なにをやっているのか
当社プロダクトは20年前に日本で誕生しましたが、アジアを中心に国外での実績が多いです。
特にユニクロやアディダス、ラコステといったアパレルに採用されています。
もう少し具体的に言うと、販売と物流の間をつなぐシステムで、より合理的、効率的な物流を可能にする製品、という感じです。
海外は日本よりも国土が広く、首都圏から離れると店舗までの距離が数10キロ単位なんていうことは当たり前で、結果日本よりもECが浸透しています。そういう背景から海外でのニーズが先行したのではないかと思います。
日本も事情は少し異なりますが、コロナの影響もあり自宅にいながら商品を購入することは以前よりもスタンダードになりつつあると感じます。
昨年から日本法人は20年の沈黙を破って営業を開始した、という段階です。
おかげさまで特に営業活動をしていなくても、多くの引き合いをいただき受注は順調すぎるぐらいに順調です。
なぜやるのか
国内の物流は多くの課題を抱えています。その中でも特に顕著なのは人材不足です。大手ECサイトでは、日に数100万点が取引され、それを運送会社は倉庫に取りに行って、個人宅へ届けています。
これらは取引が多くなるほど、当然により多くの人員が必要になるものです。ですが、本当に現在これらが合理的、効率的に行われているかというと、そうではありません。
例えばあなたがとあるECサイトで3点の品物を購入したとします。これらの販売元はそれぞれに違います。それを別々の運送会社が別々に回収し、別々に届けていたとしたらどうでしょう?
非常に無駄が多いと思いませんか。
これを解決するために、ECサイトは大きな倉庫を持ち、そこに各社から事前に商品を在庫として持ち、それをまとめて回収し、届けられるようにしています。でもこれですべてが解決するわけではありません。
それらの倉庫は日本各地にあります。できるだけ早く届けるためには、より近い倉庫から運ぶべきです。ですが、そこに在庫がなければ、複数の倉庫を回らなければならないかもしれません。
また、一つ一つの製品は小さいので、まとめて一つの段ボールに入れたほうが合理的ですが、いくつかに分けて届いた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
まだまだ課題を挙げればきりはありません。
これらの課題を解決することができれば、企業はそこに割く人員、コストを軽減できます。
日本に限って言えば、少子高齢化、労働人口はどんどん減っていっています。世界と戦うためにも、仕組みで変えられるものは変え、より生産性の高い領域に人材を回さなければなりません。
そういう意味で、私たちは日本の企業により効率的な仕組みを提供し、産業の発展に寄与していると考えています。
どうやっているのか
■私たちが目指すのは「若い人材が長く快適に働ける会社」であること
短期的な成果よりも長期的な成長を優先する会社でありたいと思っています。
社会は徐々に、個人が企業に頼っていた時代を終え、個人が企業を使ってキャリアを作る時代になって来ていると感じます。つまり昔よりも企業に帰属することの意義が薄れてきていると思います。
だからこそ、組織として会社として、所属している社員に何を返していくのかが問われている気がします。それは給与だけではなく、仕事だけでもなく、失敗できるセイフティーネットであったり、自分のままでいられる安心感であったり、心地よい空間ではないかと思います。
■気持ちの良い人と気持ちよく良い仕事をする
職務上のコンフリクトは必要です。しかし、それが個人の意見を封じるようでは無意味です。社員が勝達と意見を述べられる安心感のある職場は、減ってきている気がします。下の意見に耳を貸さない上司、感情に任せて論理的に議論ができない同僚。無用で稚拙ないさかいは、何も生みだしません。私たちは良い仕事をするために、どんな人間なのか、を重視したいと思っています。
■ライフステージに合わせた働き方を互いに尊重する
どの企業も女性の活躍を謳いはしますが、実のところは男性的に働ける女性が活躍している企業ばかりに感じます。フェミニズムに偏りすぎるのは、一方で男性に対しても差別的です。男女性別にかかわらず、家庭やそれぞれの事情をお互いに尊重しあえる環境を作りたいと思っています。
■学び、成長することが自然とできる人
言っていることは優しいですが、実際にはかなり厳しい要求をしています。これらを実現するためには、常に効率を上げ続ける、生産性を高め続けることが必要条件です。企業内では役割やポジションによって働き方が異なります。ライフステージに合わせて働き方を変えるということは、役割やポジションが変わることとほぼ同義です。重要な役割ができる人は、それほど重要でない仕事もできるでしょう。しかし逆は難しいです。これができると組織であることが最大のメリットを生み出すと思います。自分の状況によって役割やポジション、働き方を変えられる。そんな企業が理想です。