今回は、株式会社AisoTopeの「斉藤洵」さんをピックアップ!
飲食業界から全く異なる通信業界へ飛び込んだ斉藤さん。「なぜ転職を決意したのか」「AisoTopeで見つけた新たな可能性」など、たくさんお話聞いちゃいました!
ぜひ、ご一読ください!
▼斉藤 洵(新規事業開発支援) 1994年生まれ、31歳。神奈川県出身・在住。大学時代はバスケ部に所属し、部活中心の生活を送る。卒業後はイタリアンレストランに就職し、ワインの提案や接客、イベント企画まで幅広く経験。9年間勤め上げ、店長としても活躍。しかし、家庭ができたことやコロナ禍での飲食業の厳しさから転職を決意。一時はコールセンター勤務を経て、2年前にAisoTopeへ入社。現在はリクルートをはじめとする大手企業の01(ゼロイチ)新規事業開発支援やタレントプール構築、エンタープライズソリューションのアップセルなどを担当。事業構想段階から立ち上げまでをトータルでサポートする経験を積みながら、新たなキャリアを構築中。趣味は山登り、ヒトカラ、ランニング。
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「どんなに頑張っても評価されにくい環境に限界を感じた」
ー飲食業界での9年間はいかがでしたか?
飲食業界での9年間は本当に濃い時間でした。楽しい時間が4割、必死に走り続ける時間が4割といった感じでしょうか(笑)。イタリアンレストランでワインの提案から接客、店舗イベント企画まで幅広く経験して、最終的には店長も務めました。
お客様の笑顔を直接見られることにやりがいを感じていましたし、飲食の世界は本当に奥が深くて面白かったんです。でも、一方で課題も感じていました。
ー転職を考えるきっかけは何だったんでしょうか?
大きなきっかけは二つありました。一つは家庭ができたこと。もう一つはコロナ禍での飲食業界の状況です。
家族ができて、働き方を見直すようになったんです。店長として成果を出していましたが、どうしても不規則な勤務時間は避けられませんでした。
そして決定打となったのはコロナ禍です。飲食業界全体が苦しむ中で、実績のある自分でもどうにもできない状況に直面しました。「どんなに頑張っても、成果が正当に評価されにくい環境」に限界を感じたんです。
ー飲食店を辞めた後はどうされていたんですか?
家族のために安定した収入と働き方を求めて、一時的にコールセンターに転職しました。夜間勤務で時給も良く、時間の融通も利いたので、その傍ら占いの勉強なども始めていました。
でも心のどこかでは「このままでいいのだろうか」という思いがありましたね。もっとステップアップしたい、正社員として長期的なキャリアを築きたいという気持ちが強くなっていきました。
「若杉さんとの出会いが、新たな道を示してくれた」
ーそんな時にAisoTopeと出会ったんですね。
そうなんです。AisoTopeの若杉さんとの出会いが転機でした。
私のコミュニケーション力を評価してくださったんです。「あなたの経験や人と接する力は、通信事業でも十分活かせる」と言ってもらえて。飲食とは全く異なる業界でしたが、自分の強みを活かせる可能性に心が動きました。
ー全く違う業界への転職、不安はなかったですか?
もちろん不安はありました(笑)。でも、若杉さんが「よくも悪くもまだ整っていない環境だからこそ、自分の力を発揮できる場面がたくさんある」と言ってくれたんです。
それに「通信事業に挑戦したい」という気持ちもありました。自分の市場価値を高めるためにも、新しい分野でのチャレンジは必要だと感じていたんです。
「常に自分をアップデートし続ける環境で、本当のやりがいを見つけた」
「01(ゼロイチ)から事業を創る醍醐味」
ー斉藤さんが今の仕事で特に面白いと感じる点は何ですか?
やはり何もないところから新しい価値を生み出す「01(ゼロイチ)」の経験ができることですね。これは前職では絶対に経験できなかったことです。
「リクルートをはじめとする大手企業の新規事業支援では、事業の本当に0の段階から関わることができるんです。ゼロからイチを生み出す過程に携われるのは本当に貴重な経験だと感じています」
例えば、あるプロジェクトでは事業コンセプトの策定、ターゲット市場の選定まで、文字通り白紙の状態から事業を形作っていくプロセスに参画しました。そのため自分が担当しない部署の開発や資金調達なども肌で感じることができ、なかなかできない経験ができています。
「大企業は豊富なリソースを持っていますが、新規事業となると意思決定の速さや柔軟性が求められます。そこで私たちのような外部パートナーが01の部分を支援することで、大企業の新規事業立ち上げを加速できるんです」
ー01の経験は具体的にどのようなスキルに繋がっていますか?
まず、事業構想力が格段に向上しました。市場ニーズを見極め、それに対してどんな価値を提供できるかを考える機会が多いですから。
「01の経験は、単なる実務スキルだけでなく、経営者視点や事業オーナー視点を養うのに最適です。自分自身が事業を立ち上げる当事者として考え、行動する力が身につきます」
また、不確実性への対応力も鍛えられました。新規事業は未知の領域に挑戦することが多いので、常に仮説を立て、検証し、軌道修正する柔軟さが求められます。
「前職の飲食業では既に確立されたビジネスの中で働いていましたが、今は自分たちで道を切り拓く立場。その責任感と達成感は比べものになりません」
AisoTopeではこうした01の経験を若手のうちから積極的に積ませてもらえるので、自分の市場価値を高める絶好の機会だと感じています。
「具体的な01プロジェクト - 白紙から始まる事業創造」
ー具体的な01プロジェクトの例を教えていただけますか?
最近携わったプロジェクトの一つに、リクルートの新規事業部門と協働した次世代人材プラットフォームの構築があります。これは文字通り白紙の状態から始まった完全な01案件でした。
「事業のコンセプト設計の段階から関わったのですが、最初は『新しい働き方を支援する何か』というアイデアの種だけでした。そこからターゲット顧客の定義、サービス内容の具体化、収益モデルの設計、必要な人材の洗い出しなど、01を目の前で見ることができました。
特に面白かったのは、従来の採用市場では見つからないような特殊なスキルセットを持つ人材を発掘するために、全く新しいアプローチを開発したことです。
このプロジェクトでは、アイデア検証のためのMVP(最小限の実用的な製品)状態から支援しました。小規模なテストマーケティングを通じて顧客の反応を検証し、得られたフィードバックを基にサービス内容を何度も練り直すというまさに創造していく過程のコアにいることができたので、経験という意味でも知見という意味でも成長を感じました。
「01の醍醐味は、自分たちのアイデアや行動が直接事業の成否に関わること。その責任感とやりがいは比べものになりません。特に大企業の新規事業では、従来の枠組みにとらわれない発想と行動力が求められます。私たちは企業内では難しい実験的な取り組みを代行することで、スピード感のある事業立ち上げを実現しているんです」
この経験を通じて、単なる人材紹介ではなく、事業戦略設計から実行までをトータルでサポートする価値を提供できるようになりました。その結果、クライアントからの信頼を得て、他の事業部門からも01案件の相談が来るようになり、ビジネスが横展開していったのは大きな成果でしたね。
「仕事への向き合い方が大きく変わった」
ー仕事をする上で意識していることはありますか?
以前の私は「自分自身のこと」と「周りが何を考えているか」だけで行動していました。でもそこに限界を感じたんです。
今は「誰のためにこの仕事をしているのか」「どう価値を発揮できるのか」を常に意識しています。自分の軸は変わらなくても、視点を変えることで新しい可能性が見えてきたんです。
相手の立場に立って考えることで、より良い結果につながると実感しています。この考え方の変化は、AisoTopeに入って大きく成長できた部分だと思います。
「01経験が育んだ事業思考と将来展望」
ー01の経験は今後のキャリアにどう活かしていきたいですか?
これまでの01経験を通じて培った事業思考を活かし、今後はより大きな視点でビジネスに関わっていきたいと考えています。
「単なる人材エージェントの領域を超えて、クライアントのビジネス成長に直結する価値提供をしていきたいんです。01の現場で学んだ事業構想力や、不確実性の高い状況での意思決定力は、どんなビジネスシーンでも活きる財産になりました」
特に、事業立ち上げ期特有の課題解決力は、これからのキャリアにおける大きな武器になると感じています。リソースが限られた中で最大限の成果を出すために、優先順位を見極め、小さく始めて素早く改善していくアプローチは、あらゆるビジネスシーンで応用できるスキルです。
「将来的には、クライアントの01支援経験を活かして、自分自身も新規事業の立ち上げに挑戦したいという思いがあります。
今はまだ具体的なビジネスプランを語れる段階ではありませんが、クライアントの新規事業立ち上げを数多く経験することで、成功パターンや失敗要因を肌感覚で理解できるようになってきました。この経験値こそが、将来の自分の財産になると確信しています。
「多様なバックグラウンドを持つ人材こそが新たな価値を生む」
ーどんな方と一緒に働きたいですか?
一言でいうと、多様性を大切にしたいですね。自己肯定感が高い低いとかに関わらず、いろんなタイプの人と働きたいと思っています。
「人それぞれに個性があり、その違いを認め合う環境こそが創造性を生み出すと信じています。特にクライアントの新規事業支援においては、多様な視点やアイデアが必要不可欠なんです」
具体的には、以下のような方と一緒に働きたいですね:
- 現在惰性やなんとなくで過ごしていて変化を求めている方 「今の仕事に満足できていない人こそ、新しい環境での可能性が広がるはずです」
- 事業の01経験において不確実性があることでも計画立てて頑張れる方「どんな不透明な中でも諦めず仮説検証を繰り返せるメンタルは大事です」
- 人と向き合うことを大切にし、自分なりの軸を持っている方 「クライアントや候補者との深いコミュニケーションが求められるので、人間理解力が大切です」
完璧な人材を求めているわけではありません。むしろ、自分の弱さや不完全さも認められる、そんな誠実な方と一緒に成長していきたいと思っています。
「私自身も飲食業からの転身で、最初はITやデータ分析の知識がゼロでした。でも、実践を通じて学ぶ姿勢があれば、AisoTopeはそれを応援してくれる環境です」
ーAisoTopeへの応募を考えている方へ、メッセージをお願いします!
私自身、飲食店からの転職で不安もありましたが、勇気を出して一歩踏み出して本当に良かったと思っています。
この記事を読んでくださっている皆さんも、もし少しでもAisoTopeに興味を持ったなら、まずは一度お話ししてみませんか?それが人生を変えるきっかけになるかもしれません。
入社するかしないかはさておき、ぜひお気軽に応募していただき、AisoTopeのメンバーとお話しする機会をもらえたら嬉しいです!
ー斉藤さん、ありがとうございました!
この記事を読んだのも何かの縁。少しでもAisoTopeに興味が出てきた方は、ぜひお気軽に応募ボタンをクリックしてくださいね。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
株式会社AisoTopeでは一緒に働く仲間を募集しています
【募集ポジション】・通信のカスタマーサポートや営業、ライフプランナー ・タレントプール事業の支援・新規事業開発支援・エンタープライズソリューション営業 ・カスタマーサクセス担当
【こんなことをお任せします】 ・大手企業(リクルート等)の新規事業支援 ・専門人材のタレントプール構築と候補者接点の創出 ・toB向けエンタープライズソリューションの提案・通信事業の営業