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データベース性能編-その2(Data)

今回はデータベースの量について、設計視点とシステム保守視点から少し話したいです。

まず新規システム設計時、データベース各テーブルのData量(時系列に伴う量の変化を含む)の見積もりがされているのが前提です、見積もりない場合、ほぼ最適なSQL文の設計ができないで、システムリリース後、性能改善の作業が出るわけです、その時簡単に片付けるなら良いですが、大きな修正などが発生したら、提供サービス性能劣化、更なるサービス停止になる場合があります。

既存システム機能改修や追加の場合、現行データベースから各テーブルの件数を抽出して、実績件数として利用します、新規追加のテーブルについて、件数見積もりが新規ステム構築時と同様に必要です。

最後システム保守の段階で、開発環境と本番環境のData量を意識しながら、作業すれば無難です、証券系システムを例として、通常本番環境のData量が千万単位、億単位ですが、開発環境は通常百万単位以下で、本番で大量データ操作する場合、事前で開発環境で作ったSQL文でリハサル問題なくを実施したとしても、本番環境で同様なSQLで、結構遅くなるまたは全然動かない場合があります。環境差異を認識しながら、対策しましょう。

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