「就活でアピールできる経験がない」
「やりたいことも、進路もわからない」——。
そんな不安を抱えながら大学生活を過ごしていた学生が、現在いきがいの長期インターンで営業に挑戦しています。
今回話を聞いたのは、中央大学 商学部3年のK.Yさん。
「営業は人を騙す仕事だと思っていた」
という考えから、
「営業は論理で勝つ仕事だ」と語り、広告業界を目指しています。
彼が、何をきっかけに変わったのか聞きました。
K.Yさん プロフィール 中央大学 商学部3年。スポーツ用品店でのアルバイトを経て、いきがいの長期インターンに参加(在籍6ヶ月〜1年)。はじめは声かけの役割からスタートし、いまはクローザー(商談をまとめて契約まで導く役割)を担当。
卒業後は広告業界の営業職を志望し、サマーインターンに挑戦中です。
テスト前だけ協力して単位を取る。あとはバイトと遊びでした
―― 事前アンケートに「単位を取るためだけの平凡な大学生」と書かれていました。
具体的には、どんな日々でしたか?
学部は商学部なんですが、正直「何にでもなれそうだから」くらいの感覚で選んだところがあって。だから将来の展望が、あんまりなかったんです。
テスト前だけ友達と協力して単位を取って、あとはバイトして遊んで。それだけでした。
一応マーケティングの授業も受けていたんですけど、正直あまり聞いていなくて(笑)。ごく普通の大学生でしたね。
―― 正直に言うと、僕も学生時代はほぼ同じでした。ちなみに、アルバイトは何を?
スポーツ用品店で、販売員をしていました。
「普通にサラリーマンかな」と親に答えてしまった日
―― 「何もしていない現状のままじゃまずいかも」
と思い始めたのは、いつ頃でしたか?
大学2年の後期です。
3年になったら就活が始まるとわかっていたのに、アピールできる経験が何もありませんでした。
―― アピールできる経験がない状態で就活が迫ってくる状況は、焦りますね。
何か変わるきっかけになった出来事はあったんですか?
親から「将来何になりたいの」と聞かれたときですね。
「普通にサラリーマンかな」と、かなり適当に答えてしまって。
―― その「適当に答えてしまった自分」に気づいた瞬間が、スタートだったんですね。
自分で言っておいて、「え、自分って何になるんだろう」と。
一番、焦りました。
探していたのは、学生を戦力として扱ってくれる会社
―― そこからインターンを探し始めたわけですね。
どんな軸で見ていましたか?
「学生を本気で成長させてくれる会社かどうか」だけを大事にしてました。
探していく中で、「Wantedlyがオススメ」
とSNSで見かけて、すぐに僕もWantedlyのアカウントをつくりました。
求人票を見ながら、マニュアル通りの作業を数ヶ月こなして終わりではなく、学生でも実際にお客様と向き合わせてもらえて、本気で成長させてくれる企業を探していました。
せっかくやるなら、学生を戦力として扱ってくれる場所がよかったんです。
―― 最初から軸がはっきりしていたんですね。
数ある中で、いきがいに決めた理由は?
軸とマッチしていたのと、ホームページの文章が、めちゃくちゃ熱かったんですよね。
それが一番大きかったです。
初日の夜にかかってきた、リーダーからの電話
―― 実際に始めてみて、最初はどうでしたか?
初日は、ほんとに何もわからないまま終わりました。
販売の現場に立って、お客様に声をかける役割だったのですが、何を話せばいいのかがわからなくて。
しかも現場にいる間はずっと立ちっぱなしで、翌日は筋肉痛でした(笑)。
―― そこで心が折れずに頑張れたのはなぜだったんですか?
初日の現場が終わった直後に、当時の自分のリーダーだった方が電話をくれたからです。「今日どうだった?」「大丈夫だった?」って。
リーダーからの言葉で、精神的にかなり救われました。
―― 現場に立つにあたって、他にも具体的なサポートはあったのでしょうか?
最初の頃は、週2回くらいロープレ(商談の練習)の時間を設けてもらっていました。
「こういう風に言えば、多分できるようになるよ」と、一緒に段階を踏んで教えてもらえたんです。最初から全部を任されていたら、たぶん続いていませんでした。
もちろん、まずはやってみてというのは大事ですし、自分も経験しましたが、任されっぱなしではなく、一緒に段階を踏んでやってもらえたのが、すごく良かったです。
「ありがとう」と言われて、営業の見え方が変わった
―― 少し戻りますが、参加する前、営業にはどんなイメージを持っていましたか?
正直、言い回しで人を丸め込んで買わせる仕事だと思っていました。
アンケートにも「騙すような感じ」と書いてしまったくらいです。
――現場に出てからその印象がガラッと変わった瞬間はありましたか?
自分が声をかけて、クローザーに引き継いだお客様が、契約を終えて帰るときに「ありがとう」と言ってくださったときです。
―― お客様のほうから、ですか。
はい。感謝されるとは思っていませんでした。
営業の見え方が、その一言で変わりましたね。
そこで「あ、営業ってこうやって “感謝される職業” なんだ」と、一気にイメージが変わりましたね。
―― ほかにも、見方が変わったポイントはありますか?
営業はコミュ力が高ければいけるもの、と思っていたのが変わりました。
仲良くなってしまえば何とかなる、くらいに考えていたんです。
―― そのイメージ、たしかにありますよね。
でもクローザーを任されてから、大事なのは論理のほうだと気づきました。
「〇〇という理由があるため、自社の商品がお客様の現状に合っていますよね」
と根拠を示せると、契約につながる。
営業は、筋道を立てて納得していただく過程が面白いんです。
話す力ではなく「聞く力」
―― 参加する前と今とで、完全に変わったと思えるところはありますか?
一番伸びたのは、聞く力だと思っています。
コミュ力が上がったわけではないんです。
自分はそんなに喋れるタイプじゃないので。
キャッチをやっていた最初のころは、とにかく自分が喋りたくて、提案しちゃいたくて。
「こういうお客様が来たらこれだ」と一本の道筋を自分の中で思い込んで、お客様が何を言ってもこれで行く、みたいな話し方をしていたんです。
だから、お客様が話そうとした瞬間に遮ってしまうこともあって。
最近はそれがなくなり、お客様の話を最後まで聞くことで、適切な質問ができるようになると気づきました。
―― 聞くことが大事だという発想自体が、まだなかった感じですか?
そうですね。どうしても営業=伝えるために話すという固定概念を持っていたので。
ただ、営業における正解を持っているのはお客様だと気づいたので、今は何が重要なのかをしっかりと聞くことが重要だと思ってます。
野球での体験が、自分の将来を決める手助けになった
――いきがいでのインターンを続ける中で、 自分の強みや方向性は、見えてきましたか?
「自分で考えて動いているときが一番楽しい」ということが明確になりました。
実はその価値観のルーツは、学生時代の野球での経験にあったんです。
中学のクラブチームは親に言われて入ったので、やらされている感覚が強かったんですけど...
―― 高校で何か変わったんですか?
高校の野球部の監督が、「考えて野球をしろ」という人でした。
サインもあまり出さずに、自分たちで考えて判断した結果のミスなら怒らない。
でも何も考えずに投げただけのプレーには、めちゃくちゃ怒る人で。
―― 結果ではなく、自分で考えたかどうかで怒るんですね。
そうなんです。考えてやる野球が、すごく面白くて。そこから、自分で考えて判断して仕事がしたいと思うようになりました。
―― 事前アンケートで「将来は広告業界を目指している」と拝見したのですが、広告業界を志望する理由も今の話に繋がってくるのでしょうか?
そうですね。最初は広告業界って「ひたすらクリエイティブな仕事(感性で作る仕事)」だと思っていたんです。
でも調べていくうちに、実は論理性が重要だと気づきました。
営業の方が「お客様が〇〇という課題を抱えているから、解決策として、△△という最適な広告戦略を打ちましょう」と、筋道を立てて提案している。
論理を組み立てて提案するプロセスは、高校野球のときに面白さを感じた「自分で考えて判断する」という要素に近く、そこに魅力を感じました。
かつての自分と同じ、くすぶっている学生へ
―― 最後に。半年前のK.Yさんと同じように、くすぶっている学生に伝えたいことは?
大学生は「人生の夏休み」と言われるくらいなので、遊ぶのはめちゃくちゃ大事だと思います。
―― 否定はしないんですね。
はい。ただ、メリハリはつけてほしいです。なあなあで過ごして遊ぶ楽しさと、本気で何かをやった上で遊ぶ楽しさは、全然違うので。
インターンでも部活でもアルバイトでもいい。何かひとつ本気で挑戦する学生が、増えたらいいなと思います。
―― いきがいのインターンに参加前の自分に声をかけるとしたら、なんて言いますか?
「一歩踏み出した結果、数字で語れるガクチカが作れて、自信が持てるようになったよ」と言いたいですね。
―― いきがいの良いところを、ひと言でいうと?
たくさんありますが、「学生の挑戦を本気で応援し、挑戦させてくれる環境」ですかね。
いきがいでは、K.Yさんのように
「このままでいいのかな」
と感じている学生の挑戦を、段階を踏んだ研修とサポートで応援しています。
少しでも気になった方は、まずは話を聞きに来てください。