まずは自己紹介をお願いします!
株式会社narrative 社長室長の「浦山 志穂子」と申します。
出身は大阪で、担当業務は複数にまたがっており、プロジェクト推進から経営管理まで様々。社内には計5部署あるんですが、そのうち10ヵ所ぐらいに私の名前があって「浦山って何人いるんだよ」とよく言われています(笑)
性格は曲がったことが嫌いで、自分の意見を言ったり、人の意見を聞いて取り纏めるのが好きです。中高時代はずっとバレーボール部でリーダーをやっていたこともあり、体育会の精神も持ち合わせているのかなと思っていたりします。
大学は中央大学で社会学を専攻していました。社会学というのは、人間と社会の関係を研究する学問で、人間観察が好きだったことが入学の理由です。あらゆるものが研究テーマになり得るわけですが、私は特に人の行動や発言の意図を論理的に分析するのが好きでした。
就職活動はどのような軸で行っていましたか?
社会に無くてはならないものを取り扱う仕事に就きたいと思っていました。
結論から言うと鉄道会社に総合職として新卒入社したんですけど、他にも報道関係に興味があったので新聞社、スポーツが好きだったのでプロ野球の球団も候補でした。
鉄道会社への入社理由については少々ネガティブなんですけど、当時は今ほど就職しやすい時代ではなかったというのがあります。当時採用があった大手私鉄は全国で10社程度。そもそも受け入れ窓口が少ない中、最初に内定いただいた鉄道会社に行こうと決めた感じですね。
前職時代について教えてください!
鉄道会社では駅員・車掌・運転士を経て、最終的に管理職をやっていました。
配属先は三重県の某駅。最初は改札で切符を売ったり、「ドアが閉まります」みたいなアナウンスをする駅員の仕事からスタート。その後は車掌、1年間の研修と国家資格試験を経て運転士、駅員をマネジメントする管理職、そんな約5年間の現場仕事を経験した後に本社に転勤。この本社勤務がキャリアのターニングポイントになりました。
本社ではいわゆる事務的な仕事をやっていたわけですが、端的に面白くなかったんですよ。自分がやらなくてもいいであろう業務が多かったり、縦割り会社ゆえに自分ができる仕事の幅が限られていた。
それに鉄道会社のメインのお客様ってご乗車いただく利用者の方々なんですよ。つまりビジネス上のクライアントと呼ばれるような存在もいなければ、自分たちで新しく営業に行くこともない。極論、利用者の皆様が電車に乗ってくれさえすれば、自分の仕事の出来不出来に関わらず給料が貰えてしまう状況だった。
もちろん、この会社に居続ければいつか偉くなれるかもしれない。でも、市場に放り出された時に自分の価値を見出せないことに危機感を抱いてしまった。それで転職を決意しました。
narrative入社の決め手は何でしたか?
決め手は風通しの良い環境、そして大久保代表の人柄でした。
narrativeを知ったきっかけは日本仕事百貨での求人で、地方の古民家を活用して街づくりをしている点に興味を持ちました。また社会に無くてはならない仕事という転職軸ともマッチしていたので、まずは話を聞いてみようという気持ちで応募しました。
その後、会社の雰囲気を知る機会として社内会議に同席させてもらったんですが、上司も部下も関係なく意見を交わし合っている光景に衝撃を受けました。というのも、前の会社ではそもそも部下に発言権が無い会議も多々あったので、自分にとって新鮮で面白そうな環境だと思いました。
あとは大久保の人柄ですね。上手く言い表せないんですけど、今までに会ったことのないようなタイプの人で、ロジカルで何をやるにも必ず意図や理由がある。その立ち振る舞いや考え方はすごく勉強になるし、成長できるかもしれないと直感したことも入社の決め手でした。
narrativeでの仕事内容を教えてください!
初仕事は、奈良県御所市にある「GOSE SENTO HOTEL」の開業に伴う業務でした。
ー GOSE SENTO HOTEL ー
具体的な仕事内容としては、支配人や料理人との打合せ、開業備品の調達、家具のセッティング、メディアレセプションの準備、各種PR活動といったところでした。プロジェクトの参画期間としては約4ヶ月だったんですけど、開業という貴重なタイミングで事業の全体像を掴む良いきっかけになりました。
例えば、レストランを作る場合には場所の確保だけなく、料理人やホールスタッフといった人の採用、テーブルや食器といった備品類の手配、食材の仕入れ先の選定。それだけでなく開業に備えて、オフライン・オンラインに対するプロモーション戦略の策定と準備もしなければならない。
それらを4ヶ月間で全て経験したことで事業の要所を掴めたというか、何が必要で何をすべきかが分かった状態で次のプロジェクトに参画できたので、非常に良いスタートを切れたなと思いますね。
おかげさまで現在は、プロジェクトマネージャーとして企画から運営までの各種管理業務、社長室長として事業計画や管理会計業務、その他に人事・経理・総務といったバックオフィス業も担当させてもらっています。
仕事の醍醐味、苦労していることは何ですか?
一番難しく、一番面白いところでもありますが、様々な意見を聞いて取り纏めることだと思います。
プロジェクトには本当に色んな人が参加していて、narrativeの社員の中でも意見がそれぞれありますし、クライアントも古民家を所有しているおじいちゃんから不動産会社の社長まで。各施設に来られるお客様も子供から大人、外国人の方まで色んなバックグラウンドを持つ人がいる。その人たちの意見を全て取り入れようとすると、全然プロジェクトが進まないんですよ。
例えば、古民家の玄関は伝統的な作りになっていることが多く、段差が非常に多いんですよね。伝統文化を残すという意味ではそのままにしたい。でも、ご老人の方々にとっては現状を崩してバリアフリー化した方が喜ばれる。
どちらも真っ当な考えですし、どちらも正解なんですけど、最終的に答えを出さなければならない。一方の意見を立てるわけでもなくて、双方の意見の折り合いをつける。そこが仕事の醍醐味であり、難しいところだと思っています。
将来的に成し遂げたいことはありますか?
地方創生という文脈で、日本一の会社を目指したいです。
現在、多くのお客様からご相談をいただきますが、古民家を活用した事業に関する質問が絶えないんですよ。これって裏を返せば、街や文化を残したい人々が多い一方で、その想いを叶える企業や市場が無いことを意味しているわけですよね。
つまり、narrativeしかやっていないことがある。そこに誇りを持って、今以上に事業に付加価値を付けた状態でこの活動がさらに広がっていければ良いですね。
その上で私個人としては、各事業を支える最強のゼネラリストになりたいと思っています。やはり、事業毎に複数の変数があるし、カテゴリの違う様々な知識が必要になってくるんですね。今はその知識と経験の幅を広げる意味も込めて様々な業務を担当していますが、今後もさらに出来ることを増やしていこうと考えています。
募集中のポジション、求める人物像を教えてください!
人事・経理・総務といった経営管理のポジション、メイン事業のプロジェクトマネージャーや設計士といったポジション、それぞれが不足している状況ですね。
求める人物像に関しては、どのポジションも共通してスタンスが取れる方です。Aさん・Bさんの意見がそれぞれあったとする。「どっちがいいと思いますか?」ではなく、「私はこう思う、だからこうした方が良いと思う」が言える人。
要は指示無しでは動けない人だったり、考えることを放棄してしまっている人は、ちょっと難しいということですね。前例のない仕事をやっている会社ゆえに正解は無いですし、むしろその答えを探しに行こうと前向きになってくれる方。そういった人が良いですね。
転職活動中の方に一言お願いします!
私はこの会社に入ったことで、キャリアは与えられるものではなく、自分で作るものだと学びました。
会社によっては「キャリアデザイン」や「○年目研修」といった形で、会社側からキャリアを提示されることがあると思います。でも、それは果たして本当に自分の目指すキャリアなのか。こうなって欲しい。これが出来るようになって欲しい。それは会社があなたに求めているキャリアであって、自分発信のキャリアと言えるのか。
自分は何をしたいのか、何を学びたいのか、どんな人と一緒に仕事をしたいのか。結局のところ、自分の気持ちに正直になることが、自身のキャリアを築く上でも重要なことなんだと思います。
narrativeの強みは、地域の文化財を活かしつつ、持続可能な事業を展開している点。この業界は社会的意義のある行いをする一方で給料が安かったり、ボランティアが中心だったりすることも多いです。やりがい搾取とまでは言いませんけど、そういった要素が現実問題として見受けられます。
私たちはただ社会的意義のある事業を展開するだけでなく、売上が生まれる仕組みまで考える。だから、事業が継続し、社員にも還元できる。仕事としてもめちゃくちゃ面白いと思いますし、他では絶対できない仕事が経験できる。もし興味を持ってくださるのであれば、楽しい世界が待っていると思いますよ。
インタビューにご協力いただきありがとうございました!
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