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《代表者インタビュー》JUSTY│防犯&見守りAIカメラ│開発ストーリーvol.1

<インタビュイー>

株式会社JUSTICEYE代表取締役 道下剣志郎

見守り&防犯AIカメラ「JUSTY(ジャスティ)」とはどのような製品なのでしょうか?簡単にご紹介をお願いいたします。

従来、防犯カメラというのは非常に手の届きにくい高単価商品でありました。また、いわゆる防犯カメラ室に配線をしたりするなど設置も難しく、なかなか個人店や中小企業が気軽に設置をするということが難しい商品でした。実際、現状設置されている防犯カメラは日本全国で約500万台、東京でも約4万台と言われている次第でございます。

そこで私たちは、まずは皆さまにとって使い勝手の良い良質なカメラを、手に届きやすい価格でお届けするということをモットーにJUSTY(ジャスティ)の開発を進めてまいりました。

防犯目的・見守り目的のどちらも満たし、機能面・設置面においても使い勝手の良いカメラでありながら、かつ代表取締役である私が弁護士という職業に就いていることから、映像に映る人々や、カメラを利用する人々のプライバシーも守りたいという想いを持って、JUSTYを提供しております。

JUSTYプロジェクトの発足経緯を詳しく教えてください。

法律の専門家である私と、共同創業者でもあるJUSTICEYEのエンジニアが出会ったことが大きなきっかけですね。

『現代の防犯カメラ業界を変えていくために、単に従来の防犯カメラをばら撒くのではなくて、技術的にも進歩したものを提供するんだ。それは、安価で高付加価値のものを提供することはもちろんのこと。かつ、お客さまが大それた工事などを実施せずとも、QRコードを読み込み自身で設置すれば簡単に防犯カメラが使えるようになるような、まさにスマートフォンを家電量販店で買って、その場で電源をつけてすぐに使えるようになるのと同じ形でカメラも使ってもらい、優れたユーザー体験を実感してもらいたい。そして法律家がトップに立つことで、プライバシーも守る防犯カメラを世の中に提供できるようにしていこう』ということです。

そういった内容で意気投合したというのがうちの会社の創業経緯であり、JUSTYプロジェクトの発足経緯です。

カメラを利用する人々のプライバシーを守りたい、と考える理由はどのようなものでしょうか?

現在世界中でプライバシーの観点は大きな問題になってきています。

例えば自分があるウェブサイトにアクセスをしたら、アルゴリズムに分析をされてこの人はこの商品が好きだという情報が取得され、職場や家族のいる前でサジェストが出てきてしまうだとか。そういったことで企業からするとお金になる情報である反面、皆さまのプライバシーが脅かされているというのが現状としてあります。

やはり個人情報というのはそれだけ重要なものであり、価値のあるものであるというのが世界的な潮流としてあり、そのことに対していち早く対応し、個人のプライバシーを守ろうという動きが世界中で加速しています。

日本も間違いなくこの流れに乗るところであり、日本の企業に先駆けて世界の潮流をしっかり汲み取って、皆さまのプライバシーに配慮した形で防犯カメラを提供できたら、それこそ皆さまの権利利益にもつながりお役に立てると考えています。それがプライバシー機能の開発を進めている理由です。

実際にJUSTYカメラ開発を進めるにあたって、苦労した点はどんなことでしょうか?

どういうカメラが皆さまに求められているのか、というのを考えていくことは非常に難しかったと思っています。

まずはカメラの形などハードウェアについて。千差万別な形のカメラがあります。本当に大きなカメラで『ほら防犯カメラがついているだろう』と誇示するような形もあれば、逆に小型化しすぎるのもいかがなものかとかですね、そういう議論もあったわけですよね。

その中でJUSTYの形状を決めていくにあたり議論を重ねた末に、手軽でありかつ防犯という目的を最重要視した設計である、今の円形のカメラに辿り着きました。防犯というのは『抑止力』という側面もあり、抑止力というのは、防犯カメラの設置目的として当然大きな役割を担っています。カメラが設置されているとわかれば何か悪いことはしないというのがありますので。またカメラの大きさについてもミリ単位で調整し検討を重ねてまいりました。

ソフトウェアについても、どういうアプリケーションであれば皆さまが特段説明も受けず感覚的に使いやすいのか、ということをUIUXの観点から検討し、JUSTYのアプリケーションも作ってきました。これは本当に数多くのテストマーケティングを導入しながら模索検討しました。

ハードウェア・ソフトウェア双方の面で、どういったものがお客さまに喜ばれ、使いやすいのか、ということはJUSTYの開発を進める上で最も検討に苦労をしてきたポイントかと思います。

JUSTYをどのようなお客さまにご利用いただきたいですか?

まずは中小企業さん・店舗さんにご利用いただきたいと思ってます。そもそもこういった施設は、従来のカメラが非常に高く、コスト面での負担が大きいことが要因で置くことができなかったりだとか、どのカメラメーカーを使えばいいかわからないだとか、防犯カメラ設置の課題に関して数多くのお話を伺っています。

こういったお悩みをお持ちの企業さまに対して、『まずはカメラを置いてみる』というところから始めていただけたらと思い、一番安いプランは1台あたり月額500円からという非常にリーズナブルな価格で提供しております。

それであればお手元にとっても負担にもならないし、使ってみてもらえれば非常に便利で良質なカメラであることがご理解いただけると考えております。

現在JUSTYを設置いただいている業種の例でいくと、飲食店・スポーツジム・中小企業のオフィス(廊下、ロッカールーム、執務室など)・老人介護施設・発達支援施設・幼稚園・マンションなどですね。

こういった幅広い業種施設にご利用いただいているというのが現状でございます。

ただゆくゆくは、こういった施設でご利用いただいた皆さまにJUSTYの良さを知っていただき、商品が広く認知された上で、ぜひ一般消費者の皆さまにもご利用いただきたいと考えています。

例えば玄関先。置き配需要などにも非常にマッチすると思います。人が来れば人感センサーでご自身のスマホに通知が来るようになっていて、配達の人がきたということであれば、マイクもついていますから「そこに荷物置いておいてください」と伝えることもできます。再配達の依頼をする必要もないわけですね。

もちろんお子様やペットの見守りにも使えますから、軒先だけでなく室内にも利用できるというのが、JUSTYという商品でございます。

JUSTYを実際にご利用いただいた感想として、店舗や施設の方からどのような声をいただいてますでしょうか?

まずは従来のカメラであれば、HDDに保存しなくてはならなく管理面でも非常に大変だったというものに対し、JUSTYはクラウドにも保存可能なので、出張中や休日にも自分の店舗を見ることができますし、契約プランによっては何ヶ月も遡ったりすることができ本当に便利だと、ご好評をいただいております

あとはやはり非常に安価なので、負担にならないというお声もいただいております。例えば店舗に設置いただいたお客さまからは、従来のカメラはレジの横に置いていたんだけれども、追加でもう一台置きたいと思い悩んでいたと。店舗におけるカメラの設置目的としては、防犯以外にもありますよね。実際店舗経営で問題になっているのは、例えば厨房で従業員が盗み食いしていないかとか、衛生上の問題がないかとか、あとはお客さま同士フロアで揉めたりしてないかとか。そういった部分の見守りに使用する用途としてですね。

従来のカメラってコストも高くて、カメラ自体も大きいので、そんなに何台も置けなかったんだけれども、いわゆる死角や隙間があるところに、この値段この大きさであれば置いていけるということで、非常にそこは役立ったと。

つまり、従来のカメラはすでに設置されている場合においても、プラスワンで置くこともできるのが非常に役立つというお声をいただきました。

あとは性能とカメラ本体の大きさについてですが、従来のカメラだと、カメラ本体が大きくても画素数が低いものもあるんですよ。それと比較して、スマートフォンのカメラってこんなに小さいけど非常に高性能じゃないですか。僕らはそういった技術も踏襲した最新のカメラを使っていますので、スマートフォンで実現されていることと同じようなことを、僕らの防犯カメラでも実現していると。

JUSTYは非常にコンパクトでかつ映像の綺麗さや性能においても、他社に引けをとりません。

JUSTYについて、今後の展望をお願いいたします。

ぜひとも皆さまの手に取りやすい価格で、より多くのお客さまにJUSTYをお手元に持っていただきたいなと。まさに防犯カメラのイメージや概念を、JUSTYで変えていただきたいなと思ってます。

また、うちの会社は法律の専門家がトップに立って経営している会社でして、セキュリティ対策等も万全に行っておりますので、ぜひご安心してご利用いただきたいなと。

そしてカメラのある生活・カメラのある仕事に慣れ親しんで頂き、「ああこんな便利なんだ」と、皆さまの方でもカメラの新たなユースケースを見つけていっていただけたらと思っています。安心や見守り・防犯を実現するとともに、今後はビジネスシーンでの活躍も容易に想像できるところではありますので、業務効率化や生産性の向上などにもぜひJUSTYを役立てていただきたいなと考えている次第でございます。

運営会社であるJUSTICEYEについて、今後どのような位置付けにしていきたいとお考えでしょうか。

やはり僕らは、今までの防犯インフラだけでなく、プライバシーを守るためのインフラという位置付けにもしていきたいなと考えております。

これからどんどん社会も多様化していくと思います。リアルの世界からメタバースの世界などですね。幅広く変化をしていく時代になると思います。その中で、やはりカメラというのはリアルとメタバースをつなぐ掛け橋にもなりうると思っていて、何よりプライバシーを侵害する要素になりうるものを、プライバシーを守る道具に変えていく過渡期だと考えています。

私たちとしては次世代の防犯カメラを提供し、皆さまのプライバシーを守り、そして技術革新も後押ししていけるような企業になれたらなと思っている次第でございます。

AI防犯&見守りカメラJUSTY | 株式会社JUSTICEYE
JUSTYは、AI掲載によるモザイク加工など、最新技術でプライバシーを守るため、今までは設置が難しかった場所へも導入ができ、あらゆる場面で新しい使い方ができる次世代型カメラです。
https://justiceye.jp/
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