「好きなことを仕事にするのは怖い。でも、好きじゃないと本気になれないと気づいたんです」
東京から札幌へ移住し、未経験から入社半年で動画エディターのプレリーダーへと駆け上がった小山。建築業界から「本当に好きなこと」へ舵を切った彼の決断と、職種を越えてモノづくりを楽しむWAKELならではの働き方に迫ります。
小山 秀一 / 株式会社WAKEL エディター/プレリーダー
東京都出身。大学で建築学を専攻した後、「北海道に住みたい」という長年の夢を叶えるため、新卒で北海道のハウスメーカーに就職。CADオペレーターや現場監督として経験を積む中で、昔から好きだった動画制作への想いが再燃し転職を決意。WAKELへ入社後はプレリーダーとしてエディターチームのマネジメントを行いながら、マーケターと連携した広告クリエイティブの制作に従事している。趣味はゲーム、旅行、動画編集
憧れの北海道へ。建築の道から「本当に好きなこと」へのシフト
ーーまずは、東京出身の小山さんが新卒で北海道の企業に就職された経緯から教えてください。
シンプルに「北海道に住んでみたかった」というのが一番の理由です。実は小学生の頃、友達からお土産でもらったメロン味のぷっちょを食べた時に「めちゃくちゃ美味しい!」と感動して(笑)。そこからずっと北海道に対する漠然とした憧れがあって、大人になって調べてみたら住みやすそうだなと思い、思い切って行くことにしました。
ーー小学生の頃の夢を叶えられたのですね!大学では建築学科だったそうですが、そこからなぜ動画エディターへの転身を考えられたのでしょうか?
大学で建築を選んだのは、昔から鉄道模型などのミニチュアを見るのが好きで、ものづくりに興味があったからです。卒業後は北海道のハウスメーカーに入社し、CADオペレーターとして図面を書いたり、現場監督として進行管理や職人さんとの調整を行ったりしていました。
転職を意識し始めたのは、二級建築士を取って、次に一級建築士を目指して勉強を始めた時です。テキストを開いても全く内容が入ってこなくて、「自分は建築にあまり興味がないのかもしれない」「本当に好きでやっているのかな」と冷静になってしまって。
ーーそこで、動画制作の道へ進む決意をされたのですね。
はい。中学生の頃からゲームの実況動画を作ったり、高校の文化祭で流す動画の企画や撮影をしたりと、ずっと動画を作るのが好きでした。当時は「好きなことを仕事にするのは怖い」という気持ちがあって建築の道を選んだのですが、やっぱり自分は「好きじゃないと本気で取り組めない」と気づいたんです。だったら、それを仕事にして生かした方が絶対にいいと思い、独学で少し触っていた動画編集を仕事にしようと転職を決意しました。
ーー動画編集の仕事を探す中で、WAKELを選んだ決め手は何だったのでしょうか?
一番は人柄ですね。面接で代表の渋谷や取締役の藤坂と話した時、とにかく私の話をすごく丁寧に聞いてくれたんです。特に渋谷からは、スキルだけでなく私の価値観について深く質問されました。「ものづくりはみんなでやるものだけど、自分と違う意見が出た時はどうする?」と聞かれ、私が「まずはその人の価値観や理由を聞いて、反映するかどうかを考えます」と答えると、「その価値観はどうやって身についたの?」とさらに深掘りしてくれて。単なるスキルチェックではなく、私という人間の中身をちゃんと見ようとしてくれている姿勢に惹かれました。
現場監督の経験が活きる。入社半年でプレリーダーへ駆け上がった「掛け算の強さ」
ーーWAKELでの現在の業務内容を教えてください。
動画エディターとして、マーケターが作成した企画を動画という形に落とし込むのがメインの業務です。ゼロイチで企画を立てることは少ないですが、時にはデスクを離れてマーケターの撮影に同行し、一緒に現場で撮影を行うこともあります。
また、入社して半年ちょっとでプレリーダーという役職を任せていただきました。現在は私を含めた3名のエディターチームで、2名のメンバーへのタスクの割り振りや進捗管理、状況把握といったマネジメント業務のほか、マーケターのリーダー陣と連携したミーティングの企画・調整なども行っています。
ーー未経験での入社から半年でプレリーダーとは、ものすごいスピードですね!ご自身では何が評価されたと感じていますか?
編集スキルが入社してから大きく伸びたこともありますが、それ以上に「タスク管理」や「マネジメント」の部分が評価されたのだと思います。実はここには、前職の現場監督の経験がめちゃくちゃ活きているんです。
ーー現場監督の経験が、エディターのマネジメントに繋がるんですか?
そうなんです。現場監督時代は、同時にいくつもの物件を抱えながら、大工さんや業者さんに「この日はこうしてください」「ここはもっとこうしてください」と、スケジュールの調整や指示出しを毎日のようにやっていました。その時に培った、複数のタスクを並行して管理する力や、相手に気持ちよく動いてもらえるコミュニケーション能力が、今のチームのタスク割り振りや進行管理にそのまま直結しています。当時に比べれば、今は見るべき対象が明確なので、あの時のハードな経験が強力な武器になっていますね。
職種の壁を越えた「超・協力プレイ」。マーケターと創り上げる“勝てる”クリエイティブ
ーーWAKELのエディター組織ならではの「やりがい」や「面白さ」はどこにありますか?
エディターとマーケターが、職種の壁を越えて協力して一つのものを作る、超・協力プレイの体制になっていることです。これが本当に面白くて、最大の魅力だと思っています。エディターがただ指示通りに作業をするのではなく、「映像の見せ方としてはこっちの方が良いんじゃないか」と提案したり、一緒にアイデアを出し合って会社全体で作っていく感覚があるんです。
ーー指示待ちではなく、自ら提案していく姿勢が求められるのですね。
はい。私はマーケターの上長にも直接壁打ちに行きます。「こういう動画を作ってみたんですけど、どうですかね?」と見せて、マーケティングの視点からフィードバックをもらい、それを映像に反映させていく。ただ自分の好きなものを作るだけでは独りよがりになってしまうので、「これを見てユーザーはどう思うか」というマーケティング視点は絶対に外してはいけない大切なポイントです。
ーー「マーケティング視点」と「クリエイターとしてのこだわり」、そのバランスを取るのは難しそうです。
そうなんですよね。数字や成果を意識してガチガチに固めすぎると、誰でも作れるつまらない映像になってしまう。だからこそ、自分が見てきた映像の知識や「こういうギミックを入れたらカッコいいよね」という遊び心、クリエイティブ性を残すことが重要です。そのバランスの舵取りがエディターの腕の見せ所であり、マーケターと密に連携するからこそ研ぎ澄まされていく部分だと感じています。
ーーエディターチーム内のメンバー同士の連携はいかがですか?
チームメンバーも個性的で、お互いにすごく良い刺激を与え合っています。一人のメンバーはとても論理的で、AIも活用しながら「なぜこの編集が良かったのか」を分かりやすく言語化して共有してくれます。これは私には真似できないなと唸らされますね。もう一人のメンバーは若い感性を持ったアイデアマンで、「この動画どうですかね?」と新しい見せ方をパッと提案してくれます。それぞれ違う強みを持ったメンバーが良いものを作るために高め合える、最高の環境です。
スキルより「ものづくりへの熱意」。遊び心を忘れないチームを共に創る
ーー東京から北海道へ移住されて、働く環境としての魅力はいかがですか?
現実的な話ですが、家賃が安くて広い家に住めるなど、住環境の良さは生きていく上で本当に大きいです。オフィスも札幌駅からすぐで便利ですし。あと、東京にいた頃は満員電車や人の多さに、どこか精神的なゆとりが削られている感覚がありました。北海道は物理的にも広く、人も優しいので、無駄なストレスやノイズがありません。このゆったりとした環境のおかげで、仕事には真剣に向き合いつつも、人間関係のギスギスした摩擦がなく、すごく健やかに働けていると感じます。
ーー最後に、小山さんの今後の目標と、WAKELに興味を持っている候補者の方へメッセージをお願いします。
個人としては、まずは正式なリーダーになることです。そしてチームとしては、「やるべきことをしっかりやった上で、思い切り遊び心を出せるチーム」にしていきたいですね。基礎や数字へのコミットを当たり前にこなしつつ、自分たちが心から「楽しい」「面白い」と思えるクリエイティブを自由に発揮できる。そんなチームにするための仕組みづくりを、今まさに進めているところです。
これからWAKELに入ってきてほしい人は、現在のスキルの高さよりも、第一に「とにかく映像やものづくりが好き」という強い想いを持っている人です。それさえあれば、貪欲に主体性を持って取り組めるはずです。
もちろん、相手の意見を尊重して汲み取る協調性も必要ですが、「自分はこのスキルまでだから…」と躊躇するのではなく、まずは気軽な気持ちでトライしてほしいですね。
好きなことを本気で仕事にしてみたい方、一緒に面白いものを作りたい方からのご応募を、心からお待ちしています!