前例ゼロから名物イベントを生み出すまで
こんにちは。株式会社MIZUTORI スポーツイノベーション事業部、アスリート支援部門責任者の今林開人です。
今回は、昨年11月に実施したイベント「ミズトリオールスターズ」について、振り返ってみようと思います。
このイベントは、スタッフが輝き、会員さんがミズトリをもっと好きになってくれる。そんなイベントを本気でつくりたい、という想いから始まりました。結果として、定員80組に対して100組を超える応募をいただき、想像以上の反響を得ることができました。でも、ここに至るまでの道のりは、決して順風満帆ではありませんでした。
「スタッフが主役の舞台をつくりたい」と思った理由
僕はアスリート支援部門の責任者として、日々スタッフと向き合っています。
ミズトリには、体操を中心に、チアリーディング、新体操、トランポリン、縄跳び、ダブルダッチなど、さまざまな競技のスペシャリストがいます。ただ、日常のレッスンでは、そんな先生たち自身が演技を披露したり挑戦する姿を見せる場はほとんどありませんでした。
「先生たちが輝く場をつくれば、先生も子どもたちも喜んでくれるはず!」
そんな思いから「ミズトリオールスターズ」を企画しました。
イベントではできるだけ多くのスタッフにレベルは関係なく、今できる技を披露してもらいたいと考えていました。競技歴も、得意なことも、今できることも、スタッフ一人ひとり違います。中には「すごい技はできない」「大したことはできない」と、自分を過小評価してしまうスタッフもいました。
でも僕は、技のすごさよりも、挑戦する姿そのものに価値があると思っています。普段、子どもたちに「やってみよう」「挑戦しよう」と伝えている先生たちが、本気でチャレンジする。その姿こそが、子どもたちや保護者の方の心を動かすんじゃないか。そう信じていました。
前例がないからこそ、理解されなかったスタート
正直に言うと、イベントを立ち上げた当初は、周囲の理解を得るのが簡単ではありませんでした。
前例はゼロ。イベントの規模も、熱量も、集客もまったく見えない状態。スタッフは日々の業務で忙しく、その上で演技の練習時間を確保する必要があります。
「本当にやる意味あるの?」
そんな空気を感じる場面も、何度もありました。
それでも僕は、このイベントが必ず価値になると信じていました。背景には、昨年度アスリート支援部門として掲げた「STAY GOLD」というコンセプトがあります。
これは、過去にスポーツをしていた人、今スポーツをしている人、そして今スポーツに関わっているすべての人を“アスリート”と捉え、今この瞬間に全力で向き合う姿こそが、輝き続けることだと定義したものです。
ミズトリオールスターズは、このSTAY GOLDを体現する場にしたい。だからこそ、月1回のオンラインミーティングでも、何度もこのイベントへの想いとコンセプトを伝え続けました。
申し込み開始で得た「本当の確信」
転機になったのは、イベント告知を始めてからです。
開催の約2ヶ月前に募集をスタートすると、想像以上のスピードで申し込みが入りました。数日で何十組もの応募があり、「これはいける」と、初めて数字として手応えを感じました。
最終的には、定員80組に対して100組を超える申し込み数。枠を広げて対応するほどでした。この状況には、代表の水鳥寿思もとても驚いていましたし、何よりスタッフ自身の表情が変わっていったのを覚えています。
「楽しみにしてくれている人が、こんなにいるんだ」
そう実感できたことが、チーム全体のモチベーションを一気に引き上げました。
当日、会場で感じたスポーツの価値
イベント当日。
オープニングアクトで、5名のスタッフが音楽に合わせてこの日のために準備してくれた演技を披露した瞬間、「最高のスタートが切れた」と感じました。その後も、体操、新体操、チア、縄跳び、ダブルダッチと演技が続き、会場は終始、温かい声援と笑顔に包まれていました。
印象的だったのは、技の完成度以上に、挑戦する姿が応援されていたことです。スタッフものびのびと演技をしていて、「やってよかった」と心から思えました。
イベント後のアンケートでは、「ミズトリをもっと好きになった」「いろいろな競技を見られて楽しかった」という声を多くいただきました。あの瞬間、これこそがスポーツの価値なんだと、強く実感しました。
イベント終わりの集合写真
この経験から学んだこと
今回のミズトリオールスターズを通して、一番学んだのは、自分が感じている可能性を、心を乗せて伝えることの大切さです。
前例がない取り組みでも、「誰のためにやるのか」「なぜやるのか」が明確で、そこに本気の想いがあれば、人の気持ちは動く。同じ方向を向き、同じ熱量で取り組むことができる。
そして何より、「来てくれる人が必ず喜ぶ」という視点で企画できたことが、成功の大きな要因だったと思っています。
これから先に向けて
ミズトリオールスターズは、今回で終わりではありません。反省点もたくさんありますし、まだまだ進化できるイベントだと思っています。
だからこそ、第2回、第3回と、より良い形にアップデートしていきたい。そして、イベントという形に限らず、スポーツの価値をこれからも具現化し続けたいと考えています。
スポーツが好きな人。スポーツで人の心を動かしたい人。
もしそんな想いがあるなら、ぜひミズトリで一緒に形にしてほしい。完璧じゃなくていい。挑戦したい気持ちがあれば、それで十分です。
あなたの挑戦が、きっと誰かの背中を押すはずです。
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