていったんですか?
当時は、自分で決めることが不安で、何かにつけて辻本さんに「これをやっていいですか?」「これもやっていいですか?」と聞いて確認していたんです。
でも、辻本さんはわりと「いいよ、やっちゃって」と言うんですよね。そんな中である時、「もう少し自分に裁量があることを自覚して動いてほしい」と言われたことがあって。
その時に、初めて、自分の決めたことに責任を持たないといけないし、責任を持った上で選択していかなければいけないんだと自覚しました。勇気がいることでしたが、そこから少しずつ、事業責任者としての意識が変わっていったと思います。
ー Steadyyに入って、ご自身の中で成長したと感じる部分はありますか?
事業を任される立場になったという意味では、大きく成長できたと思います。以前は、組織の中で「これは微妙だな」と思うことがあっても、自分が変えようという発想はあまりありませんでした。
でも今のSteadyyの規模感だと、自分の行動や考え次第で、いろいろなものを変えていけるんです。最初はそれが大変でしたが、今は面白さも感じています。
もっと良くならないかなと思ったことに対して、自分からアクションを起こせる。
そこは、Steadyyに入ってから変わった部分だと思います。
漫画をつくるだけではない。案件も、ディレクターも、プロジェクトも動かす仕事
ー 現在は、具体的にどのような仕事をしているんですか?
私が事業部長を務めるマンガメディア事業部では、自社で漫画コンテンツを企画・制作・運用するだけでなく、企業やメディアと連携した漫画制作も行っています。
単に漫画を作るだけではなく、企画の意図を整理したり、漫画家さんやディレクターと連携しながら表現を考えたり、公開後の反応を見て改善につなげたりすることもあります。
私自身の仕事でいうと、クライアントとの定例会議やそのための準備のほか、自分自身が実務に入って、動画制作やディレクションをすることもありますし、事業の改善点を見つけたり、新しい動きを検討したりすることもあります。
たとえば、SNSの投稿方法を変えてみる、数字を振り返る、記事投稿サイトで投稿検証をしてみる、新しい連携先を探すために営業する、などです。
あとは、チームのディレクターからの相談も多いですね。「この表現でいいのかな」「こっちの方がいいんじゃないかな」「ここがうまくはまらないので一緒に考えてほしい」といった相談を受けて、一緒に解決していく時間も多いです。
「本当にいいものに最善を尽くす」。価値提供のために、妥協しない
ー 仕事をする上で大切にしていることはありますか?
大切にしているのは、ただ言われたものをそのまま作るのではなく、漫画として本当にいいものを届けることです。
SteadyyのMVVの中に「価値提供を最大化する」というものがあり、その中に「本当にいいものに最善を尽くそう」という言葉があります。これは、自分が大切にしていることにすごく近いです。
以前の職場では、クリエイティブの案件ごとに稼働時間が細かく決まっていて、時間内にできないこともたくさんありました。そうすると、「納得はしていないけれど、これ以上は稼働できないから、これで終わりにしよう」と妥協してしまうことがあったんです。
それがすごく嫌で。お客さんに対しても不誠実だと思いましたし、実力のあるクリエイターが本来の力を出せずに、妥協したものを出していることにも違和感がありました。
だから、「価値提供を最大化する」と言うなら、いいものでなければ価値がないんじゃないかと思っています。自分たちが納得できるものを作らないと価値がない、という感覚です。
ー 素敵ですね!今の仕事では、どのような場面でその姿勢が活きていますか?
クライアントから「こうしてほしいです」と言われると、そのまま対応したくなることもあります。でも、私たちは漫画制作のプロですし、漫画としてどう見えるかは、こちらの方が分かっている部分もあるはずです。
なので、要望の根幹に関わる部分は尊重しつつも、微細な表現や漫画としての見せ方については、「漫画はこっちの方がいいと思います」と意見することもあります。
もちろんそれを発言する怖さもありますよ(笑)。それでも、お金をいただいている以上、専門家として意見を言うようにしています。
本当にいいものを作るためには、ただ言われたものを作るだけではなく、必要な時にはきちんと提案することが大事だと思っています。
「人を頼ることができていなかった」経験が、今のチームづくりにつながっている
ー これまでの経験は、今のマネジメントにも活きていますか?
活きていると思います。Steadyyに参画したばかりの頃は、まだ周りの人たちと信頼関係ができていなかったこともあり、人を頼ることができていませんでした。
今だったら、「これは〇〇さんが詳しいから聞いてみよう」「これは相談してみよう」と思えますが当時は、「話しかけていいのかな」「全部自分でやらなきゃ」と思い込みすぎていたんです。だからこそ、チームでは「話しかけづらいな」と思わせる環境を作らないように心がけています。役割はありつつも、上下関係を過剰に作らず、フラットに相談できる状態でありたいと思っています。
ー フルリモートのチームだからこそ、意識していることはありますか?
そうですね。私たちのチームはフルリモートで、地方にいるメンバーも多いので、疎外感がないようにすることは意識していますね。Slackでの発信も業務に関することだけでなく、少し雑談に近いことも書くようにしていて。何も更新されていないチャットって、少し話しかけづらいじゃないですか。だから、私はSlack上で「いますよ感」を出すことを意識しています(笑)。
通話でも、疲れを出しすぎないようにしたり、顔が映っていない時でも相づちを打ったり。小さなことですが、リモートだからこそ、そういう積み重ねが相談しやすさにつながると思っています。
自分が頼れずに苦しかった経験があるからこそ、メンバーには一人で抱え込まずに相談できるチームでありたいと思っています。
働いているメンバー皆がSteadyyを好きでいられる環境をつくりたい
ー 事業部だけでなく、社内イベントの企画などにも関わっていると聞きました。
そうですね。ここ数年は、事業部だけではなく、会社全体の環境づくりにも関心が向いていると思います。Steadyyの人たちは、みんな人柄がよくて(笑)。だからこそ、みんながいい環境で働けて、楽しくいてほしいと思っています。
リモート中心の働き方だからこそ、数ヶ月に一度集まる機会は、少しでも楽しみに感じてもらえる時間にしたいんです。だから、お店選びも結構真剣にやっています(笑)。せっかく集まるなら、ご飯がおいしい方がいいじゃないですか。
あとは、事業部を越えた1on1の企画にも関わりました。私自身、事業部外の人と話せることが支えになった経験があったので、普段あまり話さない人同士が話せる機会をつくりたいと思ったんです。
Steadyyを好きでいられる人が増えるように、自分にできることはやっていきたいなと思っています。
ー これから、どのような人と一緒に働きたいですか?
分からないことや困っていることを、ちゃんとさらけ出せる人と一緒に働きたいです。もちろん、仕事なので責任感やスキルも大切です。
でも、リモートで働くことも多いですし、自分の状況を素直に共有できる人の方が、チームとして一緒に働きやすいと思います。
マンガメディア事業部は、ただ漫画を作るだけではなく、クライアントと向き合い、チームを動かし、より良いコンテンツを届けていく仕事です。だからこそ、ただ作業を進めるだけではなく、「本当にいいものに最善を尽くす」ことを大事にできる人と一緒に働きたいですね。クライアントの要望をそのまま形にするだけではなく、漫画としてより良いものにするために考える。必要な時には意見を出す。そういう姿勢を持っている人だと、この仕事を面白いと感じてもらえると思います。
【スペシャルコメント】同僚から見たmitoさんってどんな人?
mitoさんは、上司として決断力があり、とても頼りになる存在です。案件の進め方や漫画の構成に悩んで相談した際も、いつも素早く的確なアドバイスをくれます。ただ答えを示すだけではなく、「自分で考える余地」を残した形で助言してくれるので、mitoさんとお仕事をしていると、自分自身も成長できていると感じます。また、アドバイスや意見をいただく際には、「こういう理由で、私はこうした方がいいと思う」と、理由も含めて丁寧に説明してくれるため、日々とても勉強になっています。私が考えたシナリオやアイデアに対しても、「それすごくいいね!」「よく思いついたね!」と前向きな言葉をかけてくれるので、モチベーション高く仕事に取り組むことができています。mitoさんの言葉や考え方から学ぶことが本当に多く、日々刺激をいただいています!
Steadyyでは現在、新規事業開発やWebマーケティング領域で、一緒に事業を前に進めてくれる仲間を募集しています!
決まった正解がない中でも、自分で考え、周囲を巻き込みながらより良いものをつくっていきたい方。クライアントやチームと向き合いながら、事業を前に進める仕事に挑戦したい方は、ぜひ一度気軽にお話ししませんか?