IT業界で働いていると、
一度はこんな言葉を聞いたことがあるかもしれません。
「SESはやめとけ」
実際、
SNSやエンジニアコミュニティでもSESについては様々な議論があります。
しかし一方で、
日本のIT業界ではSESという働き方が広く存在しているのも事実です。
実際、日本のIT産業は
- SIer
- パートナー企業
- SES企業
といった構造で成り立っています。
私自身、
SES企業を経営する中でこの業界の構造を間近で見てきました。
今回は
経営者として見えたIT業界の構造
について書いてみたいと思います。
闇① 多重下請け構造
日本のIT業界では
元請け企業
↓
一次請け
↓
二次請け
↓
SES企業
という構造になることがあります。
これは特に
- 金融
- 公共
- 通信
といった大規模システムで多く見られます。
こうしたプロジェクトでは
数百人〜数千人
のエンジニアが関わることもあります。
そのため、複数の企業が関わる構造が生まれます。
闇② 単価と給与のギャップ
SESでは
案件単価
という概念があります。
例えば、
クライアントが月70万円でエンジニアを発注するケースもあります。
しかしエンジニアの給与は、
その金額と完全に一致するわけではありません。
企業には
- 社会保険
- 営業コスト
- 採用コスト
などの経費があるためです。
ただし会社によっては
単価が完全にブラックボックス
になっていることもあります。
これがエンジニアの不信感につながることもあります。
闇③ キャリアが設計されない
SES業界では、
案件が変わることで仕事内容が大きく変わることがあります。
そのため
- テストばかり
- 運用ばかり
といったキャリアになってしまうケースもあります。
エンジニアのスキルは
プロジェクト経験
で大きく変わります。
しかし会社によっては
キャリア設計がほとんどない
ケースもあります。
ではSESは悪いのか?
SESはネガティブに語られることもあります。
しかし実際には
- 人材不足を補う
- 大規模プロジェクトを回す
という役割もあります。
実際、日本では
2030年までに最大79万人のIT人材が不足する
と予測されています。
そのためSESという仕組み自体が
完全になくなる可能性は低いと言われています。
本当の問題は構造ではない
SESの問題としてよく言われるのは
- 多重下請け
- 単価
- 給与
などですが、
本当の問題は
エンジニアのキャリアが見えないこと
だと思っています。
例えば
- 案件情報が見えない
- キャリア説明がない
- 技術成長の視点がない
といった環境では
エンジニアは将来を描きにくくなります。
Codenceが大切にしていること
私たちはSES企業として、
エンジニアのキャリアを大切にしています。
そのため
- 案件情報の共有
- キャリア面談
- 技術成長の視点
を重視しています。
SES業界は
会社によって環境が大きく変わる業界です。
最後に
もし今
- Java開発をやりたい
- 技術力を伸ばしたい
- キャリアを考えたい
そんなことを考えている方がいれば
ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう。
転職前提ではなくても大丈夫です。
エンジニアとしてのキャリアについて
一緒に考えられたら嬉しいです。