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旅行のタイパを爆上げコンテンツ事業はウェビナーで広まるのか?ネクプロを使った顧客分析と運用体験

第1回 導入相談(担当:尾花社長)

第2回 セットアップ〜オンボーディング(CS担当:金子さん)

第3回 ウェビナー実施と感想、本当に他者と違うのか?

第4回 2回目ウェビナー実施とその成果


営業部 カスタマーサクセス
金子慶彦さん
大学卒業後、経営コンサルティング会社に入社。コンサルティング部隊のリーダーとして、戦略策定から実行支援、独自商品開発などの幅広い業務を経験。その後、SaaS企業に転職してカスタマーサクセスとしてのキャリアをスタート。2023年に株式会社ネクプロに入社。顧客のウェビナー事業を成功に導く伴走型支援を担当している。座右の銘は「必要、必然、ベスト」。



前回の記事では...
ウェビナーサービス『ネクプロ』体験レビューVol.1〜事業立ち上げにおけるウェビナーの可能性とマーケティング価値とは〜』 をお届けしました!ウェビナーという言葉は聞いたことがあるものの、「実際なんなのかわからない」「一般的な配信と何が違うのか」「何がいいのかわからない」という筆者のモヤモヤに関して尾花慎也社長に直球をぶつけました。「ウェビナーっぽい」ことはしているものの使いこなせていない人が多そうだなと感じたのと同時に、予めウェビナーの可能性を整理しておかなければ使いこなせないと感じました。詳しくは以下の記事をご覧ください!

https://www.wantedly.com/companies/company_9123504/post_articles/890243 

さて、今回Vol.2でお届けするのは実際にウェビナーに至るまでのプロセス。私が体験したことをmoreやbetterなども含めてお届けします。Saasということもあり、基本的にはマニュアルなども細かく展開されており、ドキュメントや動画を見れば基本操作は行えるという仕様になっています。一方で、ITやウェビナーに関する知識が浅い私の印象は以下でした。

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ーネクプロのセットアップをする中で感じたことー
<good>
・基本的にマニュアルを読み込めば理解できる難易度
・チャットサービスで話ができる
<more>
・マニュアル動画が多すぎて見切れない
・未経験者には機能の取捨選択が難しい

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尾花社長との話が盛り上がる中、いよいよウェビナーシステムを導入。3つのプラン(ライト・プロフェッショナル・マスター)の中から標準的なプロフェッショナルプランを選択し、本番に向けた実務的な準備に入ります。

今回はウェビナーが初めてという私が導入からウェビナー開催に向けて感じた満足感、課題感をざっくばらんにお話ししていきます。ウェビナーマーケティングとは何か、一般的なマーケティングとは何が違うのかなどネクプロへの転職を目指す上での参考にしてみてください!

いざ、オンボーディング!!

(江間)
本日はよろしくお願い致します!

(金子さん)
お願いします!

【今回の主な要点は】
・契約内容の確認
・導入目的の整理
・利用システムの範囲
・スケジュール
・タスク確認

スライド資料を使った非常に丁寧な説明。何もかもが初めてだったウェビナー開催に向けて、金子さんのゆっくりと話すテンポが自然と安心感を生んでいきました。

(金子さん)
今回初めてウェビナーを開催するということですが、他社のサービスも含めてウェビナーのシステムのご紹介など基本的な部分から説明させていただきます。まずは...

他社のシステムとの違い(他社批判ではなくあくまでそれぞれの特徴として)をスライド資料を使いながら説明してくださり、自分がウェビナーで何を参加者に伝えるのか、どのようにしたら今後につながるのかを想像しながらお話を聞いていました。

(江間)
契約内容に関して、料金プランが少しイメージしづらいのですが。

(金子さん)
前提として、ライト・プロフェッショナル・マスタープランの3種類があります。江間さんはプロフェッショナルプランなので、毎月500ポイント付与されている状況です。ウェビナーの参加者人数と試聴時間に合わせてポイントが消費されていくシステムで、501ポイント以上からは追加料金が必要になります。

(江間)
これらはウェビナー業界では一般的な料金設定なのですか?

(金子さん)
各社様によって若干の違いはありますが、一般的な料金設定だと思います。ちなみにポイントを追加されているお客様は、それだけネクプロをご活用頂いているということになりますので、成果を出されている方が多いです。

(江間)
人数×試聴時間でポイント消費数が決まるとのことですが、もう少し具体的に伺ってもよろしいでしょうか?

(金子さん)
非常にシンプルな料金設定になっています。参加者1人が1時間視聴すると1ポイント消費します。つまりプロフェッショナルプランの500ポイント分は50人が1人10時間ずつ視聴する、100人が5時間ずつ視聴すると消費されるという計算になります。

(江間)
私の場合、小規模なイベントから始まると思うので1ヶ月で500ポイント使い切れる自信がないのですが...

(金子さん)
残念ながら未使用のポイントを翌月に持ち越すことはできません。翌月、新たに500ポイントの状態でスタートします。しかし、前月までに追加ポイントの購入をしていた場合、購入分は引き継ぎができます。

(江間)
この部分は、ウェビナーの頻度や集客見込みに合わせてプランを組んだほうが良さそうですね。

(金子さん)
そうですね。後ほど行いますが、オンボーディングでお客様がどのようなウェビナーを想定しているのか、ウェビナーを通じて何を得たいのかについて目線合わせをさせていただきます。そこでどれくらいのポイントが必要なのかなど見えてくるかもしれませんね。

(江間)
とても助かります。逆にポイントを最大限消費して最大限ネクプロの機能を使ってウェビナーをしていきたいです。ネクプロをオウンドメディアとして使用し、生放送ウェビナーのアーカイブ公開も想定しているのですが、録画コンテンツの視聴も上記のポイント消費を伴うのでしょうか?

(金子さん)
基本的には対象になります。しかし一部対象外もあるため、数ある機能の中でどのように効率よく使っていくかは実際にウェビナーの準備段階で一緒に考えていければと思います。主にライブ配信、擬似ライブ、オンデマンドは対象、ライブラリは対象外という規約になっています。

(江間)
そうなんですね。非常に心強いです。



顧客のウェビナーの成功に導く伴走=ネクプロのカスタマーサクセス

(金子さん)
では、実際にウェビナーのヒアリングをさせていただいてもよろしいでしょうか。

(江間)
よろしくお願い致します。

(金子さん)
今回のウェビナーの目的はどのようなことになるでしょうか。

(江間)
今回は旅行のタイパを爆上げするコンテンツ事業になります。対象は個人旅行者と法人の両方です。立ち上げフェーズなので、まずは旅行をもっと楽しくするコンテンツがあるということを1人でも多くの人に知ってほしいです。最終的にはサブスクリプションや法人向けのコンテンツ販売という形で展開をしようと思っています。

(金子さん)
具体的にはどの顧客のニーズを想定していますか?

(江間)
アフターコロナで行動が自由になった中で、円安により海外旅行のハードルが上がっているという皆さんに、「感動の最大化」の情報を提供したいと考えています。歴史学習を通じてより深く目的地や対象物を理解することで、実物に触れた時の感動が最大化されるのではと考えています。歌舞伎や舞台、博物館や美術館へ出かけても背景知識がなければ単に「きれい」「すごい」で終わってしまいますが、少し勉強をしていくだけで作品に没入できますよね。旅行も同じだと思うんです。深く知ることで、ガイドブックで大きく取り上げられている場所が自分にとってはそこまで魅力的ではないかもしれません。「行ったことがある」という記録作りは限られた時間のロスであると考えると、本当に自分が行きたい場所だけを巡ることができれば無駄がないタイパが高い旅行ができます。タイパが上がれば自ずと旅行の満足度も高まると考えています。

(金子さん)
わかりました!ウェビナーマーケティングにおいて大切なのが『情報の蓄積』なのですが、集客した皆さんの情報をどのように活用する予定でしょうか?

(江間)
LINE公式アカウントを想定しています。

(金子さん)
どうしてLINEを使用しようと考えたのですか?

(江間)
現在、ホームページやウェブサイト、メルマガなども整備できていない中で管理経験のある公式LINEが候補に上がりました。何か他の方法はありますか?

(金子さん)
もし今後ウェブサイトの作成を考えているのであれば、ウェブサイトに求めることの一部をネクプロの自社ページで補うことができるかもしれません。もしネクプロで一元管理ができれば、ウェビナーの情報なども全て確認することができますので、エンタープライズ企業のような大量のデータを扱わなければいけない場合はもちろん、江間さんのような限られた人員でウェビナーマーケティングをしたいという人にも重宝されています。必要であればセールスフォースとの連携もできます。

(江間)
そうなんですね。ウェビナーの開催とその参加者情報からマーケティングするだけでなくWebページの代替にもなってくれるのはとても助かります。

(金子さん)
さらに詳細を詰めていきましょう。

今回、ネクプロのカスタマーサクセス金子さんとのオンボーディングを終えて感じたことは、ウェビナーに関する相談に限らず、クライアントの想いを体現するためにウェビナーの枠組みを超えてプロジェクト全体を一緒に考えて下さっているように感じました。ネクプロの機能を強要されることはなく客観的に考察して下さったため、ネクプロのサービス以外で自分に合ったサービスについてもご説明をいただきました。一方的な押し付け説明ではなく、常に目線合わせをしながら話してくれたため、ITの知識がない人やいわゆるアナログ人間(私は典型的なアナログ人間です、、)でも理解することができました。

説明を受けて今回のプロジェクトの運用方法が見えてきました。


【想定】→【実行】のフェーズに移るための具体的なイメージ、スケジュール感を始め確定事項は以下の通りです。

・ウェビナー開催のためにネクプロ利用
→メディアページとして運用する中の「ウェビナー」という位置付けに

・公式ラインで顧客管理
→ネクプロで一元管理を(将来的に)

・コンテンツサイト(YouTubeなどへの展開)
→ネクプロをオウンドメディアとして利用(HPの制作は保留)

お話を伺ったところによると、顧客特性によって情報を分けることができるので【法人向け・個人向け】や【無料セミナー・有料セミナー】といった分類をし、ウェビナーに来てくれたお客様が求めている内容を提供できるように環境整備ができると感じました。

また0→1段階のため、「顧客ニーズを捉えていく上でも、今回立ち上げる事業への関心をもって下さった皆さんの興味関心を知っていきたい」というニーズに対して、アンケートの設問やキャンペーンの参加状況、視聴時間など様々な分析ができると教えていただきました。

セミナー、ウェビナーは主催者と参加者が一対大人数というイメージがありましたが、ネクプロのシステムはより1対1を「参加者」も「主催者」も感じる機能が満載です。


一方で

ウェビナー開催に伴い、専門スタッフの派遣をお願いしたり企画代行などをしてもらったりするとプラスでコストがかかってきてしまいます。ウェビナーマーケティング会社だからこそマーケティングに便利な機能が満載なため、利用する私たちの知識や技量は問われるような気がします。自社でウェビナーを開催するノウハウを持っている企業であれば、一般的なオンライン会議システムよりはるかに「ウェビナーの数値化」が可能です。

どのような企画で参加者の皆さんに楽しんでもらえるのか、旅行に関する潜在的なニーズに答えることができるのかコンテンツ力が求められます。ウェビナー当日までに、チャットサービスやカスタマーサクセスの皆さんに協力を仰ぎながら頑張ってみます。


(金子さん)
ネクプロではお客様ごとに担当をつけていますので、オンボーディングからウェビナー開催まで一気通貫でサポートします。頑張っていきましょう!今後のウェビナー開催の日程ですが、具体的に決まっていますか?

(江間)
第1回を3週間後に実施したいと思っています。

(金子さん)
集客はどのように実施する予定ですか?

(江間)
各種SNSや別途のセミナーでの告知を想定しています。

(金子さん)
基本的に集客開始から実施までの期間を1ヶ月から1.5ヶ月設けることをおすすめしています。理由は募集期間が長すぎると参加意欲の低下や申し込み自体を忘れてしまうケースがあり、募集期間が短すぎるとスケジュール調整が困難になり参加率が低下してしまう傾向があります。またお困りのことがありましたら気軽にご相談いただければと思います。

オンボーディングの時間は約1時間、その後1時間ほど事業の計画や実際に利用されている企業様の成功例などを教えていただきました。全て数値化できることはウェビナー開催にかかったコストをデータとして残せるという大きなメリットがあります。しかし、私たちが行うウェビナーに対する参加者の皆さんからの評価、感想もデータに表れてしまうと思うと身が引き締まる思いです。

誰でも旅行へは行ける便利な時代になりました。限られた時間とお金を使っていく旅行の満足度を最大限高められているのか。旅行に反省はつきものではありません。一定の満足度はどんな旅行でもあります。綺麗な場所、時代背景を表している建造物、都市を世界史という切り口で紐解く「旅行のタイパを爆上げするウェビナー」の開催をお楽しみに。

〜〜次回はいよいよウェビナー開催、お楽しみに!〜〜







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